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ひょっとすると「相性抜群かも!!」【#30マッチングサイトリポート】

アラ還・没イチマッチングリポート経過お知らせします。

この続きです。名付けてQPさんとはその後も「お互いをより知るため」毎日のテキストチャットとデートを続けています。たいへんマメな方でわたしのメッセージには速攻で返事が来るだけでなく、仕事ちゅうのはずの時間にも、思わず吹き出してしまうような冗談や画像を送ってきます。

仕事の邪魔をしてはいけないと思い、わたしのほうからは日中の連絡はしないようにしているのですが、休憩時間やちょっとした仕事の合間につぶやきみたいなメッセージをよこします。

「あ〜この人一日中わたしのこと気にかけてくれている」と思うとうれしい気分になります。

「仕事中は仕事に集中して下さいね」と気遣い無用を伝えても、彼の日常こそがメンタルヘルスを患っている方々や“ドラマ”だらけで問題を抱えている方々に寄り添うことが仕事ゆえ、自分のメンタル維持のために、わたしにちょっかい出して遊ぶことは自分にとって新たな“癒やされ時間”だとか。

確かにあまりに傑作なちょっかいメッセージが届くので、わたしも負けずにオモロイメッセージを送り返しています。

彼は昨年(2021年)に21年もいっしょだった元ワイフと離婚しました。わたしの場合は死別ですが、彼は離別なのでそれほど続いた結婚なら最期まで添い遂げても良さそうなのにと思い、離婚原因を聞きました。

そして自ずから結婚生活に終止符を打ったのに、なぜまたこの歳で相手を探すの?とも聞いてみました。2度離婚されていれば男女関係に懲り懲りということも有り得ます。

最初の結婚は3年で破局。明らかに相手の選び方で失敗をしたそうです。彼女は9歳年下のとてもカワイイ人だったので、外見に惹かれ結婚したものの、内面が異常なまでのナルシシストで褒められ続けないと不機嫌になり、そのうちに些細なことでキレては発狂したそうです。精神が壊れているレベルでエスカレートして、気に入らないと警察を呼び始めたそうです。

子どもは可愛かったのでなんとか結婚生活を維持しようと努力してみたけど、意味不明にヒステリーを起こし通報され、警察からはこのままだとあなたのほうがDV扱いされかねないとアドバイスされて、自衛のためにも離婚しかないと判断したとのこと。

その失敗から学び、2度目のワイフは最初とは真逆で、控えめでおとなしいタイプの女性と再婚し幸せに暮らしていたといいます。彼女も再婚で、出会ったときには双方が5歳と6歳の男の子を持つパパとママ。子どもたちはほんとうの兄弟のようにすぐに仲良くなり、後にお二人の間にも男の子が生まれ、3人の息子たちの父親として分け隔てなく家族で暮らしを楽しんでいたそうです。

ところが21年間のうち後半の数年間、彼女に変化が出てきました。彼女は14歳も年下でしたが、もともと同じ職場で出合っての結婚だったので、それぞれのことをよく理解し合っていたそうですが、あるときから彼女がより高収入を求めてビジネスの世界にキャリア変更を模索しはじめました。

それについては、夫として彼女をできる限りサポートしたそうです。ところが数年前から保険会社のエージェントに転職してからは価値観にどんどんズレが出てきたようです。政治的にもリベラルだったのが、仕事環境や出会う人々に影響されて保守的思想に変わっていったといいます。

特に離婚前の米国はトランプ政権だったために大きな分断が生まれており、政治的スタンスの違いの影響は強く、溝が深まっていったことは想像に難くありません。

長い間、安らぎのあった家庭がだんだんぎくしゃくしてコミュニケーションもうまく行かなくなってきたところで、2020年のパンデミックが始まり、溝を感じながらロックダウンのために家庭内で過ごす時間が増えたことが致命的になったそうです。

それでも末息子がまだハイスクールなので、彼はどちらかというと家庭をなんとか維持したかったそうですが、彼女はより高収入で贅沢な暮らしへの憧れがどんどん強くなり離婚を望んだとのことでした。彼女が変わることはないだろうし、かといって自分がそれに同調することもできなかったため、離婚に合意したという経緯のようでした。

結果として2度離婚することになった彼ですが、家庭のあたたかさや、日々の暮らしを分かち合える人がいる素晴らしさは理解しているのでもう一度「いっしょに過ごす時間が幸せ」と思える人と出会いたいと言います。

「失敗から学ぶタイプの人間だし、仕事がら日々苦しんでいる人に寄り添っているからこそ、ささやかな安らぎを求めるタイプ、テイク"take"よりはギブ"give"の人」だと自分を表現しています。

振り返れば、2度とも年齢差のある結婚だったのでジェネレーションギャップも多少影響していたように思うから、今度はできるだけ年齢が近くて自分と価値観の相違がない女性を探しているとのこと。

9月の1日に初めて話し始めたので、まだ2ヶ月半しか経っていませんが、今のところ彼には何一つ減点するべき欠点はみつかっていません。趣味や興味に共通することは少ないのに会話のキャッチボールが絶妙で、日に何度もわたしを笑わせてくれます。

会うととても静かで穏やかな方ですが、テキストメッセージではユーモア爆裂、ウィットのきいたメッセージから知的で機知に富んでいることが伺えます。たぶん、面会だけからなら内面の良さは見えなかったかもしれません。プリンセスライフを送るはずが、夫に先立たれたことを話してあるので、以来彼はわたしを👸こんな絵文字でプリンセスと呼んでいます。😂

「今スマホを落とし、誰かがわたしたちのやり取りを見たとしても、まさか61歳同士の会話とは思わないだろうね」とQPさん。

確かに!!

Grebeさんのときとはまた違う雰囲気なのですが、恐ろしいほどに共感力が高く聞き上手なので、人を不快にすることはまずなさそうな方です。そこにもってきてめちゃくちゃ楽しいおっちゃんなのでたぶんもうしばらくQPさんに張り付いてみます。

さて、コイツに決定!!という日が来るのかな?




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