見出し画像

霜焼けと甘いもの。

先日霜焼けに悩まれている方とお会いしました。
小さな頃から冷え性で低体温気味。手を見ると、霜焼けの特徴の赤く乾燥し赤ぎれしていました。小さなお子さんがいらっしゃるため、お子さん最優先でとても優しそうな方でした。
彼女はパティシエさんで甘いものが大好きで、料理よりもケーキ作りが好き。若い頃はケーキの食べ歩きが趣味。




冷え➕甘さの関係

体の冷えはどこから来るのでしょう。
外気が冷たいと、当然体も冷えます。また食事や飲み物を入れる時に冷たいものを飲むと当然体は冷えます。
そして体の中のエネルギー(熱)を作れないと、エネルギー(熱)をそもそも運べず冷えてしまいます。

次に、体が冷たい状態で、甘いものが入ると体はどうなるのでしょう?
甘味は水分とくっつく作用(吸水作用)で、ドロっとしたものになります。
粘度が高くなると、動きづらくなりますね。水分も血もどろっとしてしまいます。


体を温め(温経散寒法)、血を巡らせる(「活血化瘀法」)

このような場合は、まずは体を温める工夫が必要です。
足と言われる部位を温めるような服装をしたり、適切なインナーや腹巻きをして
「冷え」から身を守ることが大切です。

食生活面では、体を温める食材を摂るように心がけます。
日本では今一年中同じような食材が出回るため、冬なのに体を冷やしてしまう食材を食べてしまうことがあります。
例えば、お刺身やフルーツ。特にフルーツは南国で栽培されることが多く体をひやすものが多いのが特徴です。
おすすめは、体を温める食材(スパイスや生姜、ネギ、茗荷やニラなど)を意識して取り入れたり、温かい飲み物を飲むこともおすすめです。

養生面では、締め付けの強い服装から、少し余裕のある服装を意識したり、お風呂にゆっくり浸かること、マッサージやストレッチで動かす時間を取ってみると、少しずつ改善してきます。



ひどい場合は早めに病院へ行くことも大切

病院嫌いの方もいるかと思いますが、自分で対処できる度合いというものがあります。不快を取り除くために適切なお薬や処置も必要枠です。
色々な知識をうまく使いながら、自分の体のバランスをとってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?