小林 達仁

Brand architect & Designer。ブランド、UX、UI、グ…

小林 達仁

Brand architect & Designer。ブランド、UX、UI、グラフィック。

マガジン

  • 感覚を持続させるもの

    僕が好きなものについて、感覚的につらつらと書き積んだもの。きっと解明しすぎないことで、もっと育つものがここにあります。

  • 働いていて感じたもの

    働いていく中で感じたことや見えてきたことを書いていきます。

  • 感覚を紐解いたもの

    感覚的に思ってたものを解明してみたもの。とりあえず現状の結論がここにあります。

  • いつも頭の片隅にいるブランドたち

    ついつい気になってしまうブランドたちを解剖していくマガジンです。

記事一覧

0.1235mmに気づいて直せるか

今年もあっという間に終わる。振り返りをしたので、noteに書いておこうと思う。 まず新年にこんなnoteを書いた。 本当にそれでいいのか?を自問しつづけること。これは仕…

小林 達仁
4年前
11

時間が来るまで離れるな。

「これくらいでいいだろう」と思ったらそこで思考は止まる。でも「これが最高!」と思ってしまうことも、考えることを止めることだなと思う。 時間は有限だから、手を止め…

小林 達仁
5年前
13

気づきは、息抜きになる

そっか 俺 ずっと息を止めて集中してた 止めてるばっかじゃ 息を抜かなきゃ呼吸はできない 呼吸ができれば 視界がすっきりと… 息を抜くのはサボりじゃないんだ 考える…

小林 達仁
5年前
10

一日一快という考え方

最近、一日一快という考え方を知った。 どういうことかというと、まず日々の出来事を「なにが不快で、なにが快いか」をファーストインプレッションで分別する。この時、複…

小林 達仁
5年前
17

タケノコと家族

今日タケノコ送るけど、明日いつ受け取れる? 明日中に下処理して欲しいんだけど。 唐突でこちらの予定を一切無視する嬉しい知らせが、実家から時々届く。 明日は午前中…

小林 達仁
5年前
5

心と向き合って運用する。

誰しもが日々忙しく生きている。仕事もプライベートも、自分なりにがんばっている。でも気づかぬうちに余裕はなくなり、知らぬ間にパンクする。慢性的な疲労でパフォーマン…

小林 達仁
5年前
19

自信のある答えに最速でたどり着くには

自信のある答えを出す。 これは、私生活でも、仕事においてもとても大切なことだ。 特に、自分が満足できない答えを出して否定されるならまだしも、たまたま目の前にいる…

小林 達仁
5年前
6

食卓を囲むには、4人がいい。

過ごし方と人数の話がある。 例えば、話の効率を上げるには3人がいいとか、深い話をするなら2人とか、6人になると同じ会話を全員でするのはきついとか、逆に送別会や歓迎…

小林 達仁
5年前
11

衰えるのではなく、広がっていく

懐かしいものが出てきたよ。 今週、姉から家族写真や年賀状の写真が大量に家族LINEに送られてきた。 兄と2人でキャイ〜ンをしてる写真、「ことしも、げんきにやりましょ…

小林 達仁
5年前
6

目の前をきちんと見ること

遠くに行くことを考えるのは大事だが、目の前にあるものをないがしろにしていては、そこに行く意味がない。 遠くを見ているときほど大切なものや当たり前のことを見失っ…

小林 達仁
5年前
3

31歳になりました。

今年の抱負をどうぞ。 去年、誕生日ディナーで妻からそう尋ねられて早一年。31歳になりました。 30歳は「ハンカチが似合う30代になりたい、そのスタートの一年にしたい…

小林 達仁
5年前
15

知らないところに連れていく

今朝、このツイートが流れてきた。 読んでふと、僕は自分の原体験を思い出した。 原体験とは「その人の思想が固まる前の経験で、以後の思想形成に大きな影響を与えたもの…

小林 達仁
5年前
9

大切な「もと」を忘れない

規矩作法 守り尽くして破るとも 離るるとても 本を忘るな これは千利休の訓をまとめた『利休道歌』にある言葉。 最近、守破離って大事だなーとあらためて思うことがあ…

小林 達仁
5年前
17

不安をマネジメントする

最近、仕事における不安という、ばっくりしたお題についてよく考えている。 どういうことかというと、パフォーマンスが低下するときは集中できてなかったり、疲れていたり…

小林 達仁
5年前
17

大企業からスタートアップに転職して感じたこと

今月末で2年半在籍していたBONXというスタートアップを退職しました。 この記事はいわゆる退職エントリーですが、大企業からスタートアップへの転職してみてどうだったか…

小林 達仁
5年前
45

個人がビジョンやミッションを持つと変わること

スタートアップに入ってから、会社やプロダクトにビジョンがあることがどれだけ大事かを知った。大企業時代はあまり関心がなく、正直どうでもよく思っていたものが、ここま…

小林 達仁
5年前
44
0.1235mmに気づいて直せるか

0.1235mmに気づいて直せるか

今年もあっという間に終わる。振り返りをしたので、noteに書いておこうと思う。

まず新年にこんなnoteを書いた。

本当にそれでいいのか?を自問しつづけること。これは仕事でもプライベートでも、どちらの状態でも持ち続けたいテーマだった。結果、意識していくうちに、これはもっと細かいの目標に分割できると分かった。

まず、違和感を発見できること。
次に、違和感を取り除く、アイデアを思いつけること。

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時間が来るまで離れるな。

時間が来るまで離れるな。

「これくらいでいいだろう」と思ったらそこで思考は止まる。でも「これが最高!」と思ってしまうことも、考えることを止めることだなと思う。

時間は有限だから、手を止めなければいけないタイミングはもちろん来る。でも時間が来る前に自分から離れてはいけない。

常に考え続けろということではない。たまに忘れることも大事。思い出した時に、まっさらな他人として作っているものを見るためには必要なことでもある。

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気づきは、息抜きになる

気づきは、息抜きになる

そっか 俺 ずっと息を止めて集中してた
止めてるばっかじゃ 息を抜かなきゃ呼吸はできない
呼吸ができれば 視界がすっきりと…

息を抜くのはサボりじゃないんだ 考えるのやめよ

これは名言集とも呼ばれる漫画「ブルーピリオド」のセリフ。東京藝術大学の予備校の物語で、とあるシーンの主人公の頭の中である。

僕はこの言葉に出会い、まさしく最近ギュッと息を止めて集中していたことに気づいたのだが、本当

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一日一快という考え方

一日一快という考え方

最近、一日一快という考え方を知った。

どういうことかというと、まず日々の出来事を「なにが不快で、なにが快いか」をファーストインプレッションで分別する。この時、複雑には考えない。

次は、その快いものの中から実践するものを選んで、これは一日一回、意識的にやっていく。毎日ずっと同じものじゃなくて◎。飽きたら次。

それで思考が整理されて気力やポジティブさが取り戻されるらしいのだ。

この考え方を知っ

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タケノコと家族

タケノコと家族

今日タケノコ送るけど、明日いつ受け取れる?
明日中に下処理して欲しいんだけど。

唐突でこちらの予定を一切無視する嬉しい知らせが、実家から時々届く。

明日は午前中だったら受け取れるよ

と返信したが、母親から返事がない。
そのまま今日を迎え、早朝に鳴るチャイム。

ピンポーン。郵便局でーす。

大きな段ボールが届いて中を開けると、
直径5〜10cm、長さ30cm級のタケノコが6本、そこにいた。

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心と向き合って運用する。

心と向き合って運用する。

誰しもが日々忙しく生きている。仕事もプライベートも、自分なりにがんばっている。でも気づかぬうちに余裕はなくなり、知らぬ間にパンクする。慢性的な疲労でパフォーマンスが落ちたり、ガクッと身体が動かなくなったりする。

健康第一とよく言うけれど、実際には何をすればいいのだろう。運動?食事?もちろんそれも大事だけど、僕は心の運用にもっと目を向けるべきなのではないかの思う。

ストレス解消とはまた違う。一時

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自信のある答えに最速でたどり着くには

自信のある答えに最速でたどり着くには

自信のある答えを出す。
これは、私生活でも、仕事においてもとても大切なことだ。

特に、自分が満足できない答えを出して否定されるならまだしも、たまたま目の前にいる人が喜んでしまったときや賛称されたときはつらい。自分は笑顔になるけれど、無意識で自分の心は喜んでいない。

こういう経験がある人はたくさんいるのではないだろうか。僕の周りでは、「納得感」という言葉に置き換えららて、バズワードになっているよ

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食卓を囲むには、4人がいい。

食卓を囲むには、4人がいい。

過ごし方と人数の話がある。

例えば、話の効率を上げるには3人がいいとか、深い話をするなら2人とか、6人になると同じ会話を全員でするのはきついとか、逆に送別会や歓迎会、パーティーなら多ければ多いほどいいとか、そんな話だ。

そういう類の中で、4人という数はどこにはまるのか。
最近、それは食卓であるような気がしている。

家で2人だと、食べるので精一杯だ。あまり話ができない(僕が食い意地を張りすぎて

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衰えるのではなく、広がっていく

衰えるのではなく、広がっていく

懐かしいものが出てきたよ。

今週、姉から家族写真や年賀状の写真が大量に家族LINEに送られてきた。

兄と2人でキャイ〜ンをしてる写真、「ことしも、げんきにやりましょう」というなぜか上から目線で書かれた姉への年賀状、母親と2人で縁側に座ってる写真。

そこには懐かしさだけではなくて温かさが感じられる写真たちにホッコリするのと同時に、「もう20年も前なのか」とも思う。

この頃に比べて、カラダは大

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目の前をきちんと見ること

目の前をきちんと見ること

遠くに行くことを考えるのは大事だが、目の前にあるものをないがしろにしていては、そこに行く意味がない。

遠くを見ているときほど大切なものや当たり前のことを見失ってないか、改めて確認しなきゃいけないなと思う。

今いる場所とそこからの一歩一歩の積み重ねだけが、行きたい遠くに連れていってくれる。

深々と反省する夜である。

31歳になりました。

31歳になりました。

今年の抱負をどうぞ。

去年、誕生日ディナーで妻からそう尋ねられて早一年。31歳になりました。

30歳は「ハンカチが似合う30代になりたい、そのスタートの一年にしたい。」という抽象的な抱負を掲げてやってきました。

ハンカチが似合うとは、ファッション的な意味というよりは、素敵な大人を意味していて、すなわち自分が目指す姿を定めてそれに突き進むということ。振り返ってみて、30歳はそれに少し近づけ

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知らないところに連れていく

知らないところに連れていく

今朝、このツイートが流れてきた。

読んでふと、僕は自分の原体験を思い出した。
原体験とは「その人の思想が固まる前の経験で、以後の思想形成に大きな影響を与えたもの」。僕にとってのそれは「知らない世界に連れていったもらった」ことなのである。

それは長野オリンピックの時にノルウェーの選手家族をホームステイで受け入れ、数年後に彼らの家に長期滞在した。母親が気合を入れた日本の朝ごはんは「ディナーなの?」

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大切な「もと」を忘れない

大切な「もと」を忘れない

規矩作法 守り尽くして破るとも 離るるとても 本を忘るな

これは千利休の訓をまとめた『利休道歌』にある言葉。

最近、守破離って大事だなーとあらためて思うことがあって、なんとなしに調べて出てきたのだけれど、思ったのと違うと感じた。

それは、守破離よりもむしろ「本を忘るな」に重きがあるように見えたからだ。

元々は教えを破って離れても根本は忘れるなということだけど、僕は守破離のさらに前にある本質

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不安をマネジメントする

不安をマネジメントする

最近、仕事における不安という、ばっくりしたお題についてよく考えている。

どういうことかというと、パフォーマンスが低下するときは集中できてなかったり、疲れていたりというよりも、不安の大きさの方がよっぽど影響度が大きのではないかと思うのだ。

ひとくちにパフォーマンスの低下というとザックリし過ぎているのでもう少し噛み砕くと、やる気はあるし、見当外れなことはしていないのに、思うようにいかないという肌感

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大企業からスタートアップに転職して感じたこと

大企業からスタートアップに転職して感じたこと

今月末で2年半在籍していたBONXというスタートアップを退職しました。

この記事はいわゆる退職エントリーですが、大企業からスタートアップへの転職してみてどうだったか、という視点で書いてみたいと思います。(最後に僕の今後の話を少し載せています。)

というのも、前職を辞めるときも、というか辞めてから未だに「よく思い切ったね。そんな人なかなかいないでしょ。」と結構な頻度で言われるからです。

僕以外

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個人がビジョンやミッションを持つと変わること

個人がビジョンやミッションを持つと変わること

スタートアップに入ってから、会社やプロダクトにビジョンがあることがどれだけ大事かを知った。大企業時代はあまり関心がなく、正直どうでもよく思っていたものが、ここまで人のモチベーションをつくるのかと驚く毎日を過ごしている。

そして、とあるきっかけで、これは個人においてもどういう世界を作りたいか・そのためのミッションはなんなのかを持っていることが、人生にとってすごく大事なのだと気づいた。

そのきっか

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