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リアルなコミュニケーションが引き起こす体調不良について

ソーシャルディスタンスとリモート生活が長く続き、対面でのリアルな会話がすっかり面倒になってしまった、という方は多いと思います。

ですが、会話をせずにすむ状況に慣れると、毎日のあいさつやちょっとした雑談も面倒になり、会話はおろか、アイコンタクトのようなちょっとしたコミュニケーションすら億劫に感じます。

その結果、リモート生活の影響で今体調不良を訴える方が増えているみたいです。

そこで今回は、このような現象が発生している背景、また対策等についてまとめてみました。

久々のリアル会話の疲れで「ソーシャル二日酔い」になる人も?

コロナ感染リスクの減少と共に、リアル場面でのコミュニケーションの機会が一気に増えたことで、会話後に「二日酔い」のように気分が悪くなる現象を指します。
 
日本ではまだ耳慣れない言葉ですが、もうすでに「ソーシャル二日酔い」の現象は、自覚症状が無いだけで実はあちこちで起こり始めているのです。

例えば、久しぶりに人の多い環境に身を置くと、いわゆる「人酔い」のようなストレスがかかり、帰宅してから疲れが出て、次の日は何もしたくなくなる、誰にも会いたくなくなる、などの症状が該当します。

以上の事から、「ソーシャル二日酔い」現象に悩まされている方は増えているのが現状です。

リアルのコミュニケーションを怠ると起きるデメリット

リアル場面での人とのかかわりが面倒だからといって、接触を回避することばかり考えていると、コミュニケーション力は衰えます。
 
実際、仕事・学業において、一人だけの力で進められることなど、たかが知れていますし、迷ったときに誰も相談できる相手がいない状況では、ピンチを切り抜けることも難しくなります。

ちょっとした会話を通じて、人と何でも話せる関係をつくっておけば、聞いた言葉をヒントにしながら、難しい局面を打開することができますし、何より相手からの信頼関係を構築する上でも必要不可欠だと思います。

ソーシャル二日酔いにならないための具体的対策

人の話を聞く時のリアクションを大きめに

リモートでのやり取り・会議においても、人の話を聞いた時のリアクションを意識して実践することも出来ます。

例えば、人が話を聞いた時には少し大きめに相槌を売ったり、笑顔で反応したり、時には拍手をするなどやり方は様々あります。ここで大事なのは、少し大きめにリアクションを取ることです。

理由は、リモートだと対面時に比べて相手の表情が分かりずらいからです。リモートだからといって手を抜かずに、リアルと同様に見られているという意識を持つと、相手も好印象を持つでしょう。

挨拶をしっかりする

挨拶は大事と認識してる人はいても、現実世界で実践出来ている人は少ないかと思います。

挨拶をしっかりするからこそ、周りの人との差別化にも繋がりますし、相手からも明るく挨拶してくれるきっかけにも繋がり、会話に発展するチャンスが生まれます。

マスクをしていても表情を意識する

口元がマスクで覆われていると、「どうせ相手に表情は見えないだろう」と思ってしまいがちですが、眉や目じり、ほほ骨の動きによって、マスク越しでも相手の表情は分かってしまいます。

無表情の相手と話すことほど、苦痛なことはありません。「マスクをしているから、表情までは伝わらないだろう」と思い込まず、マスクをしないときの会話と同じように、しっかり表情を意識することも大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事を読んだ人の中には、性格的に苦手!という方もいらっしゃると思います。そういう方は無理をせず、あくまでソーシャル二日酔い気味だけど、この現状を何とかしたい!と思っている方は実践してみてはいかがでしょうか。

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