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Immersive Museum OSAKA〜ゆぅのおでかけ録③〜

六月某日。大阪堂島で行われている“Immersive Museum OSAKA”に行ってきました!
これはその時の感想と写真、一部動画になります。
こんなふうに美術を表現するなんてすごい!映像技術って本当に進歩してるんだなというアナログ人間の感想になっています。

内容

堂島リバーフォーラムの中で行われえているイベントは、絵画✖️映像。
幕の向こうに広がる映像と印象派の絵画たち。
始まりは、パリかどこかの街の中のアパルトメントの一室。
そこには印象派の絵画がずらりと並んでいます。
そこから一枚一枚、映像が動き出し、絵画の拡大から色の細かさ、そしてその世界に入っていくような感覚になる映像の数々。動きに合わせてかかるBGMの立体さ。まさに絵画の中に出てくる登場人物になった気分でした。

入る前にこのイベントの説明書きがありました。

絵画のアップデートがすごい。
床に広がる睡蓮
壁と床に同化する映像
一面に広がる絵画
映像の横のタイトル①
その②
色彩と映像のレベルの高さ。
流れる絵画たち

四方八方に広がる絵画の映像を、横になって見るためにクッションがたくさんあって、横になっている人たちもたくさんいました。私は横になると寝るのが目に見えたので、座ってじっくりと映像を楽しみました。
最後には、絵の作者たちのプロフィールが流れるありがたさ。
原田マハさんの作品『ジヴェルニーの食卓』を思い出すほど、本当に引き込まれた映像たちでした。
あの短編小説たちの主人公やモデルとなった印象派の画家の作品を大画面で楽しめるとは。
デジタルの進歩って本当にすごい!

おすすめポイント

  1. 映像の美しさ。

  2. 立体音響の凄さ

  3. 絵画の色彩の細かさ、デジタルに落とし込んだ技術力

  4. ゆったりとした空間で、さまざまな鑑賞方法を提案すること。

私がおすすめしたいポイントはこの四つです。
絵画って、平面で見ていて、全体を見ているだけで次に行かないと行けないなどなど。ゆっくりと見れないということが多々あると思うのです。
少なくとも、私はそうです笑
しかし、このイベントでは、映像によって細かいところまで拡大されていくので、あぁこれはこんなふうになっていたのか、絵筆はこんなタッチだったのかなど、細かいところまで見れる楽しさ、そして巨匠達の凄さを感じることができます。それに合わせての音楽や、映像の作り込みの細かさ、デジタルってこんなにも進歩しているんだなと思っているアナログ人間です笑
新しい美術体験と言っていいほど、私は楽しい芸術鑑賞でした。

最後に

芸術や美術館ってどうしても敷居が高い、行きずらいと思っていることがあります。しかし、このイベントではそういったイメージを払拭できるぐらい好きに鑑賞して、楽しく写真を取ってはしゃいで、絵画の美しさを知ることできる。
会期中に是非、この新しい美術鑑賞を体験してください。

イベント詳細URL

来週は、志賀直哉が住んでいた奈良のお屋敷へ行ってきた記録を書きます。
カエル、奈良へ行く笑

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