梧桐ゆぅ

ツイキャスで朗読や読書ラジオを趣味であげています! ここには自作のSS(ショートショー…

梧桐ゆぅ

ツイキャスで朗読や読書ラジオを趣味であげています! ここには自作のSS(ショートショート)を投稿予定。 ラジオの中で朗読のものとして作っているものだったり、趣味SS やシリーズ、本の感想や文学講座の内容や、お出かけ記録など記録系も投稿します!

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梧桐ゆぅの自己紹介

はじめまして。Vtuberまぁみぃゆぅの緑髪のカエルヘアーこと梧桐ゆぅです。 普段は、毎週土曜日でツイキャスで青空文庫さんから選んだ作品を朗読しております。それと並行して、youtubeに朗読をアップ、ショートショートを書いたり、書いたものを朗読しています。創作活動というとおごがましいのですが、好きなことを好きなように、文章や音声にして発信してしています。 今までここは書いたSSをまとめる場所としていたのですが、改めてこれからもここで作品を書いていこうと思った時に、自分自身

    • 映画感想会「ブルーピリオド」

      こんにちは。 先日から映画三昧でして、今回はSNSで気になっていた「ブルーピリオド」の感想記事になります。 熱い青春映画って、今まで苦手で避けてきたのですが、こちらは本当に胸をえぐられるぐらい最高でした。 あらすじ、感想、結文の順で楽しんでもらえたらと思います。 あらすじ 高校生の矢口八虎は、何をしていても無気力で何も楽しいと思えない毎日を過ごしている。成績も何も人並み以上にできてしまう彼は、いったい将来をどう過ごしたいのかもわからない。 そんなある日、友達たちと遊んでい

      • アルバイトと姫神と時々神主プロローグ

        ここはとある街にある小さな神社。 坂の上の桜の木の近くに大きな石鳥居があり、ここから街を一望できます。ちょっとした名所、になっています。 しかし、まだまだ寒い3月中旬。桜はまだまだ咲く気配はございません。 そして2月、3月は受験シーズンのため皆様よく参拝をされておりました。 私、学生アルバイト(この話では自分のことをこう呼びますね)も、つつがなく学業とともに神にご奉仕しております。 今回は一番最初ですので、このシリーズの説明をしたいと思います。 「おい、そのモノローグおか

        • 雨の日のバータイム③

          「‥‥あんた本当にそんな与太話信じるの?」 グラスを持ちながら女が聞く。表面にはうっすらと水滴がついている。 話し終えた男も喉を潤すようにグラスを傾けて苦笑いを浮かべた。 「まさか。あなた方の前ですよ?ただこういう人間もいるのだなと思っただけです。雨の日におあつらえ向きではありませんか?」 「そうね‥‥。暇を潰す程度にはなったかしら。‥‥悪魔だなんて、なんでも願いを叶えてくれるメフィストフェレスじゃあるまいし」 「メフィストフェレスですか‥。ファウスト博士が望んだもの

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        梧桐ゆぅの自己紹介

          雨の日のバータイム②

          これはとある画廊で見た一枚の絵とそれにまつわる話です。 その日私は、前々から招待されていた画廊へと向かいました。 あの日もこんなふうに雨の降る日でしたね。え?天気はこの話に関係あるのかって?そう言われてしまったら、関係ないのですが、なんとなく思い出しただけですよ。 画廊へと向かうと、いつものように画廊のオーナーが出迎えてくれました。 そして、今画廊として力を入れている新進気鋭の若き画家たちのプロフィールなどを簡単に説明してくれます。 今、若い画家たちや芸術家の作品が後々に高

          雨の日のバータイム②

          ゆぅ朗読三周年!

          こんばんは🐸💚 ありがたいことにゆぅ朗読が今月で三周年になります! これもひとえに聞いてくださっているリスナーさんたちのおかげです。 本当にありがとうございます! noteの更新が滞っていたので、こちらも頑張ってまた更新復活させていこうと思います。 はてさて、三周年。毎年のように振り返っているのですが、今年は何を振り返ろうかな。と考えていると、今年に入り、『自己研鑽』をやっているなと思いました。 というのも、とあることがきっかけで、今去年ぐらいからちょくちょく朗読のワーク

          ゆぅ朗読三周年!

          「犬王」〜ゆぅの映画録③〜

          こんばんは。本日は先日Amazonプライムビデオで見た「犬王」というアニメ映画の感想について。 「犬王」あらすじ 足利義満がまだ南北朝統一ができていなかった室町時代の始まりぐらい。 平家一門が滅びた壇ノ浦で生まれ育った伊予のともなは、父親と都の使いとともに海に潜ると、とあることがきっかけで失明しています。 その頃、都では猿楽ー現在でいう能楽ーが流行っており、猿楽の一家ー比叡座の親方のところで異形の子供ーのちの犬王が生まれます。彼らは都で出会い、ともに自分たちの芸を磨き上げ

          「犬王」〜ゆぅの映画録③〜

          私の好きなものーポッドキャスト編①ー

          こんばんは。 本当なら、今週は雨の日のバータイム②をお届けする予定だったのですが、予定を変更して、こちらの私の好きなものーポッドキャスト編①ーをお届けしようと思います。 ポッドキャストの存在を知ったのは、実はYouTubeとiPadのポッドキャスト機能。 ラジオ形式の番組を今はポッドキャストっていうんだなというのを知ったのも、コロナの間のおうち時間でのこと。そこからずぶずぶとはまっていまい おかげで今ではなくてはならないものになってします。 もちろん、YouTubeで音声を配

          私の好きなものーポッドキャスト編①ー

          志賀直哉邸 in 奈良〜ゆぅの文学散歩①〜

          このシリーズは、私ー梧桐ゆぅが、文学に関連する建物や文豪が住んでいたお宅へと訪問見学、それに対する感想と写真を記録として残していくシリーズです(予定) ゆるりとシリーズ化する予定なので、お時間ある時に読んでいただけたら幸いです。 志賀直哉邸場所の詳細 看板があり、わかりやすい。 周りにはカフェやギャラリーがあったり、高畑という土地がものすごくゆったりしているところでした。 建物の内部 設計は家主の志賀直哉自身のもの。 建物は日本家屋ですが、近代的なところがあり先進的な

          志賀直哉邸 in 奈良〜ゆぅの文学散歩①〜

          Immersive Museum OSAKA〜ゆぅのおでかけ録③〜

          六月某日。大阪堂島で行われている“Immersive Museum OSAKA”に行ってきました! これはその時の感想と写真、一部動画になります。 こんなふうに美術を表現するなんてすごい!映像技術って本当に進歩してるんだなというアナログ人間の感想になっています。 内容 堂島リバーフォーラムの中で行われえているイベントは、絵画✖️映像。 幕の向こうに広がる映像と印象派の絵画たち。 始まりは、パリかどこかの街の中のアパルトメントの一室。 そこには印象派の絵画がずらりと並んでい

          Immersive Museum OSAKA〜ゆぅのおでかけ録③〜

          『岸辺露伴 ルーブルへ行く』〜ゆぅの映画録②〜

          六月某日。前々から気になっていた、というよりもめちゃくちゃ好きなドラマの映画を観てきました。 タイトルは、もちろんこちら! 『岸辺露伴 ルーブルへ行く』 もう、一言で言うなら、最高でした。露伴先生!やぱりかっこいい! (ここから感想とネタバレになるような話や、考察などなど入ります) 露伴先生の仕事は漫画家。それもリアリティを求めるため、自身でなんでも経験したくなるちょっと困ったタイプ(褒め言葉)。 先生の能力ーヘブンズ・ドアーは相手の今までの記憶を本にして読むことができ

          『岸辺露伴 ルーブルへ行く』〜ゆぅの映画録②〜

          雨の日のバータイム①

          外は雨。ザーッと雨音がこのバーのBGMのようになっている。ランプの灯りが数個、照らされているだけのカウンターのみの店内。 シャカシャカとバーテンダーの振るシェイカーの音のみが響き渡る。 カウンターにはショートボブの女が1人、座ってバーテンダーの振るシェイカーを見ている。これからどこかへ行くのだろうか、それとも誰かを待っているのか。 短いパーティードレスから見える足は、滑らかに床についている。高いヒールを纏っている足は、誰もが美しいと感じるほど、彫刻のように滑らかな足、手も同様

          雨の日のバータイム①

          ゆぅ朗読二周年〜今、これからのこと〜

          こんばんは。 実は6月13日で、ゆぅ朗読二周年が経過しました! やったー!と思うのととともに、この一年、あっという間に過ぎたな。 時間の速さを本当に感じる一年でした。 この一年、いつものことながら試行錯誤の一年でした。 何をどうしたらいいのか、どうやったら自分の活動が広がっていくのか、何を継続したらいいのかなどを考え出すとキリがなかったです。 なんなら一年やりながら、やめようかな。とか一瞬頭をよぎったこともあります笑 しかし、それでもやめずに、自分で決めた配信速度を変えずにや

          ゆぅ朗読二周年〜今、これからのこと〜

          ストラディヴァリウスの音色を聴いて〜お出かけ録②〜

          こんばんは。 先週の日曜日(5月の末日)にストラディバリスのコンサートに行ってきました。 生の演奏、それもクラシックを聞くのは初めてでドキドキでした。 場所は、大阪フェスティバルホール。 以下感想になります。 ストラディバリウス サミット・コンサート2023 演奏はベルリン・フィルハーモニック・ストラディバリ・ソロイスツ(13人編成)。 ストラディバリウスのイメージといえば、毎年お正月にやっている某格付けチェックのテストに出てくる楽器のイメージ、そしてものすごい高くて有名

          ストラディヴァリウスの音色を聴いて〜お出かけ録②〜

          待ち受け画面〜奇譚集②〜

          いつものカフェ、というには少しレトロすぎる喫茶店。 今は午後から夕方に向かう15時過ぎ。いつも騒がしい学生軍団もおらず、またランチどきも終わっていたので、店は静かだった。 俺は大学での授業を終えて、少しばかりの休憩と仕事を持ち込み、カウンターの自分の定席に広げていた。コーヒーの湯気と少し控えめになったオペラのBGMがあるだけ。店主は俺に店番を任せて買い出しに行っておらず、まさに俺だけの空間。‥‥と思っていたのは、どうやら俺の勘違いで、俺の席から一つ空いたところに人が座っていた

          待ち受け画面〜奇譚集②〜

          太陽の塔に行きました〜ゆぅのお出かけ録①〜

          今週のゆぅnoteこんばんは。今週のゆぅnoteはゆぅのお出かけ録第一弾!ということで、ゴールデンウィークの谷間に行ってきた、大阪吹田市にある万博公園、の中の太陽の塔についての感想と、内部がどうなっているか、私が思う岡本太郎のイメージや実際に解説を見た感想などを徒然に書いていこうと思います。 それでは、お付き合いいただけたら嬉しいです。 太陽の塔言わずとしれた昭和の大阪万博でシンボルとして作られた塔です。 近くで見ると本当に大きい! 実際に中に入るのは初めて。中では時間が

          太陽の塔に行きました〜ゆぅのお出かけ録①〜