マガジン一覧

Nikon Zfcを楽しむ

ニコンヘリテージデザインがすばらしいNikon Zfcを中心に楽しんでいくシリーズ

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TTArtisanのMマウントアダプターが楽しい

Fマウントレンズの撮影時絞り値がExifに記録されない問題 おつかれさまです。 ニコンのZマウントカメラでFマウントレンズを使うには、純正のFTZマウントアダプターを使うかもしれません。ところが、このマウントアダプターは絞りリングのないGレンズ以降を想定しているようで、電子接点のないマニュアルフォーカスレンズでは、レンズの焦点距離・開放絞り値・撮影時の絞り値の情報がカメラに伝達されません。なので、Exifにこれらのレンズ情報が自動では記録されないという問題がありました。

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Ai Nikkor 24mm F2.8Sを整備して,スナップ写真を撮ってみた

おつかれさまです.今回は,私の好きな画角24mmの単焦点レンズを分解・整備する話である.同時に,Ai-S NikkorをAi-P相当に改造して,ZマウントのNikon Zfcに純正マウントアダプターのFTZを介してこのレンズを装着し,Exifに撮影時の絞り値を記録できるようにする.私は,どうも写真を見返すときに,撮影時のシャッタースピード,絞り値,ISO感度が気になって仕方がないのだ. タンポポチップを使ったAi-P相当への改造は,既にAi Micro-Nikkor 55mm

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小樽海岸自然探勝路をカメラを持ってハイキングしてきた

おつかれさまです。 母親が北海道小樽市に住んでいるのですが、その近所に「小樽海岸自然探勝路入口」の看板があります。 いつも通る度に気になっていたのでネットで調べると、絶景にお目にかかれるハイキングコースのようです。 どうやら西側の起点がオタモイという地区で、東側の起点が小樽水族館のある祝津で、中間に赤岩駐車場があるようです。実家の近所にある看板は、赤岩駐車場へ通じる道の入り口だそうです。ただしこの坂道が単調な1.4kmの上り坂で、歩くとなるとこわそう(「こわい」は北海道弁

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NIKKOR Z 40mm f/2 が好きすぎて,スナップ写真を撮ってみた

おつかれさまです.新発売からまもなくしてニコンZfcを購入して,レンズはとりあえず評判の良いNIKKOR Z DX 16-50mmは購入したものの,他のZレンズはお高くて手がでなかった.その後,この廉価な40mm f/2が発売されてレビューを見ると,玉ボケが綺麗というのを知って物欲を刺激された.ところがいざ購入しようと思っても,お店にもネットショップにも在庫がなかった. 結局,2021年12月末に購入を決意して予約したのだが,1月に入っても入荷の知らせは来なかった.ところが

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17 本

TTArtisanのMマウントアダプターが楽しい

Fマウントレンズの撮影時絞り値がExifに記録されない問題 おつかれさまです。 ニコンのZマウントカメラでFマウントレンズを使うには、純正のFTZマウントアダプターを使うかもしれません。ところが、このマウントアダプターは絞りリングのないGレンズ以降を想定しているようで、電子接点のないマニュアルフォーカスレンズでは、レンズの焦点距離・開放絞り値・撮影時の絞り値の情報がカメラに伝達されません。なので、Exifにこれらのレンズ情報が自動では記録されないという問題がありました。

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ニコンの激安中古レンズを復活させる(その12)NIKON Series E 100mm F2.8

おつかれさまです. 今回は,安価な中望遠レンズである.ニッコールには,85mmF1.8とか,105mm F2.5とか,名玉と呼ばれる中望遠レンズがあるが,どちらも中古価格がものすごくお高くて,なかなか手がでない.どうしたものかと思っていたら,Series-Eのレンズの中に焦点距離100mmのレンズがあり,これを安価で入手できた.プラスチック鏡筒だし,レンズコーティングもシングルのようで,いかにもチープな感じがするが,気軽に持ち歩くには良いレンズかもしれない.さっそく,オーバー

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絞りリングの外径が小さい非AiニッコールのためのAi化フック部品の製作

おつかれさまです. 非AiのニッコールレンズをAi化するには,絞りリングを一部削ってカメラ側の露出計連動レバーを作動させる方法がよく紹介されている.しかし一部のレンズでは,絞りリングの外径が小さく,そもそもカメラ側のレバーと干渉しないものが存在する.私がNikon D600との組み合わせで確認しているのは.Nikkor-H Auto 28mm F3.5,Nikkor-S Auto 35mm F2.8,New Nikkor 50mm F1.4(後期型,製造番号による)の3機種だ

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激安ニッコールレンズの母艦としてのFUJIFILM X-E2とフォーカルレデューサー

おつかれさまです. オークションで激安で出回っている,中古のニッコールレンズをオーバーホールし,フルフレームセンサーのNikon D600も導入して,カメラと写真を楽しんでいる.しかし,一眼レフのD600は,いつも持ち歩くにはちょっと大きくて重たい.フルフレームデジタル一眼レフも,かつてのNikon FEくらいの大きさで,手頃なお値段になれば良いと思うのだが,なかなかそうはいかないようだ. というわけで,マウントアダプターを介してニッコールレンズが使える,コンパクトなミラー

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気になるレンズを整備して,スナップ写真を撮ってみた

自分が気になるレンズを安価に入手して整備し,スナップ写真を撮って楽しもうという自己満足の企画です.

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Ai Nikkor 24mm F2.8Sを整備して,スナップ写真を撮ってみた

おつかれさまです.今回は,私の好きな画角24mmの単焦点レンズを分解・整備する話である.同時に,Ai-S NikkorをAi-P相当に改造して,ZマウントのNikon Zfcに純正マウントアダプターのFTZを介してこのレンズを装着し,Exifに撮影時の絞り値を記録できるようにする.私は,どうも写真を見返すときに,撮影時のシャッタースピード,絞り値,ISO感度が気になって仕方がないのだ. タンポポチップを使ったAi-P相当への改造は,既にAi Micro-Nikkor 55mm

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Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8sを整備して,スナップ写真を撮ってみた

おつかれさまです.これまでニコンFマウントの標準焦点距離マイクロ(マクロ)レンズにこだわり,同じようなレンズを揃えて試しているのだが,最良のマイクロレンズはどれか?という疑問に答えるときが来たようである.ただし,あくまでもNikon ZfcとFTZを組み合わせて,マニュアルフォーカスで使う場合である. 候補にあがったのは、 a) Ai Micro-Nikkor 55mm F3.5 b) Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8s c) Ai AF Micro

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Ai AF Micro-Nikkor 55mm F2.8sを整備して,スナップ写真を撮ってみた

おつかれさまです.Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8sがとっても気に入っていたのだが,ミラーレスのNikon Zfcと使うと,撮影時の絞り値がExifに残らないのが不満だった.そこで後継機種でニコンが言うCPUレンズである,Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8sと,純正マウントダプターのFTZを導入して,しばらく使ってみた.Exifに絞り値が記録されるのはとっても有り難いのだが,夜景撮影の際に点光源が滲むような気がする. どちらも平成時代

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Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Sを整備して,スナップ写真を撮ってみた

おつかれさまです.マイクロニッコールの中で,Ai Micro Nikkor 55mm F2.8は銘玉と呼ばれ,解像力に定評があるようである.私もジャンクで入手してNikon Zfcに社外品のマウントアダプター経由で装着して,マクロ撮影に限らず楽しんでいる.近頃はとっても気に入ってしまい,もはや常用レンズになっている次第である. ただ唯一の不満点は,Exifに撮影時の絞り値が記録されないことである.以前所有していた一眼レフのD600では,Ai連動機構を利用してそれができていた

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レンズ付きフィルムと3Dプリントサービスでレンズを製作する

各種のレンズ付きフィルムのレンズと3Dプリントサービスを活用して,ミラーレスカメラ用レンズを作っていきます.ねじ込み式のL39マウントのレンズを作りますが,Mマウントへのマウントアダプターを利用するので,最終的にはMマウントのレンズになります.ミラーレスカメラには,それぞれのカメラのMマウント用アダプターを介して装着します. 現行の「写ルンです」のレンズは,多くの方々が製作されているので,ちょっとだけ変わり種のレンズ付きフィルムのレンズを使って製作していきます.自分で設計・製作したレンズで,個性的な写真が撮れると良いですね.

3 本

「写ルンです望遠」f=100mm, F9.5,L39マウントレンズの製作

おつかれさまです. 今回は,「写ルンです望遠」というディスコンになったレンズ付きフィルムを使って,ミラーレス一眼用のレンズを製作する話である.「写ルンです望遠」の焦点距離は100mmなので,APSセンサーのFUJIFILM X-E2に装着すると35mm換算で150mm,ニコワンに装着すると270mmの望遠レンズになる.なかなかレアなアイテムだが,オークションやフリマサイトではまだ見つけられるようだ.私は「写ルンですNew望遠」を送料込みで千円程度で入手できた. 分解とレンズ

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「写ルンですNight&Day Super」f=32mm, F5.6,L39マウントレンズの製作

おつかれさまです. 今回は.FUJIFILMの「写ルンです」から,Night & Day Superという機種のレンズを使って,ミラーレス一眼で使えるレンズを製作する.このレンズの特徴は,現行の「写ルンです Simple Ace」が, f=32mm, F10の1枚レンズなのに対して,2群2枚, f=32mm, F5.6という比較的明るいレンズであることだ.スタンダードな「写ルンです」を使ったレンズ自作は,みなさんやられているので,普通に作っても面白くない.せっかくなら少しでも

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「写ルンですAPS」f=24mm, F16,L39マウントレンズの製作

おつかれさまです. 巷では,富士フィルムの「写ルンです」というレンズ付きフィルムが,独特なやさしい写りでブームになっているらしい.そういえば家の物置の奥に,期限切れの「写ルンです」があるのを思い出した.しかも通常版が焦点距離32mmなのに対し,これはAPS版なので焦点距離24mmである.APS-Cセンサーサイズのカメラに装着しても35mm換算して36mmで広角レンズとして使える.さっそく,ミラーレス一眼で使える「写ルンです」を製作してみた. 「写ルンですデート1000」とい

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ニコワンを楽しむ

ディスコンになっちゃったNikon 1システムカメラを使って楽しんでいきます

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ニコワンを楽しむ;1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMの分解・修理

おつかれさまです. これまで1 Nikkorは,10mmと18.5mmの単焦点レンズをオーバーホールしてきたが,今回は標準ズームレンズとなる.1 Nikkor には,標準ズームレンズが3本もあるのだが,これは最も後発のレンズで,パワードライブズーム機構と,前面に電動レンズバリアーがあるのが特徴だ.レンズの構成も贅沢で7群9枚だが,EDレンズが1枚,非球面レンズが4枚も使われていて,写りも良いらしい. 現状把握例によってジャンク品を送料込み2千円以下で入手した.送られてきたも

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ニコワンを楽しむ;Nikon 1 V1とマウントアダプター

おつかれさまです.近頃はコンパクトなニコンのミラーレスカメラNikon 1 V1を入手して楽しんでいるのでご紹介します. 入手の経緯メインで使っているカメラがNikon D600で,カメラバッグを持っているときは良いのですが,日常のちょっとした外出の際に持ち歩くのは現実的じゃありません.そこで,オーバーホールしたニッコールレンズが使えるコンパクトなカメラが欲しくなり,マウントアダプターが使えるミラーレスカメラの導入を検討しました. 予算が限られている中で,なにが良いかと考

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ニコワンを楽しむ;1 Nikkor 10mm f/2.8の分解・修理

おつかれさまです. Nikon 1 V1を導入したものの,Nikon 1システムのレンズも欲しくなり,最初に購入したのがこのレンズだ.購入前から絞りが不良なことは知っていたが,なんとかなるだろうと鷹をくくっていた.実際に分解してみると,プラスチック製の歯車が破損していることがわかり,これは諦めるしかないかと思った. ピンセットの先にあるのが,割れたギア部品です.直径2mmくらいの小さな部品です. ところが,この部品で困っているひとは多いらしく,アマゾンでもeBayでもA

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ニコワンを楽しむ;1 Nikkor 18.5mm f/1.8の分解・清掃

おつかれさまです. 安価で入手したNikkorレンズをコンパクトなカメラで活用しようと,Nikon 1 V1ボディを導入したのだが,やはりコンパクトなカメラにはコンパクトなレンズが欲しくなり,1 Nikkor 18.5mm f/1.8を安価で手に入れた.35mm換算では,焦点距離が18.5x2.7=49.95mmとほぼ50mm となり,標準レンズの画角になる.ボケが楽しめるレンズとして評判らしい. 入手した個体は,外装に若干のキズがあるものの,AFの動作や絞り羽根の動作等

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