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カウンセラーの勉強 経過と感想まとめ

カウンセラーの勉強をすると宣言してから約1週間ほど、講座の勉強が修了した。テスト自体はテキストを見ながらやれば絶対合格できる簡単なものとはいえ、流石暇人である。
とはいってもこれは資格取得の権利を得ただけなので、試験は別に受けないといけないのだが。

今回はザッと勉強してみての自分の感想をまとめておこうと思う。


理解してくれないとか言ってすんませんでした

前の記事に、勉強する動機はカウンセラーは私達のこと理解してくれないから、みたいなことを書いたのだが、撤回したい。ごめんなさい。
カウンセリングの最終目標は「相談者自身で問題に気づき、自ら問題解決をしていく」ことらしい。なのでカウンセラーが一方的にアドバイスするのはご法度とのこと。カウンセリングに行くレベルの精神状況だと、どうしても視野が狭くなってしまい他者に正解を求めてしまうが(私もそうだった)、敢えてそうしないのである。だから、私たちを理解してくれないのではなく、自分で問題解決出来るようにしてくれているのである。無論、全てのカウンセラーがそうでは無いのかもしれないけど、教科書ではそのように教えているので、ある程度の共通認識ではあると思う。生意気言ってすんませんでした。


信頼関係の築き方は日常生活にも応用できそう

テキストの中には「相談者との信頼関係を築くことが何よりも大事」とあり、そのための方法やテクニックなどを色々と紹介してくれている。もちろんこれらはカウンセラーとしても重要であるが、日常生活でも大いに応用出来そうだと感じた。
先ほども書いたが、例えば相手の話を聞かず、一方的にアドバイスをする人間はどうだろうか。本人は「親身に相談に乗っている」感があるかもしれないが、相談した側からしたら「全然話聞いてくれないし、もうこの人に相談するのはやめよう…」となってしまうだろう。
あるいは仕事の場面。営業の仕事であれば、お客さんがどのような事に悩んでいるのかを聞き出して、それにあった商品を提供する事が求められる。そのためにはまずお客さんとの信頼関係を築かなければ、心を開いて困っていることを相談してくれないだろう。
といったように、言わずもがなかもしれないが、信頼関係を築くということは日常生活でも重要になるだろう。
とはいえ、誰に対してもカウンセラーの気持ちで接していたらしんどくなってしまうのも確かなので、自分の本音や黒い所もぶちまけられる相手が必要である。うーむ、人間って難しい。


もしかしてカウンセラー向いてるかもしれない:共感する私(INFJ)とドライな私(INTJ)

正直、私は自分のことをカウンセラーに向いていない人種だと思っていた。
人に何かを相談された経験もほぼ無いし(ここは他のINFJの方たちとは違う所かなと思ったりする)、アドバイスとかもできないし、理解はするけど、共感性は乏しいタイプだと自己分析している。こと、人間関係においてはINTJを発揮しており、わりとドライなタイプだ。

一方で、自分の中で身内だと判定したものには甘いというか、すごく心を許すという一面もある。この身内判定というのは、リアル世界に留まらず、私が「自分と似ている部分があるな」と思ったものを一方的に巻き込む。有名人でもそうだし、物語に出てくる登場人物やキャラクターにもとても感情移入する事がある。無論、今これを読んでくれているINFJ、INTJ諸君もそうだ(勝手に対象にしていてすまない)。

まとめると、INFJとINTJのハーフの私は「身内には心を許すし共感もするけど、それ以外の人間関係はめっちゃドライ」という感じである。それなりに面倒臭い性質だと思っていたのだが、「相談者に寄り添いつつも、基本は中立の立場」であるカウンセラーという面から見ると、もしかして向いているのかも?と感じた。
カウンセリングを利用する方は私と同じような生きづらさを抱えている可能性が高く、おそらく私の身内の範囲に含まれる。なので共感もしつつ、中立的な立場で話を聞くことが出来るのでは?と考えた。

今はまだ私の人間性が未熟なので難しいかもしれないが、いつかメールカウンセリングに近いものをやってみたいなとは思っている。


以上3点が今回学んでみての感想だ。
色々と気づきや学びがあり楽しかった。
冒頭でも書いたが、資格取得のためには試験をやらなければいけないのだが、自宅でできそうなので、そのままやるつもりである。せっかくなけなしのお金を掛けたのだ、えいままよ。

梨女(@xxnashimexx)



ありがとうございます。 ちょっといいご飯を食べたいと思います。