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脳内議事録

認識の解像度を上げるための思索の旅の記録です。エッセイ、トーク、音楽などさまざまなかたちで頭の中を晒しています。…本音は傷つく、高くつく。
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#社会

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※試聴版です。オリジナル版(09:12)はマガジン購入すると視聴できます。

元になんて戻れない。これから生活様式が変わっていく理由。
サイコパスのラジオ<シーズン1>(2020.7.9 配信分)

【脳内議事録】
https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5
認識の解像度を上げるための思索の旅の記録です。エッセイ、トーク、音楽などさまざまなかたちで頭の中を晒します。サイコパスのラジオ、前シーズン以前のエピソード(Podcast上にない

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ウーバーイーツの話じゃないよ。ギグワーク化していく社会について。
サイコパスのラジオ<シーズン1>(2020.7.3 配信分)

【脳内議事録】
https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5
認識の解像度を上げるための思索の旅の記録です。エッセイ、トーク、音楽などさまざまなかたちで頭の中を晒します。サイコパスのラジオ、前シーズン以前のエピソード(Podcast

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新型コロナウイルスの影響でできなくなったこともあるけど、できるようになったこともある。暗い世の中だからこそ、光の部分にも目を向けよう。

サイコパスのラジオ<シーズン1>(2020.5.21配信分)

【脳内議事録】
https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5
認識の解像度を上げるための思索の旅の記録です。エッセイ、トーク、音楽などさまざまなかたちで頭の中

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#9 監視社会を生き抜く

うえみずゆうき

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社会のインフラを使用する限り、データは取られる方向性。正しく恐れ、正しく声を上げるのはよいけれど、漠然と恐れるのは最もよくない。

サイコパスのラジオ<シーズン1>(2020.5.19配信分)

【脳内議事録】
https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5
認識の解像度を上げるための思索の旅の記録です。エッセイ、トーク、音楽などさまざまなかたちで頭の中を晒しま

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この世は、似て非なるものであふれかえっている

この世は、似て非なるものであふれかえっている

人が居る(要る)から組織ができたはずなのに、組織があるから人がいるという状態にだんだんなってきたりするものです。

せめて、すでに文字で書かれてある指針や規則をよりどころに議論を始めることができないと、まるで前提の揃わない不毛な空中戦に突入します。「人がいるから組織がある」と「組織があるから人がいる」という前提が食い違うと、その後の話も食い違い続けます。東京から博多に行くのと沖縄から博多に行くので

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原則無制限で生きる

原則無制限で生きる

科学やテクノロジーの進歩がすさまじく、人間が(現在のようなかたちで)働く価値なんてほとんどないに等しいよねというようなことを毎日考えています。この1年半でテレワークやZoomでの打合せが許されるようになったように、倫理観や価値観が許すなら変化は一気に加速するでしょう。

VUCAの時代ともいわれますが、社会の変化が予測不可能である中、どのような意識を持つことが好ましいのかということを今日は考えたい

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クリエイティブハラスメント

クリエイティブハラスメント

不自由な環境であるにもかかわらず、自由な発想や自分らしさを求められる場面というのがこの社会には数多く存在します。

学生時代のそれ学生時代であれば、夏休みの自由研究、道徳の感想文、進路相談なんかがそれに該当するでしょう。

たとえば、夏休みの自由研究で150種類のタバコの成分を比較する研究をすると怒られそうな気配がします。道徳の感想文で、差別されている側に対して批判的に考察するような文章はきっと放

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勝ち取った自由なのだろうか

勝ち取った自由なのだろうか

「残業時間は決められた範囲内」「転勤するかは個人の自由」「有給100%取得せよ」「男性の育休も当然の権利」

労働者の権利を行使できる環境であったり、働き方の多様性であったりと、私たち一人ひとりの自由意志が尊重される社会は、ある種の人権の勝利という見方もできます。

しかし、本当にそうでしょうか。

自粛が私や市場にもたらしたもの

自粛が私や市場にもたらしたもの

昨年の春以降、移動すること、人と集まることが当たり前ではなくなりました。

こっち側とあっち側

こっち側とあっち側

私は「この世のありとあらゆるものは他者」と認識しています。蔑むとか蔑まれるも含め、とてもじゃないけれど安全ではない世界観です。

恋人だって、身内だって、もし自分に子どもがいたって他者、下手すると昨日の自分だって他者という絶望的なまでに断絶された感覚を持って生きています。それを「内と外」と表現するなら「今ある自分以外、すべて外」という感覚です。

しかしながら、「内と外」を「こっち側とあっち側」と

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親切と能力と不親切

親切と能力と不親切

私たち人間は、人権を有しています。当然のことながら、コンビニのレジで支払いをモタモタする権利も有しています。しかしながら、モタモタしている間、後ろで並んでいる人々の有限の命が消耗されているという事実に自覚的であってほしいとは思うのです。

サイコパスに出会った

サイコパスに出会った

ご縁をいただき、サイコパスの方とお話しました。脳検査を受けて扁桃体の活動が低いと診断された生物学お墨付きのサイコパス。かなり共通する感覚があったので、私も扁桃体の活動が低いんだろうなどと勝手に思ったりしました(私は生物学的チェックはしていない自称サイコパスです)。

感覚が近いので会話が楽。説明が最小限で済むため、話がスムーズに運びます。構造的に理解しようとするなど物事の基本的なとらえ方が近かった

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擬態と適応

擬態と適応

マイルドサイコパス 一問一答という記事で、「社会に擬態する」という表現をした。

社会に対して行動的には馴染めている感覚はあるが、認知的(特に情動面)には馴染めている感じがまったくしないこと。それを「社会に擬態する」という風に表現したのである。

記事に対して、下記のような意見をいただいた。

つーかあれだな。みんな何かしら擬態してるよね?少なくとも擬態を擬態と言わないようにしてるのか気づいていな

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役に立っていないと不安な生真面目な人

役に立っていないと不安な生真面目な人

社会の役に立っていないと不安に感じる人がいるらしい。ずいぶん生真面目な人だ。

まず、「社会の役に立ちたい」というところからして、私からすればツッコミどころ満載である。一体いつどこの社会のことを言っているのだろうか。社会は常に動いている。今日正しいことは明日間違っているかもしれないか。今日の働きぶりが社会に役立ったとしても、明日は社会悪に加担した戦犯として扱われるかもしれない。「いや、日々やること

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