co.que@自分を大切にするための薬膳的思想

自分を後回しにしてしまう私が、自分を大切にし周りも大切にできる人になりたいと薬膳を学び…

co.que@自分を大切にするための薬膳的思想

自分を後回しにしてしまう私が、自分を大切にし周りも大切にできる人になりたいと薬膳を学び資格を取得。 中医学&薬膳は「自分を大切にして暮らす知識」です。 小さな知識を少しずつ暮らしに活かしていくといつのまにか自分を大切に扱えるようになっている。 そんな薬膳の知識をお伝えします!

最近の記事

気を使いすぎてる?!

朝パワーチャージ満タンで、今日もハッピーで過ごそう〜と 元気よくスタートしたのに 仕事で打ち合わせをしたり、友人と話を聞きすぎてしまったうと ぐったりしてしまうことないですか? 自分の「気の量」を意識しみては?! 以前の私は、外へ出て人と話すと疲れやすく 毎日人に会うことが正直しんどいなと感じていました。 どんなけ疲れやすいねんっ!と 他の人と違うことに戸惑いながら 老化?と片付けるには悔しくて 何が違うのか周りの人を観察して違いを探したこともあります。 持っている「

    • 春最後の二四節気「穀雨」

      二四節気では4月19日(金)から5月4日(土)までの期間を穀雨と言います。 6番目の節気で暦の上では晩春になります。(季節が変わるのは早いですね) 自然界の気は「生:発芽する」から「長:成長する」へ変化し、自然界では成長するフェーズに入ってきます。 4月に入り、気温も徐々に上がり、夏に向かって陽気は強く上がっていきます。 自然界では、木の芽が芽吹いて新緑がとてもきれいな時期になってきました。 穀雨ということばの由来は、「雨生百穀(うりゅうひゃっこく)」"春雨が百穀を生む"

      • お釈迦さまの誕生日に飲む「甘茶」

        今日散歩の途中に、偶然に「花まつり」に出会いました。 花まつりとは、お釈迦さまの誕生日をお祝いする行事だそうです。 「甘茶」を振る舞われ、距離を歩いていたので、なんだかホッと一息つかせていただきました。 寺院では、誕生仏さまに甘茶をかけるということで 私も初めて体験しました。 「甘茶」とは、日本の生薬です。 花が紫陽花ににているのですが、ユキノシタ科の「アマチャ」という木の葉を蒸した後、乾燥させて煎じたお茶です。 砂糖をいれなくても甘味が強く、苦い漢方薬を飲む際に飲みやす

        • 清明(せいめい)

          24節気でいうと春:清明のこの時期は、桜が咲いたり花があちらこちらで咲いているのをみるだけでも楽しい時期ですね。 24節気を見ると自然の移ろいがとても細やかに表現されていて、日々の慌しさからほんの少し意識を外すことができます。 <春> 立春(りっしゅん) 2月4日~18日ごろ 雨水(うすい)   2月19日~3月4日ごろ 啓蟄(けいちつ)  3月5日~19日ごろ 春分(しゅんぶん) 3月20日~4月3日ごろ 清明(せいめい)  4月4日~18日ごろ 穀雨(こくう)   4

          弛めるお茶。

          気持ちがカチカチになっている時、ほんの少しその場所から離れて いっぱいのお茶を飲んで、心と体を弛めてみませんか? <今日のお茶> ジャスミンと菊花と枸杞。 見た目にも可愛いのでテンションが上がります。 ジャスミンの爽やかな香りで、体の中の気が動きます。 そして菊花は体の熱を覚まします。 日頃パソコンの前で目を酷使しているので、菊花は欠かせません。 枸杞はとても優秀な生薬ですが、今回は差し色で使いました(笑) 春本番になり、香りの良いものを体が欲しがっているようです。

          「春」は陰陽転化の時期

          四月に入り春らしい気温になりました。 冬の間「陰の気 (冷たく重たい気)」が旺盛だったのが、「陽の気(温かく軽い気)」が徐々に増えてきて、陰と陽が入れ替わる時期です。 春は陰陽転化の時期です。春分の日に陰と陽が均衡が保たれ陰と陽が入れ替わると言われています。徐々にゆったりと気が入れ替わっている感じです。 厚手のコートを脱ぎ始めるこの季節について書いていきたいと思います。 体の中では何が起こってる? 1. 毛穴の開閉 体の中では、冬の間は、毛穴をギュッと閉めて体温を

          食う、寝る、出す。

          雨が続いているこの頃ですね。 いつもは中医学よりの話題をしているのですが、今日は少し広義なお話しです。 今回は「食う、寝る、出す」について。 人は「食う、寝る、出す」ができればそれで良い。 人の体は、同じように見えて、常に入れ替わりながら体を保っています。 そしてとっても簡単に体を説明すると、私たちの体は「ちくわ」の形をしています。 なぜかというと、口から肛門までは空洞でできていますよね。 (ちくわの穴よりはかなり細いですが) っておかなしな表現ですよね。 シンプルに

          「気」ってなあに?

          中医学を学ぶときに、出てくる「気」という存在。見えないものだけに、捉えづらくなんだか怪しい感じ?さえする言葉と感じる人もいるかもしれません。 中医学においては「気」という概念は、とても重要な位置付けにあります。 自然界を構成する最も原始的な物質で、気の運動・変化によって自然界のすべてのものが誕生して存在すると考えられています。 量子力学で解明されていたはるか昔に理解されていたというのも凄いことですね。 中医学では、『気=エネルギー』で自然界のすべての物・現象を作り出すもの

          「啓蟄」

          <二十四節気 3月5日〜3月19日頃> 冬眠していた虫たちが、陽気に誘われて土から顔を出す目覚めの季節です。 一雨ごとに春になります。季節の変化を感じやすい時期です。 「啓蟄」 ・蟄虫啓戸「すごもりむしとをひらく」3月5日〜3月9日頃 ・桃始笑「ももはじめてさく」ももはじめてさく」3月10日〜3月14日頃 ・菜虫化蝶「なむしちょうとなる」3月15日〜3月19日頃 季節の小さな移ろい 毎日過ごす生活で季節の移ろいを感じることはとても豊かな時間です。 今朝キッチンに入り込む

          霜焼けと甘いもの。

          先日霜焼けに悩まれている方とお会いしました。 小さな頃から冷え性で低体温気味。手を見ると、霜焼けの特徴の赤く乾燥し赤ぎれしていました。小さなお子さんがいらっしゃるため、お子さん最優先でとても優しそうな方でした。 彼女はパティシエさんで甘いものが大好きで、料理よりもケーキ作りが好き。若い頃はケーキの食べ歩きが趣味。 冷え➕甘さの関係 体の冷えはどこから来るのでしょう。 外気が冷たいと、当然体も冷えます。また食事や飲み物を入れる時に冷たいものを飲むと当然体は冷えます。 そして

          24節気「雨水」

          こんにちは。大阪は雨模様の週です。 今日は春の節気について書いていきたいと思います。節気を知ることで、自然界の動きを知り、自然に寄り添い自然に合わせた養生をし、、予防や対策を前もって考えられます。 優しい気持ちで、読んでいただけば嬉しいです。 24節気について 季節の変化を表した24節気は、太陽暦で世界中で使われている暦です。太陽が地球の周りを一周するのにかかる時間を1年として、四季に分け(春夏秋冬:4等分)して、さらにそれぞれを6つに分ける季節を表す暦です。 中国の戦国

          春の訪れ「ゆらぐ体」

          こんにちは。ここのところ春の陽気で温かいなと思ったら、寒の戻りで寒くなったりと、徐々に春本番へ向かっているこのごろですね。 冬から春にかけての体の変化 冬の寒さでぎゅーっと縮こまった体の状態から、温かい風を感じ始めると、体は徐々に緩んできます。筋肉も骨盤も頭も体のあちらこちらで緩んできます。(温かいお風呂に入った時、体の力がスーッと抜けていく感じが体感しやすいかもしれませんね。)ふーーっといった感じがゆっくり起こっています。 体が緩むとどうなるの? 「体が緩む」状態をイ

          「生きなこ」 

          余りがちなきな粉を使った「おやつ」 きな粉は、私の中で余る食材の一つで、たくさん使えて美味しいおやつがつくれないかなあと探していました。 きな粉は大豆の粉で、手軽にタンパク質を摂れる優れた食材です。 基本は「名脇役」な使い方をされることが多く、家でも余ってしまうのが悩みでした。 インスタで出会ったレシピ そんな時にインスタグラムで見つけた「生きなこ」。 きな粉ときび砂糖と豆乳でできる簡単おやつ。 ・きなこをメインとして使える ・簡単に作れる 求めていた「おやつ

          立春の2月にはニラでデトックス

          今晩は。立春が過ぎ寒暖差が激しいですが、少しずつ温かいなと感じる時間がでてきましたね。 私たちの体は、気候の変化に合わせて、冬眠状態で固まっていた身体が、春の暖かい春風を感じると、体の中の気が生長し(生まれ育つこと)、緩んで膨らんできます。春は冬に溜め込んだエネルギーを出しデトックスする時期でもあります。 春は「肝」の機能が活発に 中医学では、春は「肝」の機能が活発になる季節で、自然界では木々が春風を感じ新芽が芽吹き、育っていく「発生」の季節。冬眠していた動物たちも動き出

          立春の2月にはニラでデトックス

          毎日変化しつづける 「陰陽」

          1月に入り寒さが一段進んだ感じがするこの頃です。一年の中で最も寒い時期の 「大寒」。字を見るだけでも寒さが厳しそうなイメージを持ちますよね。 陰陽の陰(冷え・寒さ、下に下がる、収斂などの特徴)が盛んな時期です。 陰陽は、日常のあらゆるところにありますが、外の環境だけではなく、私たちの体の中にも陰陽のバランスがあります。 そこで今回は、自分の体の陰陽をどのように捉えるのか、今日はそんな話題で少し書いていきたいと思います。 外の環境の陰陽と自分の体(家)の陰陽 <私たちの環

          体調不良とのお付き合い

          先日友人がコロナで熱を出したとLINEが入ってきました。 普段元気な彼女のラインはどこか弱々しく感じ心配になり、ほんの少しお見舞いを持って出かけた。距離を取った状態で彼女の顔を見ると、思ったより元気そうで安心して家に帰ることができました。 知識に頼りすぎていないか? 薬膳や中医学を学ぶと、どうしてもその知識に沿って行動したくなります。 以前、自分が体調不良になり、こんなもの食べたい!と思っていても家族に食事を作れる人がいなければ、お惣菜屋さんの力になり、私はこの味じゃない