小樽海岸自然探勝路をカメラを持ってハイキングしてきた
おつかれさまです。
母親が北海道小樽市に住んでいるのですが、その近所に「小樽海岸自然探勝路入口」の看板があります。
いつも通る度に気になっていたのでネットで調べると、絶景にお目にかかれるハイキングコースのようです。
どうやら西側の起点がオタモイという地区で、東側の起点が小樽水族館のある祝津で、中間に赤岩駐車場があるようです。実家の近所にある看板は、赤岩駐車場へ通じる道の入り口だそうです。ただしこの坂道が単調な1.4kmの上り坂で、歩くとなるとこわそう(「こわい」は北海道弁で「疲れた・しんどい」の意味)です。そこで、小樽水族館まで路線バスで行き、帰り道にこの坂を下ることにしました。つまりざっくり、
というコースで、赤岩駐車場から東側のハイキングコースを攻略する計画をたてました。途中で余裕があれば、赤岩駐車場から西側の赤岩山展望台まで往復してみることにします。
装備は、山登りというよりハイキングなので、底の厚いスニーカーと、水分補給できる飲料と汗拭きタオルがあれば十分のようです。カメラは、ニコンZfcにFTZを付け、Fマウントレンズ3本をリュックに詰め込みました。
いざ出発
偶然ですが、決行は「山の日」でした。朝食を食べて、8時30分頃に出かけました。コンビニに寄ってから、赤岩2丁目バス停からバスに乗り、終点の小樽水族館までは、約10分でした。ここからハイキング開始です。天気は快晴でした。
バス停から降りた乗客は、みなさん水族館の入口を目指しますが、私はそれを横目で見て、祝津パノラマ展望台を目指します。
祝津パノラマ展望台到着。ここでAi Micro-Nikkor 55mm F2.8から、Ai-s Nikkor 24mm F2.8にレンズ交換しました。次に目指すは探勝路の入口ですが、その前に立派なホテルがあります。
探勝路の入口は下の写真です。わかりにくくて、私は一度通り過ぎてしまいました。ちょっと奥に案内板があるので、それが目印です。
ここまでも上り坂でしたが、ここからは、舗装されてない山道を登ります。途中ゴツゴツした岩場もあり、足元はあまり良くないです。
しばらくして、道しるべがありました。
さらに上り坂が続きます。こうなってくるとハイキングではなくて登山ですね。
さらに少し進むと、テーブル岩(テーブルリッジ)がありました。私は足元がフラフラしてたので、岩の突端まではいきませんでした。
さらに進むと、別の展望台があります。
ここからは下りなので楽々です。ところどころ開けていて、海側の景色もみることができます。
しばらく歩いていると、神社がありました。
赤岩駐車場到着です。入口からここまでちょうど1時間かかりました。ここには駐車場と公衆トイレがありましたが、トイレはパスしました。
駐車場には、既に車が10台くらい駐車してました。まだ余力があるので、西側の赤岩山を目指します。
これからこの鳥瞰図の右側に進みます。
またもや上り坂です。しかもかなりキツイ。ちょっと足も疲れてきて、途中で元気な山ガールに追い抜かれてしまいました。
このあたりは、クマは出ないと聞いていたので安心してたのですが、ヘビにでくわしました。小樽に生息するヘビはマムシかアオダイショウかシマヘビらしいので、大きさや色からして有毒のマムシでしょう。このまま刺激せずに、すれ違うことにします。
このあたりで足はガクガクですが、もうヘビには会いたくないのでピッチをあげます。
山道が開けて、ベンチのある休憩所に到着しました。ここで引き返そうかと思っていたのですが、先着のおじいさんに話かけられ、あと5分くらい歩くと、展望台があるとの事。望遠ズームにレンズ交換して、もう少し進むことにしました。
赤岩山展望台に到着しました。遠くに観光船のツアーで有名な「青の洞窟」が良く見えました。ここで引き返します。
下り坂を降りていくのですが、ここで足を滑らせ、尻餅をついてしまいました、赤岩駐車場に到着したのは、11時20分頃、赤岩2丁目バス停には11時40分頃到着しました。
まとめ
靴は厚底のスニーカーだったのですが、少しサイズが大きく歩きにくかったです。やはりトレッキングシューズか登山靴のようなしっかりした靴のほうが良かったと後悔しました。ズボンはチノパンでした。マムシと遭遇したことを考えると、半ズボンでなくてよかったです。
カメラ関係では、レンズの選択は悪くなかったと思うのですが、交換の際にゴミを入れてしまい、なんとも悔やまれます。センサーが露出しているミラーレスカメラでは、レンズ交換時のゴミのチェックは念入りにやらないといけませんね。それと3時間カメラを使っていると、最後のほうはバッテリーインジケータが赤になりました。やはり交換バッテリーは持っていったほうが良さそうです。
まあいろいろありましたが、天気が良くて良かったです。最高気温は25℃くらいでしたので、熱中症になるほどではなかったですが、汗はかなりかきました。実家から近いこともあり、かかった交通費は片道のバス代240円だけです。小樽駅を起点としても往復で480円ですので、休日を安価に楽しむにはとても良いハイキングコースでした。
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