諦めない佐藤晃大

ポヤトス監督の選手交代には納得いっていない。今シーズンことごとく裏目に出ている。
勝ち点をいくつ取りこぼしたかわからないほどだ。

佐藤晃大の起用も、納得いくものではない。

もはやピークは過ぎているし、若手にその椅子を渡して欲しい、とすら思っている。

今節を迎えるまでは。

ファジアーノ岡山との一戦。プレーオフ進出には、勝ち点3が必要なゲーム。
後半開始早々、藤尾のゴールで先制し、試合を優位に進めていく。
そして、後半30分あたりに、佐藤晃大は投入される。何で?と思う交代だった。先に一美では、と思ったほどだ。

佐藤晃大の投入は正解だった。
あのヨルディバイスを抑え込んだのだ。
前のロングボールをことごとく、勝ちに等しい競り合いを制していた。
前から追うという、途中出場選手としての役割も果たしながら。

今日の佐藤晃大には、本当に感動させられた。ポヤトスが起用したくなる気持ちが大いに理解できた。
本当に佐藤晃大に謝りたいぐらいである。

今日は勝利はもちろんだが、佐藤晃大のプレーに尽きると思う。

今シーズン1番のゲームになった。
諦めない姿勢は、きっとプレーオフへ、J1昇格へつながるはずだ。

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