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太陽の塔に行きました〜ゆぅのお出かけ録①〜

今週のゆぅnote

こんばんは。今週のゆぅnoteはゆぅのお出かけ録第一弾!ということで、ゴールデンウィークの谷間に行ってきた、大阪吹田市にある万博公園、の中の太陽の塔についての感想と、内部がどうなっているか、私が思う岡本太郎のイメージや実際に解説を見た感想などを徒然に書いていこうと思います。
それでは、お付き合いいただけたら嬉しいです。

太陽の塔

言わずとしれた昭和の大阪万博でシンボルとして作られた塔です。
近くで見ると本当に大きい!

正面


後ろ

実際に中に入るのは初めて。中では時間が決まってのツアーが実施されていて、私(と連れ)がいったときは、午前中はいっぱいで、午後から入れました。午後からのチケットを買ってから、ゆっくりと広い広い万博公園を散歩しておりました。実際に万博公園を歩くと、本当に広い上に、ここで昭和の万博が行われたのかー、日本経済が活気があり、たくさん人が訪れた場所なんだなーと思いながらゆっくり散歩していたら、あっという間に時間。いざ!太陽の塔の中へ!

太陽の塔の中。

太陽の塔は、地下からスタート。ここでは地球の起源の始まりのエリア。
何となく、雰囲気は水木しげる先生の世界観。
民族学博物館もあるだけに、本当に民族的雰囲気が強くあり、面白かったです。

シンボルの太陽
民族のお面かな?

次から太陽の塔の中の説明と写真撮影について、スタッフさんからお話がありました。
1番最初のフロアーは写真撮影をOKですが、上の方の写真は、専用のケース(有料)に入れないと撮影はNG。これは上に階段で上がったのですが、確かに落としたりしたら危ないなと思うほど、本当に高かった。そして、上に登ってからの後悔ですが、有料のケースを借りたらよかった!と思うほど、上に行くに連れて面白かったです。
写真は写真撮影OKの1番最初のフロアだけ。


キャプション。これは細かく
上にも解説がたくさんありました。
最初のフロア。生命の起源。

上に上がるに連れて、種の成り立ち、歴史をまざまざと見ることができる仕掛け。上には恐竜や類人猿など、人類の祖先と呼ばれる模型もあり、めちゃくちゃ面白かった!今度行ったときは細かいところも写真を撮ろう!

下から見上げた生命の樹。

そして、太陽の塔、昔は手の部分まで登れたようで、解説もあり、細かいところまでとても楽しめました。
帰りは非常階段で降りましたが、その非常階段のところにも、たくさん太陽の塔にまつわる話や、岡本太郎という人、大阪万博、そして太陽の塔の復活に関わった人たちのエピソードがパネルにあり、とても見応え十分で、サービス精神旺盛な階段でした。

私が思う岡本太郎。

実際に太陽の塔を登るまで、実はあまり岡本太郎のことをしらなかった私。
文豪、岡本かの子の息子で「芸術は爆発だ!」のイメージが強かった。
天才であり、奇才。私のような凡人には分からない世界を持っている人なんだろうなと思っていた。
しかしながら、太陽の塔に実際に登り、彼の思うこの太陽の塔の世界観、彼が見ていた世界などの一端に触れたときに、岡本太郎という人は、俯瞰してものを見ていた天才だ。人よりも高い視点で、俯瞰してものを見ていたからこそ、これから世界には何が必要なのか、生命の起源とは何か、命とは一体何なのか。普遍的に変わらないものは何か。
彼は考えた末に人間にとって最大にして最古から崇められていた“太陽”を神として、日本、いや世界を照らす希望の象徴にしようとしたのではないか。
彼はこの“太陽の塔”については多くを語らず、今なおこのコンセプトは分からずじまい。
しかし、彼はあえてそれを狙い、この塔の上に登り、この塔を見て、何を思うのか、人それぞれ思ったことが“答え”です。と笑って答えるのではないか。
岡本太郎のお写真を見ながら、そんなことを思ってしまった。

最後に。

昭和の大阪万博、というのは私にとって本当に遠い世界のイメージでした。
昭和の元気な時代、岡本太郎はその世界が続くように、太陽が輝くように元気の象徴として作ったのが太陽の塔だ。と実際に見て、登った私が思った率直な感想です。彼の祈りが籠った芸術作品。もう一度登ってみたいと思うほど、まだまだ知りたいことや、細かくみたいところ、写真を撮りたい所などなど。
それ以上に岡本太郎のことを勉強して、もう一度登りたいなと思いました。
皆様もぜひ、機会があれば行ってみてください!
大天才の芸術作品の息吹を、感じてもらえるかと思います。


パンフレットに細かく書いてあり、これを見ながら鑑賞。
パンフレットも細かくて素敵でした!

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