高橋翼

静岡市出身、神奈川県在住。『地方×IT』をテーマに、地方でのICT活用事例を紹介してい…

高橋翼

静岡市出身、神奈川県在住。『地方×IT』をテーマに、地方でのICT活用事例を紹介しています。 株式会社エッグシステム代表取締役。ベンチャー・中小企業向けに、ITシステムを活用した売上拡大・業務効率化の支援をしています。

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  • 『地方×IT』のシステム活用事例

    地方でのITシステム活用事例を5分で手軽に読めるように簡単にご紹介しています。

  • 地方が取り組む働き方改革・リモートワーク

    地方が取り組んでいる働き方改革の事例をまとめました。 リモートワーク、ワーケーション、など様々な取り組みが行われています。

  • 献身的なチームの作り方(実践中)

    献身的(目の前の人のために行動する)なチームを作るために実践していることや、試行錯誤する日々の出来事、気付きなどを発信しています。チームビルディングを行う方にとって役立つものになれば、です!

  • Search Inside Yourselfから学んだこと

    Googleで生まれビジネスリーダーが実践している「Search Inside Yourself」を受講してみました。そこで学んだことや気付きをまとめました。

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静岡県静岡市|MaaSへの取り組み事例紹介(AI相乗りタクシー、シェアサイクル)

静岡県静岡市は、人口約70万人の政令指定都市です。 静岡市には、日本平、駿府城、久能山東照宮(徳川家康の埋葬地)などの名所があります。たまに知らない方がいるのですが、ちびまる子ちゃんの舞台となった清水市は現在存在せず、静岡市と合併したため清水区として存在しています。 以前取り上げた、完全オンライン授業を早々に実現した静岡聖光学院(私の母校)があるのも静岡市です。 今回は、静岡市が今まさに取り組んでいるMaaS(マース)の事例をご紹介します。 MaaSとは?MaaS(マー

    • 静岡市初のオープンファクトリー「静岡工場博覧会2023ファクハク」に参加しました!

      静岡市で開催中の「静岡工場博覧会2023」の初日に参加してきました! とてもよい取り組みだと実感しましたし、個人的にも良い体験ができたと思っていまして、レポートを残しておこうと思います。 静岡工場博覧会2023『ファクハク』とは?「オープンファクトリー」という、ものづくりをしている企業が生産現場を外部に公開したり、来場者にものづくりを体験してもらう取り組みが、現在全国各地で行われています。 オープンファクトリーを静岡市でもやるということで、今年初開催されました!詳細は公式

      • 静岡県静岡市|図面からAIが見積り作成する製造業DXの事例

        先日しずおかDXコンソーシアムのイベントへ参加し、非常に勉強になるDX事例をお聞きできたので、レポートしようと思います。 静岡県静岡市清水区にある、プラスチックの加工メーカー「株式会社プラポート様」にて取り組まれた、AIによる2D図面の自動見積りについてです。 全国の製造業の中小企業が抱える問題プラポート社では「多品種少量生産」の形態をとっています。 日本全国にある中小製造業では、この多品種少量生産で製造を行っている会社が多いです。(もちろん一概には言えませんが) な

        • 「効率化」が目的ではデジタル化は進まない

          「繁忙期と閑散期では倍近く受注数が違うから、生産ラインでITを活用した効率化を進めても効果が得られないんだよな…」 先日、製造業の中小企業経営者の方とお話ししたときのことです。 ITシステムの活用によって、生産ラインを効率化しても、繁忙期(約3ヶ月間)は残業時間削減となり効果が生まれますが、閑散期はただでさえ手が空く時間が多いのに、余計に手が空いてしまう、ということです。 年間で考えると費用対効果が得られないんですね。 日本の中小企業製造業でデジタル化が進まない要因の

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          正社員と業務委託の違い

          ここ数年で複業(本業のサブ的な位置付けの「副業」は捉え方が好きではないため、パラレルで複数の仕事をする「複業」と表現しています)が増えたことにより、個人での仕事が増え、企業から個人へ業務委託するケースが増えています。 当社でも、複業のエンジニアと業務委託契約を結んで仕事を依頼したりしています。 そこで前々から考えていたのが「雇う側である会社の立場からすると、正社員と業務委託って何が違うのだろうか?」です。ここで言う「違い」とは、契約形態、社会保険の有無、などの制度的な内容

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          システム開発会社が「DX」できない理由

          先日訪問先の企業で「DXとは何でしょうか?」と質問をいただきました。ご質問されたご担当者の方はITに明るいわけではないので、改めて「DX」という言葉が浸透してきたことを感じました。 一方、システム開発会社が「今こそDXです!」といった宣伝文句を使うことに対してモヤモヤ感を抱いていました。 そのモヤモヤを少し整理してみます。 結論から言うと、こんな整理ができました。 ・新規事業の立ち上げ経験(0→1)がないと「DX」はできない ・システム開発会社に所属する多くのエンジニア

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          【DX入門】しずおかDXコンソーシアム 第1回ワークショップへ参加しました

          4月23日に行われた、しずおかDXコンソーシアム第1回イベント(ワークショップ)へ参加しまして、とても多くの学びがあったのでイベントレポート兼振り返りとして書こうと思います! (写真は公式サイトからお借りしました) 昨年あたりからトレンドとなっている「DX」へ取り組むための第一歩目として、まずはゴールデンサークル(Why、What、Howを明確化すること)を使って"ありたい姿"を描こう、というワークショップでした。 しずおかDXコンソーシアムとは? 過去にキックオフや発足

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          群馬県片品村|オフラインの行動をデータ化しビックデータ活用

          おはようございます! 今日は群馬県片品村(かたしなむら)でビックデータを活用して、来訪者の属性や行動を分析してマーケティング戦略を検討したという事例をご紹介します。 僕は仕事でマーケティング戦略を立案するということがたまにあるのですが、正直言って、非常に難しいです…。基本的には「どうやったら集客できるか」という課題に対して、打開策を立てていくのですが、顧客の行動を正確に予測することが困難だからです。 そこで、顧客の属性(性別、年齢など)や行動の「データ」を活用して、正確に

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          初心者がnoteで3万PV、フォロワー200人を達成した方法

          『地方×IT』というテーマで、地方におけるICT活用事例を紹介していまして、約6ヶ月で3万PV、フォロー数は200人を超えました! 多くの方に読んで頂き、本当にありがたい限りです。 ありがとうございます! 僕は、システムエンジニア→システムコンサル→起業という経歴で、ブロガーでもなければ文章を書くプロでもありません。 そんな初心者の自分でもここまでPV数とフォロワー数を伸ばすことができた理由を具体的に書こうと思います。 「たった1ヶ月で1万pv、フォロワー数1,000

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          「しずおかDXコンソーシアム発足式」へ参加しました

          昨年10月に引き続き、「しずおかDXコンソーシアム発足式」へ参加しましたので、イベントレポートを書きます! 静岡でのDX事例として、藤枝市と江崎グループ(折込チラシ等)の具体的な取り組みについても詳しく書きましたので、ご覧ください! しずおかDXコンソーシアムとは?自分は静岡市出身で、今は都内に住んでいますが、地元静岡へ貢献したい&2拠点生活を含めて移住を検討している、ということで静岡DXコンソーシアムのイベントへ毎回参加しています。 (2020年10月に参加したキック

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          宮城県女川町|災害時でも通信できる「耐災害無線ネットワーク」を運用

          今日は、宮城県牡鹿郡にある女川町で災害時にも通信が途切れないようにする無線ネットワークを導入し運用している、という事例をご紹介します! 実証実験を開始したのは2014年でかなり前の話ですが、今でも十分活用でき役立てるICT活用事例です。 2011年3月11日の東日本大震災が起こってから、明日で10年となります。東北地方では甚大な被害を受けたことは皆さんご存知のとおりです。 震災などの災害が起こったときに困ることの一つが、電話やメールなどが使えなくなり、連絡が取れなくなるこ

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          奈良県奈良市|80%の業務効率化に成功したRPA導入事例

          奈良市役所でRPAを導入し、業務時間を約80%短縮したという事例についてご紹介します! 最近頻繁に取り上げている「RPA」とは、自動化ソフトウェアロボットのことで、定型作業や単純作業をRPAに覚えさせることで手作業を自動化するというものです。ここ数年で、地方自治体や中小企業でRPAの導入がかなり進んでいます。 このように聞くと、単純作業を自動化してくれるから便利そうだな、くらいに感じると思いますが、RPAの効果はそれだけでなく、業務フローが可視化されて業務の標準化が進んだ

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          静岡県藤枝市|買い物するだけで健康を目指せる「SIRU+」を導入

          静岡県藤枝市で、スーパーで買物をするだけで健康管理ができてしまうアプリの実証実験が行なわれたという事例をご紹介します! 最近、僕の地元である静岡の事例が多いような気がしますが、ご愛嬌ということで・・・静岡県での取り組みが多いので目に入ってくる機会が多いのは事実なので、静岡を贔屓しながら紹介していきます! さて、、、 人生100年時代と言われる昨今では、寿命を延ばすということはもちろん、「健康寿命」に着目されています。100年の間で、より長い間健康でいたほうが、遊びも仕事

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          【最大100万円補助】審査を合格した実績から「小規模事業者持続化補助金」の申請書類の書き方を共有します

          社員数100名以下のベンチャー・中小企業向けに、IT部門のアウトソーシングサービスを行っています、株式会社エッグシステムの高橋です。 IT部門のアウトソーシングというと、現行システムの運用保守やPC設定などをイメージされるかもしれませんが、弊社が行っているのはそれだけでなく、本来IT部門が行うべき「IT戦略策定」「システム導入計画の立案」「システム化の企画」「業務効率化・生産性向上への取り組み実施」などです。 良く対応させて頂くのが業務効率化・生産性向上に向けた取り組みで

          有料
          500

          【最大100万円補助】審査を合格した実績から「小規模事業…

          静岡県浜松市|デジタルスマートシティに向けたデータプラットフォーム「FIWARE」活用

          静岡県浜松市が、スマートシティの実現に向けて、IoTを使って収集したデータを活用・連携する基盤を導入し、実際にデータを活用するプロジェクトを開始しました、という事例をご紹介します! IoTセンサーを使うと、例えば農場に設置すれば気温や湿度のデータを収集できますし、町中に設置すれば歩行者の数や性別・年代というデータを収集することができます。 しかし、IoTでデータを取得できるからと言って、そのデータを簡単に活用できるとは限りません。なぜなら、多種多様なデータであるため、項目

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          愛知県大府市|運用保守を見据えたRPA導入で年間147時間削減

          愛知県大府市役所でRPAを導入し、情報システム担当部門が適切に運用保守する体制を構築し、RPAの運用に成功しているという事例をご紹介します!昨日に引き続きRPAの導入事例です。 RPAはプログラミングなしでも構築・導入できる、自動化ソフトウェアです。導入しやすいからこそ、野良ロボット(誰もが好き勝手にRPAを作ってしまい管理しきれないRPAが乱立すること)が増えて、ブラックボックス化してしまい、最終的にはRPAは手に負えない良くないツールだ、という結論になってしまうかもしれ

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