滋賀県の神社巡り〜大瀧神社と小石丸
12月19日
おっさんと久しぶりに会って帰省した時の話をあれこれしつつ、お昼ご飯はうどん。
この日最初にやって来たのは滋賀県犬上郡多賀町にある大瀧神社です。駐車場に車を停め一旦道路を渡って犬洞松を見に行きます。
遥か昔、稲依別王命という人物が小石丸という犬(猟犬)を飼っておりました。ある日、小石丸と山を歩いていると渓谷の淵に人々を襲う恐ろしい大蛇がいる事を聞かされます。
早速退治をしようと小石丸と渓谷で大蛇を探し続け、ある時仮眠をしていたら小石丸が吠え始めたため稲依別王命はそれに怒り、なんと腰の剣で小石丸の首をはねたそうです。
その首は、岩陰から稲依別王命に襲いかかろうとしていた大蛇の喉に噛みつき見事に大蛇を退治したそう。稲依別王命は驚き深く心を打たれて、祠を立て犬咬明神として祀りました。
それから犬胴塚に忠犬の霊を葬り、松を植えたのがこの犬胴松です。
小石丸があまりにも哀れではないか?という話を、おっさんとしました。
大瀧神社に戻ってきました。
御祭神は高龗神・闇龗神。この大瀧神社は、遥か昔には多賀大社の末社、ないしは奥宮として崇拝されてきました。大同2年(807年)坂上田村麻呂の願いにより社殿が建立されたと伝えられています。
坂上田村麻呂って学校の歴史の授業で習った事はあるけれど、何をした人だったかな?と思い調べました。
坂上田村麻呂とは平安時代の武将であり、延暦20年(801年)蝦夷地を平定する事を目的とし征夷大将軍に任命され、大きな功績を上げました。また京都の清水寺の創建にも深く関わっているそうです。
そして調べていて思い出したのですが、京都市山科区に坂上田村麻呂のお墓とされている場所がありましたね。行ったことがあるのに忘れていました。
やや話が脱線してしまいましたが、大瀧神社の話に戻りましょう。
冨王稲荷神社。
二の鳥居
先程の話を知った後だと、なんか切ない。
彫刻。
手水舎の後ろには、犬上神社へはこちらの案内がありました。
可愛らしい犬さん。
拝殿の近くには野球チームの犬の彫刻。
そして犬の絵馬。
この犬上川の対岸に見える小さな祠が稲依別王命が小石丸の首を鎮めたとされている場所ですが2人して写真を撮り忘れたので、ぜひ訪れた際に見てみてください。
下に降りられるみたいなので、行ってみましょう。
入漁ですかね。
この場所は紅葉の時期が人気みたいですが、
そうでなくても素敵な場所ですね。
道を引き返し遊歩道をトボトボ歩く。
所々にベンチが置かれていて、素敵。
滝。
休憩スペースもありました。まだまだ先がありましたが、もういいかなーと2人ともなり車に戻りました。
続きはまた次回。
65歳のおっさんと1泊2日の旅行に行きます!!