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滋賀の神社巡り~鏡神社と義経元服の地

前回と同じ日の話↓

5月6日

おっさんと、最後は前から気になっていた神社へと向かいます。

歩道橋。

滋賀県蒲生郡竜王町鏡の鏡神社、主祭神は天日あめのひぼこの尊。

鏡という地名は主祭神の天日槍尊が神宝の日鏡をこの地に納めたからという説があります。

創立年代ははっきりと分かっていませんが、主祭神の天日槍尊は新羅の国の王子として垂仁天皇3年の時代に日本に来て近江国に入り、連れてきた多くの技術集団(陶物すえもの師・医師・薬師・弓削ゆげ師・鏡作師・鋳物師など)と共に集落を作りました。そんな天日槍尊を祀る古社が鏡神社だとされています。

狛犬さん。

源義経烏帽子掛けの松。
平安時代の承安4年(1174年)3月3日、鏡の宿で元服した牛若丸(源義経)がこの松枝に烏帽子を掛け鏡神社に参拝し源九郎義経の名乗りを上げ源氏の再興などを祈願したそうです。

明治6年(1873年)10月3日の台風で折れてしまったので、現在は幹の部分を残してあります

一の鳥居。

鳥居をくぐり右手側には八幡神社。

それから御幸山の看板があります。

手水舎。

鏡山の麓には渡来集団に関わる地名も多く、須恵器を焼いた古窯址群も広く残っています。

祓戸神

本殿。今の社殿は室町時代に再建されたと考えられており、国の重要文化財となっています。

神社を後にして義経元服池にも行きました。
牛若丸(義経)が京都の鞍馬から奥州へと旅する途中、この土地にある鏡の宿に泊まり鏡神社の宮山の岩清水を盥に汲み自分の烏帽子をつけ元服しました。

近くの、道の駅竜王かがみの里に寄り道。

休憩所では色々な展示がされていたので、興味がある方は行ってみてください。

源義経が元服の際に用いた、たらい(復元)。
写真の真ん中辺りに見える半月状のものが、実際の盥の底板です。

周辺の史跡などの解説。

外には聖徳太子ラッピングの自動販売機。

晩御飯はサイゼ。以前(3月30日)に来た時は体調が優れずガーリックトーストとアイスといういつも頼むものを食べなかったので、久しぶりに来れて嬉しかったです。

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