#14北欧への旅／Oh,shit!勃発@コペンハーゲン
英国・ロンドンからNさんが合流しました。午前中に「着きました〜」のライン。わたしたちの滞在するホテルまで来てくれました。
お〜久しぶり〜！！
N さんとわたしとも長いお付き合いです。彼女はロンドン在住で、多くの日本料理本を英語で出版されていたり、各媒体への執筆やメディア手配、日本からの視察旅行のコーディネートやイベント企画などなど、幅広く活動されている女性です。
ネットを介しての細く長〜いお付き合いですが、2014年には夫婦で英国を訪れたときに初めてお会いでき、素敵なクラフトビールのお店に連れて行ってもらった思い出があります。
2017年、夫婦でパリに立ち寄ったときにもNさんはロンドンからわざわざパリまで来てくれました。パリ在の友人とスペインから駆けつけてくれた友人とセーヌ河沿いでピクニックを楽しみました。
今回Nさんとはそのとき以来、6年ぶりの再会なのでとっても楽しみにしていました。会おうと呼びかけると集まってくれる仲間が世界中にいるわたしって、ほんとうに幸せ。どれほどわたしの人生を輝かせてくれていることか！！
NさんとMさんは今回初対面ですが、超人懐っこいMさんですから、3人すぐ親友モードに入ります。おしゃべり好きなおばちゃんはどこに行っても人気者。コミュ力高いと人生お得です。
二人は初対面とはといえ、まず話すべきストーリーはこれまでのロストバゲージ物語！！🤣スーツケースなしで旅を強いられたMさんには気の毒ですけど、この一件を説明すると誰もが心から同情してくれて気持ちに寄り添ってくれるのですから、悪いことばかりではありません。
お部屋でお茶しながらしばらくおしゃべりしたあと、アラ還女子3名コペンハーゲン観光に出かけることにしました。
バスや地下鉄が乗り放題になるCity Passをスマホから購入し、レッツゴー。まずは、Nyhavn（ニューハウン）へ行くことにしました。ここはあまりにコペンハーゲンの象徴的な絵面ですから、外せません。なにはともあれ、写真の数枚でも撮りに行くかという感じです。
グーグル先生のいうとおりに地下鉄に乗って、Kongens Nytorv という駅に向いました。ペットを連れた人が多くて、ワンちゃんたちも人間と同じように扱われている様子がとても微笑ましいです。
コンゲンス・ニュートー広場(Kongens Nytorv)で地下鉄を降りました。
コンゲンス・ニュートー広場(Kongens Nytorv)のまわりを歩いていると馬に乗って警ら中のポリスが通りかかりました。馬で見廻りというのも、それが女性というのも異国情緒とデンマークらしさを感じます。
女三人組、ぺちゃくちゃしながら進んでいくと、じゃじゃ〜ん！！
コペンハーゲンといえばこの景色ですよね！！
カラフルでメルヘンチックでなんとカワイイ！！
スマホ片手に数枚の写真を撮りました。それにしても、コペンハーゲンを代表する観光スポットだけに、かなりの観光客で賑わっています。
MさんとNさんとで、ここでボートに乗ってみようか？と話しあっていたときのことです。
先ほどまで、しっかり抱えて閉まっていたわたしのバッグの内側だけなぜか開いています。
"Oh! Shit" （クソ、ヤラレタ）
人生ではじめて、こんな汚い言葉を小さく呟いてしまいました。😵
わたしのバッグから財布とたいせつなポーチが抜き取られていることに気づいた瞬間です。😰😨😓😵😖😣😱
財布の中には現金、US発行のクレジットカード3枚と、日本の楽天カードが1枚、USの健康保険証に運転免許証も入っていました。
そして、海外旅行のおりには命の次にだいじと言われるパスポートとUSのグリーン・カード（永住権カード）をポーチの中に入れてあったのにそれも盗られました。😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱
ニューハウンでボートに乗ろうどころではない事態勃発です。
🤣😅🤣😅🤣😅🤣😅🤣どこまでネタにこと欠かない旅なのだ！！
と思いながらも笑っている場合ではない。
それにしても、怒りや焦り以上にその手腕に感服しました。
プロです。みごとにプロの仕業です。😱
完全に降参しました。😓
ここは危険地域と知っていて、かなり意識して気をつけていたのにまるで手品レベルの一瞬のできごとでした。😵
わたしの帰国予定便は明後日です。
パスポートがなければ飛行機に乗れません。
グリーンカードなければ飛行機に乗れないし、米国に入国もできない。
デンマークに取り残されることになっても、クレカも現金もなし……。
yahoiさん大ピンチです。
これはMさんのロストバゲージ以上のハプニングですよ！！🤣😱
真っ青になるべきことが起こっているのにも関わらず、意外とわたしは冷静でした。これというのも、わたしがひとりではなくMさんもNさんもいっしょだったからでしょう。
こんなときには「3人寄れば文殊の知恵」を活用しなくちゃネ。
つづく
🌺 共感、応援いただけるならとびあがって喜びます。 そして、その喜びと感謝を胸に次のどなたかに恩送りします。