「人前で話すとき、緊張してしまうんです」
フリーナレーター・MCの江川みどりです。
「大勢の前で話すと緊張してしまうんですよね。江川さんは緊張しないんですか?」
声の仕事をしていると、こんな言葉をかけられることがよくあります。今回は私なりの「緊張」との向き合い方についてお伝えします。
私も人前で話すとき・声を出すときは、とても緊張してしまいます。特に、初めての現場や自分のコンディションに不安がある時など、よく「心臓が口から飛び出そう」という表現がありますが、まさにそんな状態になってしまうことがあります。
しかし、私は緊張を感じることが、決して悪いことではないと思っています。
なぜなら、それだけ心と身体が、「大切な時間に向かおうとしている」サインを発信していると認識しているからです。
例えば、イベント司会のとき。開始時間が近づき、大勢の人がイベントのスタートを待つ静かな空間の中、マイクの前に立つと、心臓はバクバク、口も乾いていきます。
そんな時、「これから私は、大切なイベントを一緒に作り上げていく、まさにスタートラインにみんなと一緒に立っているんだ」と心に言い聞かせることで、次第に落ち着いていき、いつの間にかイベントが終わっています。
ナレーション収録のときもそうです。お客さまの期待に応えられるだろうか、視聴者の方は私の声を聞いてどう感じるのだろうか。考えれば考えるほど、プレッシャーがかかっていきます。
そんな時も、「私はこの声を届けることで、誰かを喜ばせたり、ワクワクさせるんだ」と聞き手に想いを巡らせることで、次第にリラックス状態に持っていくことができます。
もし、人前で話すとき、声を出すときに緊張してしまうときは、その貴重な瞬間を味わってみてください。
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photo:りよなちゃん
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