マガジンのカバー画像

2024日記

31
運営しているクリエイター

2024年2月の記事一覧

2/28分包機、血圧日内変動、降圧剤、極量

散剤の一包化に携わり、教わった。今回行ったのは咳•鼻水の薬の予製で、ジヒドロコデインリン酸、エフェドリン、クロルフェニラミン、酸化マグネシウムの散剤を一包化した。大まかな手順は、①Vマスの清掃 ②Vマスの分包数ゲージを合わせる ③電子天秤を用いて薬剤を規定量正確に量り取る ④量った薬剤をVマスにに移す ④Vマス内でヘラを用いて薬剤を均等に均す ⑤剤形、紙幅等セットし、スタートで一包化 といった調剤

もっとみる

2/27降圧剤全般。

今日は、高血圧治療薬について学んだ。降圧剤の第一選択薬はCa拮抗薬、ACE阻害薬、ARB、利尿薬、β遮断薬およびα遮断薬である。処方箋を見ていると、初日から通してCa拮抗薬(特にアムロジピン)はよく出る薬だと感じた。Ca拮抗薬は各種降圧薬の中で降圧効果が最も強力であり、かつ副作用が少なく、合併症の有無に関わらず他の降圧薬と併用しやすいため多くの症例で第一選択薬として用いられている。血管拡張作用があ

もっとみる

2/26、スタチン合剤

今日は、ロスーゼットLD錠 1Tとアムロジピン2.5mg 2T 分2を処方された患者さんの服薬指導をした。ロスーゼットはロスバスタチン 2.5mgとエゼチミブ 10mgの合剤であり、原則としてエゼチミブ 10mg及びロスバスタチン 2.5mgを併用している場合、もしくはロスバスタチン 2.5mgで効果不十分な場合にロスーゼットLD錠が適応となることを教わった。この患者さんはロスーゼット(ロスバスタ

もっとみる

2/21、AchE阻害、NMDA増量、学校薬剤師

今日は認知症治療薬について教わった。現在、認知症治療薬にはアセチルコリンエステラーゼ(AchE)阻害薬とNMDA受容体拮抗薬の2種類がある。AchE阻害薬はAchの分解酵素を阻害することで脳の神経伝達を活性化する。NMDA受容体拮抗薬はグルタミン酸と拮抗してグルタミン酸がNMDA受容体に結合するのを阻害することで、神経伝達を整えたり、神経細胞を保護する。両者の大きな違いとして、前者は服用すると興奮

もっとみる

2/20スタチン、フィブラート変更薬切り替時期

今日は高脂血症治療薬について教わった。脂質異常の治療薬としして代表的なものにスタチン系やフィブラート系薬剤がある。スタチン系はHMG-CoA還元酵素を阻害することで肝臓でのコレステロールの合成を抑え、フィブラート系はPPAR(ペルオキシソーム増殖剤活性化レセプター)αに結合して、活性化することで肝臓でのコレステロール合成阻害及び血中のLPL合成促進により、血液中のLDLやTGを低下させ、HDLを増

もっとみる

2/19初日、アルロイドG

今日は、①服薬指導の主な流れ、②薬歴作成について、③一包化の確認、④胃カメラ後の服薬指導について学んだ。

①主な流れとしては、呼び入れ→薬の数、物の確認(裏表見せる)→飲むタイミングなど指導、確認→体調変化(血圧変わってないですね等のclosedな質問で当てに行くのもアリ)→服薬状況(残数確認)で服薬指導していた。服薬指導の際のポイントとしては、処方箋、藥袋、説明文書(写真)の3つを見比べて確認

もっとみる

2/22、高血小板薬、抗凝固薬

今日は、指導薬剤師の服薬指導を隣で見させてもらいつつ、いくつかdo処方の服薬指導を行った。ある患者さんは、7種類の薬剤が処方されており、高脂血症治療薬(2)、高血圧治療薬(1)、糖尿病治療薬(2)、抗血小板薬(2)が含まれていた。現場では、1人の患者さんに対して1つの疾患ではなく複数の疾患が入り混じった方が多いため、薬剤師は、処方箋の薬剤名や用量から患者さんがどんな疾患を持っていて、現在どのような

もっとみる