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人を成長させる3つの事 岩瀬コラム52

成長するためには

あなたは成長するために、どんなことをされていますか?

新しい事に挑戦することだけでなく、なにげない日常にも私たちが成長するきっかけはたくさんあります。
しかしその一方で、同じ事をしても、成長する人と成長しない人もいます。

せっかくなら、日常のささいなことからも成長に繋げられたら良いですよね。

このコラムを読んでくださっている方は、おそらく何かしら今の自分から成長したい、変わりたいという思いがあるはずです。

例えば
・仕事のスキルを高めたい
・もっと客観的に自分のことをみれるようになりたい
・子どもとの接し方をもっと学びたい
・ストレスを感じにくいマインドを身につけたい
など

今回は、このような成長したい、変わりたいと思っているのに、その方法がよくわかっていないという方に対して、私が成長できるように心がけていることをまとめてみました。

私は、成長するためには「これまでと違った視点や意識を持って行動していくこと」が大切だと思っています。

意識が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる

アメリカの哲学者・心理学者ウィリアム・ジェームス氏の有名な言葉でも、まずは意識を変えることから行動、習慣、人格、運命などが変わっていくと言われています。

これまでの自分にはない視点や意識を持つことで、今までみていた景色が、まったく違った景色でみえることがあります。



例えば、小さなお子さんの箸の持ち方など、直したいことがあった時

これまでは「○○しなさい」「行儀が悪い」など、気になったことをすぐに指摘(否定)をしていて、子どもがなかなか直そうとしてくれないという場合に

「いきなり否定するのではなく、一度受容すると良い」という視点を知り、

「上手に食べれるようになったね。でもこういう使い方をするとこぼさずに食べれるようになるよ」と手本をみせるなどします。

すると、指摘されても直そうとせず、泣いたり怒ったりしていた子が箸の持ち方を練習するようになったという経験があります。

このような成功体験を重ねる事で、これまでは自分の思ったことをそのまま口にしている人が、「人を動かす時はまず受容してから伝える」というように意識や行動が変化していきます。

そして、これが子どもだけでなく、いろいろな人とのコミュニケーションを取るときの習慣になると、人から反発されることも減り、人間関係でのストレスも緩和されていきます。



このように、今までの自分にはない視点を取り入れ、自分自身の意識が変わることで、成長していけます。
成長することのメリットは、心や時間にゆとりが生まれ、できることが増えるので自分自身の人生を豊かにしてくれることだと私は考えています。

ですが、今までの自分の視点でばかり物事を見ていてはなかなか成長できません。


だからこそ私は、新たな視点を持てるように、普段から以下の3つのことを心がけています。

その3つとは「読書」「人とのコミュニケーション」「旅」になります。

以降に、簡単に解説を加えているので、ぜひあなたも取り組みやすいところから継続的に実践していきましょう。


読書

あなたは本を読む習慣はありますか?

私たちが普段悩んでいる大抵の問題は、多くの人が経験してきていることで、その解決策やマインドセットの方法は本にも書いてあります。

温故知新、読書尚友などの四字熟語にある通り、本には現代の有識者や過去の賢者の方などの思想や価値観など知ることができます。

自分で考えることももちろん大切ですが、自分以外の人の視点からも物事をみることによって、気づけることや解決できるスピードが変わります。

本を読むことで、これまでの自分にない知識、考え方、捉え方が必ずみつかります。

ぜひ、習慣的に読書する時間を作りましょう。


なかなか本を読む習慣のない人は、本を一冊全部読もうとするのではなく、「気になるところだけ読む」と読みやすいと思います。

読書の目的は、本を一冊全部読むことではなく、「新たな視点を増やすこと」なので全部読まなくても十分得られることはあります。

1日5分でもいいので、ぜひ習慣化してみましょう。


人とのコミュニケーション

人に悩みなど相談すると、これまでの自分にはない角度からアドバイスをしてもらい、悩みが解決したという経験はありますか?

悩みだけでなく、仕事のこと、子育てや教育のこと、社会問題など、人と会話をすることで、自分とは違う価値観、考え方など新たな視点を増やすことができます。

つまり、人とのコミュニケーションをとることによって成長していけます。

今、あなたと関わりのある人とのコミュニケーションでも気づけることもあります。
そして、新たに出会う人からも気づかせてもらえる事があります。

特に視座の高い人からの意見は、私自身もいつも多くの気づきをもらっています。

また、自分の考えが正しいという思いが過ぎると、自分とは違った視点に対して、否定的にみてしまいやすいです。
成長するためには素直さも大切です。

もし、自分の考えが正しければ、そもそも悩んでいないはずなので、悩んでいるのなら素直に「まずは試してみる」というスタンスでコミュニケーションを大事にしていきましょう。


旅行など、自分の知らない場所に行くことで気づくことは本当にたくさんあります。

自分の住む地域、国が違えば、当然文化や価値観なども違ってきます。

また、そこで出会った人たちからも学べることもあります。

私自身も、旅行や研修などで国内、国外のいろいろな場所へ行き、自分の当たり前だと思っていたことが当たり前じゃなかったと気づかされたことが多々あります。

まだまだ知らない世界がたくさんあるので、時間とお金と相談しながら、旅をしていろいろな景色をみてみたいと思っています。



ちなみに、旅はなにも県外や国外など遠くへ行くことだけではないです。
いつもと違う道から会社に行ってみたりなど、お金をかけなくても違う景色をみることができます。

いつも決まった場所が行動範囲になってしまっていたら、ぜひ普段は行かないような場所に行ってみてください。


成長に繋げる

このように「読書」「人とのコミュニケーション」「旅」などを通して、私たちは成長していくことが可能です。

そこに年齢は関係ありません。

また、上記3つだけでなく、こちらの意識しだいで、日常のどんなことからでも学び、成長に繋げることができます。

例えば、自分の周りで何かトラブルが起こった時など、

「この問題は自分には関係がない」
「○○さんのせいだから関係ない」

と考えるのか?

「トラブルが起きないように自分はどんなことができたか?」
「事前に○○さんにできることはなかったか?」

このように自分のこととして捉えるか?

これだけでも成長の仕方は随分と変わります。
他人のせいにするのは、楽だけれど自分の成長にはなりません。

自分が成長することで、自分自身がストレスに悩まされたり、つらい思いをすることが減ります。また、心にゆとりができることで、周りの人たちにも良い影響を与えられ、あなたの人生を豊かにしてくれるはずです。

ぜひあなたも、普段から新たな視点を取り入れることを心がけ、自分を成長させていきましょう。

お読みいただきありがとうございました。




岩瀬勝覚
理学療法士
JARTA認定講師/認定スポーツトレーナー



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