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2021年ついにnoteスタート。 note元年の今年は、7年ぶりにJ1の舞台に戻って…

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2021年ついにnoteスタート。 note元年の今年は、7年ぶりにJ1の舞台に戻ってきた徳島ヴォルティスについて、綴ろうと思います。 『無理のない継続で、少しだけでも力をつけよう』をテーマに、気軽にやっていきます。

最近の記事

渦巻く期待

その陣容が変わろうとも、確固たるスタイルを突き進む徳島ヴォルティス。 スペインサッカーを根付かせるために、リカルド、ポヤトス、そして2023年ラバインへとバトンがつながれた。 変わらぬ志がある強化部。それに魅力を感じて集まってくる選手たちも多いはずだ。 新監督がどこまでやれるか。そういった不安は少なからずある。ただポヤトス体制1年目と比べると、そうでもないような気がする。 なぜか。その要素は少なくない。 パッと思いつくものでも、4つはある。 ひとつは、合流のタイミング。

    • 諦めない佐藤晃大

      ポヤトス監督の選手交代には納得いっていない。今シーズンことごとく裏目に出ている。 勝ち点をいくつ取りこぼしたかわからないほどだ。 佐藤晃大の起用も、納得いくものではない。 もはやピークは過ぎているし、若手にその椅子を渡して欲しい、とすら思っている。 今節を迎えるまでは。 ファジアーノ岡山との一戦。プレーオフ進出には、勝ち点3が必要なゲーム。 後半開始早々、藤尾のゴールで先制し、試合を優位に進めていく。 そして、後半30分あたりに、佐藤晃大は投入される。何で?と思う交代

      • 徳島のためのチームであるために

        もはや限界に達したのではないのだろうか。 相手チームに合わせて、いい試合を展開する力だけは、一流に近いのかもしれない。 ただ後半であっさりと修正を加えられると、あっさりと流れを変えられる。 そこで後手にまわるような選手交代を行い、同点に追いつかれる。 勝てるチームでもなければ、おもしろいサッカーをするチームでもなくなってしまった。 原因はポヤトス監督以外に、考えられるのだろうか。 それでも解任をしないフロント陣は、何を考えているのだろうか。 徳島ヴォルティスは、きっと

        • トンネルは、どこまで続くのか

          勝ち点を、本当にひとつずつ積み上げている。 先制して、中盤のバランスをいじり、同点に追いつかれる。 もはや、引き分け癖がついてしまっている。 選手には、そんな思いはないのだろうけど、ここを抜け出すキッカケを、誰が見つけるのだろうか。 そのキッカケを手繰り寄せると思っていた渡井がポルトガルに旅立ってしまった。 そんな今、徳島を盛り上げられるのは、同じ静岡学園出身の玄理吾しかいない。 スタメンで名を連ね、期待感あるプレーの数々を魅せてくれている。 何度も訪れる、暗い暗い引き分け

        渦巻く期待

          動く以外ない

          「この舞台にいるべきではない」 「1年でJ1昇格」 もはや戯言に過ぎない。 こんなことを語るべきチームではなかった。 フロントも、監督も、選手も。 そして、フロントは、監督は、J1昇格をあきらめているはずだ。 選手たちは、このチームに見切りをつけ始めているはずだ。 もう、そんなことを思わずにはいられない、試合内容ばかり。 ロングボールに対して飛ばないフォワード陣。前線にいこうとしているディフェンス陣を片目に、ボールを後ろに戻す中盤陣。後ろでボール保持率だけを上げようとす

          動く以外ない

          誤算はどこか

          前節の快勝は、過去のこと。 まだまだ、J1への道のりは険しい。 ただ今節もいい流れで始まった。 その流れを作り出していたのは、 紛れもなく渡井だった。 いいパスも、いいドリブルも、 すべてにおいて群を抜いているように思えた。 しかし、この流れは前半で失う。 渡井の負傷交代。 今日の渡井を、最近の渡井を、補えるほど、 徳島には渡井と張りあえる選手は、 残念ながらいない。誤算だった。 それでも後半開始早々、ゴールネットを揺らしたのは、ヴォルティスだった。 交代した西谷から

          誤算はどこか

          覚醒するのか

          格下とはいえ、スッキリとしたゲームになった。 これまで点を取れなかったチームとは、思えないような圧倒的な強さを見せてくれた。 今シーズンのベストゲームに間違いないだろう。 この先相手が変わっても、この戦いができるかが、今後の行く末を左右することになる。 来シーズンJ1を戦うなら、J2の舞台では、この戦いを続けなければならない。 それにしても今節は、良いバランスを取り続けた。藤尾のハットトリックはもちろん、カカのあり得ない高さ、内田の持ち運び、杉森の抜け出し、安部の積極性、

          覚醒するのか

          続ける価値

          遠い1点。その1点を手に入れた。 ギリギリのところで。10人相手にである。 前半途中から1人多いチームは、昨年J1を戦ってきたチームは、もがき続けている。 一年でJ1復帰。掲げた目標は、J1を戦ってきたチームなら当然の目標だが、遥か遠い目標になってきた。 そして、ギリギリで手に入れた1点は、もっとギリギリのところで失ってしまう。これが今の徳島ヴォルティスである。 相変わらずのボールポゼッションの高さ。 それを上回るぐらい印象的な得点力不足。 さらに上回るぐらい衝撃的な勝ち

          続ける価値

          ついに、つちが、つく

          未だに負け知らず。 8試合負けのなかったことだけが、昨年J1を戦い抜いたチームの誇りであった。 それが、今節9試合目に、ついに止まってしまった。昨年J1を共に戦った大分トリニータに。 どこまで続くかと、最後まで続いてほしいと、サポーターは、きっと、思っていた。 途切れたとしても、上位争いに参加して、他チームが打倒徳島ヴォルティスとなった時ぐらいに、それを許したかっただろう。それが少なくともJ1を1年で復帰を目指すチームの姿であるはずだった。もはや、J1よりもJ3に近い。

          ついに、つちが、つく

          涙のフィナーレ

          真摯に。紳士に。 徳島ヴォルティスが誇るキャプテン岩尾憲は、向き合い続けてくれていた。 悲しい結末となった残留を懸けた最終節。 そんな中、試合後のインタビューでは、サポーターにも、スポンサーにも、感謝と謝罪を 重く伝えるあたりに、人間性の高さを感じる。 どんなときにも、チームを鼓舞し続けたのだろう。徳島ヴォルティスに欠かせない存在であったに違いない。 悔しくて、悔しくて、仕方のない結果になった。人の人生で悔しいと思えたということは、徳島ヴォルティスが人生の一部になって

          涙のフィナーレ

          つないだ、思い。

          ゴールに入っていた。 それぐらい一瞬のような出来事だった。 岩尾のコーナーキックを、宮代が見事にインパクトしてゴールへ、弾いたボールを岸本が執念で押し込んだシーン。 リプレイを見て初めて、ゴールの全貌が見えた。誰が関わっていたのかすらも、リプレイを見なければわからなかった。 コーナーキックのトリックプレーには、ヴォルティスの分析によって用意されていたものだったらしい。まさにチームが生んだゴールなんだろう。 湘南ベルマーレと残留争いをかけた大切な戦いで、貴重な勝ち点3を

          つないだ、思い。

          神様が微笑み始めた

          今シーズン不調のチームに、復調のキッカケを与え続けていたチームだっただけに、前節のFC東京の大敗は、不安材料でしかない。 それでも、勝たなければいけない。残留するために、来シーズンもこの舞台に立つために。  ブラボー。 藤田ジョエルチマがゴールを奪った瞬間、ポヤトスが吠えた。多くの徳島ヴォルティスサポーターも、歓喜に沸いた、待望の先制点だった。 先制点が奪えないと勝てないというジンクスもあるだけに、この得点は大きい。 ところが今シーズンの徳島ヴォルティスを象徴するかの

          神様が微笑み始めた

          奇跡の軌跡のはじまり

          いい試合だった。 2試合続けて。負けてしまったけれど。 ヴィッセル神戸は、ワールドクラスの選手が多く揃うチームだ。徳島ヴォルティスからしたら、明らかな格上である。 その立ち位置の関係はそのまま試合に現れ、ボールを持たれ、セカンドボールを拾われ、常に圧倒されるような展開だった。 それでも粘り強く守り、時折り鋭いカウンターや、前からのプレスでチャンスをつくり出していた。 まるで、日本代表と格下のアジア代表のチームとの戦いのようだった。 だから、もしかしたらという思いが、期待が

          奇跡の軌跡のはじまり

          逆転できないチームに、できることを

          今、考えられるベストメンバーなんだろう。 今節のセレッソ大阪戦のスタメンに、名を連ねたメンバーたちに、どうにか残留圏を再奪取するために、勝利を手に入れて欲しい。 前回対戦では勝ったものの、強敵であることに違いない。連戦続きに、ショックの大きな敗戦。徳島ヴォルティスが勝ちにつなげる要素もある。 前半の早い段階で、コーナーキックから上手く先制点を奪われてしまった。 しかし、その後のピンチは上福元のビッグセーブの数々で凌いでいく。 徐々に徳島ヴォルティスの時間帯になるものの、

          逆転できないチームに、できることを

          術もなく、策もなく

          シックスポインター2戦目。今シーズンの開幕戦の相手、大分トリニータ。どうしても勝ち点3が欲しい試合である。前節を落としているだけに、勝って残留圏を死守したい。 風下で始まった前半は、相手にボールを持たれ続け、徳島ヴォルティスらしさはなかった。後半風上に立っても、その様相は変わらなかった。 それでも。バケンガのミドルシュートから得たコーナーキックから、カカのドンピシャヘッド、弾いたボールを宮代がハーフボレーでゴールに突き刺した。 押された展開での先制点は大きかったし、勝利を

          術もなく、策もなく

          負けたものの・・・

          残留するために、負けられない相手だった。 3-5。点の取り合いになったゲームは、横浜FCに軍配が上がってしまった。 この試合に勝ち、3連勝で勢いにのり、残留への階段を駆け上りたかった。やはりJ1は甘くはない。試練が最後までつきまとうだろう。その試練を乗り越えられるのか。 ただ、悲観するような戦いではなかった。2点差を追いついた時は、これまでとは違う雰囲気を感じた。何よりもエース垣田の2試合連続の2ゴールは、残りの試合に期待をもたせてくれるものだった。 今季一度も逆転勝利が

          負けたものの・・・