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毎日写真をアップロードすることで感じた効果

※無料記事です。

私は今年の5月頃から約5ヶ月にわたり、なるべく毎日鉄道写真を仕上げてSNSに上げる活動を続けています(最初はInstagramだけでしたが、今はXも毎日更新するようになりました)。この活動は、中井精也さんの『1日1鉄』を参考に、「撮影できない日があっても良いから、写真を選んで編集してアップロードする時間は確保する」という少しゆるいルールで始めたものです。

最近は週次のNoteと日次の写真作りが習慣になっているので、むしろやらないと気持ち悪いくらいになりました。私自身、この活動は写真のトレーニングという観点でもすごく良かったと思っているので、何が良かったかをここに記していきたいと思います。

①編集が習慣になる


それまでの写真作成頻度は、
・インターネットアップ用→週1-2回
・展示作品用→数ヶ月に1回
の頻度でしたが、このうちインターネットアップ用を毎日に増やしました。そうすることで、今までは編集ソフトを開くことに感じていた「ヨイショ」という感覚が一切なくなり、当たり前のように編集を開始できるようになりました。さらに、これだけソフトに触っているので、編集ソフトのどのパラメータをどのくらい操作したらどこの印象が変わるかの感覚的な理解が進みます。上達に必要なのは量か質か、ということはよく議論される論点ですが、量を増やすことで見えてくるものがちゃんとあることを改めて実感しました。

朝日を敢えてコントラスト低めに仕上げた1枚。今までだと手癖でもう少し鮮やかに仕上げがちでしたが、バリエーション豊かに作品を作り続けたことで、編集の引き出しが増えてきました。

②自分が今どのような作品を作っているかに敏感になった

毎日写真を作るということは、毎日作る写真を選ぶということです。そのためには、当然撮った写真を見返す必要が出てきます。「写真を撮ることが好き」という人が陥りがちな状態として、沢山撮るけどハードディスクに入れっぱなしで自分が過去どんな写真を撮ったか全く分からない状態があると思いますが、高頻度で写真を見返す習慣があれば、自分がどのような写真を撮ったかをきちんと覚えています。なので、何かのきっかけで展示やポートフォリオの作成をしたい、となった時に「この辺の写真をまとめたら良い感じにまとまるんじゃないか?」ということがある程度思いつくようになります。
また、毎日更新するとなると、昨日とほぼ同じような写真ばかりでは飽きてしまうので、バリエーションを出すことにもこだわりを持ち始めます。これを続けていくと、「展示を構成しようとしたけど手癖で撮った似たような作品ばかりで並べにくい」といった状況を防ぐことにも繋がりますし、撮る時の引き出しを増やすことにも繋がります。

毎日発表し続けることでネタ切れになる、なんてことはなく、むしろ「こんな写真を撮ってみたい」というイメージが湧くようになりました。

③撮影頻度が上がった

それなりに頻度高く撮影していないと毎日更新するネタを確保できません。これも編集と同じで、まず量を確保することでカメラに慣れ親しんだ状態になり、撮影の引き出しが増えます。

ちょっと早起きして撮影してきた1枚。用事があるから撮れないと諦めるのではなく、撮れる時間帯や場所を選んで撮影を続けています。

始めて5ヶ月ほどでもこれだけの効果を感じているので、やってみて良かったなと思います。これからも当分は毎日更新を続けたいと思いますので、SNSも是非ご覧ください。

→Instagram @misha_okauchi

https://www.instagram.com/misha_okauchi

→Twitter @_okka3785

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