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映画感想会「ブルーピリオド」

こんにちは。
先日から映画三昧でして、今回はSNSで気になっていた「ブルーピリオド」の感想記事になります。
熱い青春映画って、今まで苦手で避けてきたのですが、こちらは本当に胸をえぐられるぐらい最高でした。
あらすじ、感想、結文の順で楽しんでもらえたらと思います。

あらすじ

高校生の矢口八虎は、何をしていても無気力で何も楽しいと思えない毎日を過ごしている。成績も何も人並み以上にできてしまう彼は、いったい将来をどう過ごしたいのかもわからない。
そんなある日、友達たちと遊んでいたある朝の渋谷の朝焼けがすごく印象に残ってしまう。
その後学校で美術部の先輩の絵を見て感動を覚え、、美術の授業での課題を制作。そこであの青を描くと、自分のやりたいことが徐々に見えてくる。
最大難関の東京芸大を目指し、彼は粉骨砕身して現役合格を目指していく。

感想

the 青春映画!って感じでした。くどくなく、あっさりしている、でも後からがっつりとくるイメージ。
主人公を取り巻く環境、そしてキャラクターもとても個性的だし、彼らもまっすぐに生きている感じがすごく好きでした。
特にゆかちゃんこと龍二は八虎に発破をかけたり、時には悩みを打ち明ける関係だったり、とてもいいポジション。
彼自身もすごく悩んでいて、普通とはなに?にものすごく苦しめられている。また八虎の友達も彼に感化されて自分の好きなことへ進路の舵を取っていく。人が人に影響されていい輪がひろがっていくのが見えていて楽しかったです。
この映画の主題って、好きなことを好きと言える、それに向かって努力をしていくことが何が悪いの?というクリエーターを描いているのでは?と思いました。特に美術系のあの試験内容、試験シーンは本当に圧巻!
あんな風に一次試験、二次試験があり、まだ振り落とされていく。
芸大の難しさ、好きだけでは到達できない領域であることがめちゃくちゃ分かり、すごいボリュームの映画だと見終わった後に感じるほど。
セリフもどれも名言だなと思うし、ライバルたちもとても魅力的。
天才を目の前にしての苦悩、自分の才能が認められない苦しさ。
どれもわかる!ってなったり、共感できるポイントだらけでよかったです。
原作の漫画もそろえたいなと思うほど、とても素敵な映画でした。

結文

これはサブスクで有料で来ても買うなと思うほど、何かに行き詰った時に見たい映画だと思いました。
何のために自分が今頑張っているのか、主人公たちとは違うベクトルはいえ、努力する意味をもう一度頑張って再認識させてくれるかっこいい映画のこと間違いないし!
好きなことに情熱をかけている方は、ぜひこの映画を見て主人公たちの気持ちに共感してください!

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