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【読書ノート】♯02|失敗しても大丈夫!何度だって立ち上がれるよ『悩みの多い30歳へ。』

こんにちは!やくしまです。今日は読書ノートを書いていきます。

読書ノートとは

「読み返したい本」「こころにとどめたい言葉」をあとから見返せるようにnoteに記録していきます。私的メモですが、だれかのお役にたてたら嬉しいです。

やさしい本だったよ!



読んだ本:『悩みの多い30歳へ。』


『悩みの多い30歳へ。』
世界最高の人材たちと働きながら学んだ
自分らしく成功する思考法 
キム・ウンジュ(著)/ 藤田麗子(訳)



読んだきっかけ/こんな時に読みたい


わたしが読んだきっかけはキャリアコーチとして活動している方がおすすめしていたから。2023年夏、33歳の時にポチッとしました。

もうすぐ買ってから1年経とうとしていますが、手元に置いてたびたび読み返したい1冊です。やさしく背中を押してくれる1冊。著者も女性なので、アラサー女子には特におすすめしたい。

前にご紹介した『移動する人はうまくいく』も考え方としてはおすすめだけど、著者が男性だからか少しマッチョで読むのにエネルギーが要る。この本は繰り返し繰り返し、読みたくなるよ。


本の概要:やさしく背中を押してくれる1冊


30歳になると思い悩むことがふえるけれど、失敗を恐れずにやってみよう。

筆者はいわゆる「すごい人」だけど、わたしたちと同じように悩んだり落ち込んだり失敗したり、そういう意味では「ふつうの人」。まっとうに乗り越えてきた人の言葉だからこそ励まされる。

弱気で臆病。だから私は、Googleのリーダーになれた。

帯より

本の帯、目次を見ればだいたい内容はわかると思う。ざっと見てもらって「今の自分に必要なヒントがありそう」と感じたら読んでみてほしい。下記は帯から一部抜粋。

30歳から知っておいて欲しいこと:
■人間関係で可能なのは自分をコントロールすることだけ
■失敗の機会がない経験が一番危険
■理想の職業=淡々とこなせる60%、やりたくない30%、おもしろさ10%
■直感は侮ってはいけない
■会社にすべてを捧げてはいけない
■心をだまさないで自由に

帯より一部改訂・抜粋


心に残った言葉メモ


■とりあえず飛び込めば、何とかする力が身につく
■チャンスはいつも準備ができていないときに訪れる
■短く悩んで、素早く行動
■「失敗したくない」は「挑戦したくない」と同じ

目次より

「海外で経験を積みたいのですが、どうすべきでしょうか?」
(中略)
「どの学校でもいいので、まずは出願してみてください。行くか行かないか悩むのは合格してから。今、みなさんにはその選択権がありません。今あるオプションは、願書を出すこと、そして、結果を待つことだけです」

p63より

自分にできることについて悩もう。自分に決定権がないことではなく、できることから始めればいい。そして、決定権が与えられたときに選択すればいい。やってみたうえで選択しないのと、やっていないから選択できないのは、天と地の差だ。短く悩んで、素早く行動。まずはやってみよう。何が起こるにせよ、考えるのはそれが起こってからでも遅くないよ。

p65より

失敗を前提に考えよう
エナと話すなかで、私は彼女との大きな違いを発見した。私は失敗することを前提としているが、エナは失敗しないことが大前提だった。失敗は誰にとってもつらい経験だ。でも、失敗を覚悟しておけば当然の結果としてとらえることができ、再度挑戦する力が湧いてくる。

p72より

複数のボールをあちこちに向かって投げることも大切だ。決まった場所だけに投げていると、戻ってくる確率が下がる。大学院を受験し、新しい会社の面接を受けて、個人メディアを始めてもいい。

p70

・分不相応な悩みをしない。いまできることをやる。
たとえば留学するかしないかを決めるのは入学許可証をもらった後でも遅くないのに、99%が今、入学許可証を手にしているかのように悩む。何年も悩んでいるわりに実際に行動を起こしたことがあるという人は多くない。

ほか「会社員としてのあり方」「英語の勉強法」「転職活動」なども書かれているので、キャリアに悩むアラサー女子におすすめしたい(わたしはフリーランスという働き方を選んだのでピックアップが偏ってます!)


感想や個人体験の振り返り


・失敗を恐れるな!「誰にもわからない未来のことについて」失敗したくない/正解を選びたい気持ちが出る癖をやわらげるために、繰り返し読み返したい。特に「計画ばかり立てて実行できないなら」の章は読み返して、かろやかに動けるようになろう。

・心の整理整頓と家の片付けの手順は同じ:
まずは分類。「とっておくもの」と「捨てるもの」、そして「避けるべきもの」を分けていく。

たしかにクローゼットの整理もまず「とっておく/捨てる」の分類をいちばん先にやるとスッキリする。必要なもの・好きなもの・ここちよいものだけが残せるよう、まずは「捨てる・やらない/大切・やるべき」を明らかにする作業を習慣にしよう。

・仕事のおもしろさ10%って結構多い!という発見:
著者は「(1週間に40時間働くとして)1週間に4時間も本気で仕事がおもしろいと感じられるなら素晴らしい」と言っている。たしかに4時間もあったら素晴らしい!

大学の教授(J.W.トンプソンでCDをやっていた人でわたしが広告業界に入るきっかけとなった人)も「仕事は9割苦しいもの。1割たのしければいい」と言っていた。
わたしはかつてこれを「ほんの一瞬の喜びのために、ほとんどの時間を歯を食いしばって耐える」と誤解していた。「1割たのしい」を目指そう!

・装丁が素敵。表紙の肌ざわりが気持ちよくてすき。

手元に置いておきたい、やさしく前を見させてくれる本だよ!



■読んだ本:

『悩みの多い30歳へ。』
世界最高の人材たちと働きながら学んだ
自分らしく成功する思考法
キム・ウンジュ(著)/ 藤田麗子(訳)

書いた人:やくしま
1990年生まれ。クリエイティブ業界で働く企画職。体力なし子につき、コロナ禍をきっかけにフルリモートに移行。勤務先企業の事業縮小を機に思いがけずフリーランスの道へ。在宅ワーカーやフリーランスの働き方アレコレを発信しています。

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