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静岡県藤枝市|買い物するだけで健康を目指せる「SIRU+」を導入

静岡県藤枝市で、スーパーで買物をするだけで健康管理ができてしまうアプリの実証実験が行なわれたという事例をご紹介します!

最近、僕の地元である静岡の事例が多いような気がしますが、ご愛嬌ということで・・・静岡県での取り組みが多いので目に入ってくる機会が多いのは事実なので、静岡を贔屓しながら紹介していきます!

さて、、、

人生100年時代と言われる昨今では、寿命を延ばすということはもちろん、「健康寿命」に着目されています。100年の間で、より長い間健康でいたほうが、遊びも仕事もたくさんできますからね。

しかし、誰しもが興味のある「健康」ですが、しっかりと健康管理をやっている人は少ないように思います。何と言っても面倒だからです。今日はこれとこれを食べて、運動はこれくらいして、体重はこのくらい増えて・・・など記録することが面倒ですし、栄養素が不足しているからと言って、具体的に何をすればよいか分かりません。

ということで、面倒さを一切排除して買い物するだけで栄養アドバイスなどしてくれて、健康管理できる「SIRU+(シルタス)について話したいと思います!

頑張らないで健康を目指せるアプリ「SIRU+」とは?

SIRU+(シルタス)とは、買いものするだけで栄養バランスがわかる、というアプリです。何やら凄そうです。

仕組みとしては、スーパーのポイントカードをアプリに登録して連携することで、買い物した食材の情報がポイントカード経由でアプリへ蓄積されるというものです。

アプリに連携された食材の情報がアプリ内で栄養素の情報に変換されて、栄養バランスをグラフで確認することができます。

すると、例えば「ビタミンCが不足している」「ビタミンCが不足すると風邪を引きやすくなったり肌荒れになったりする」「パセリやブロッコリーがオススメ」といったように、栄養アドバイスまでしてくれます。

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※出典:SIRU+アプリの使い方を紹介します

それだけでなく、最近買った物の栄養傾向から、SIRU+に搭載されているAIが栄養バランスの整う食材やレシピを提案する機能もあります。具体的な食材からレシピまで紹介してくれるというのは非常に便利ですね。

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※出典:SIRU+アプリの使い方を紹介します

2020年3月1日現在、SIRU+に連携できるポイントカードはまだ少ないのですが、おそらく拡大に向けて動かれているのではないかなと思います。徐々に増えてくることに期待です。

藤枝市と静鉄が提携してアプリを導入

静岡県藤枝市と、地元スーパーを運営する静岡鉄道(通称:静鉄)は、利用者が入力する負担がなく手軽に使えるという利便性に着目して、SIRU+の導入を行いました。

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※出典:藤枝市、静鉄、静鉄ストアと協定締結、 生活習慣病予防に向けた実証実験を開始

実証実験として、静鉄が運営するしずてつストア(スーパー)の5店舗で行われ、同店舗の従業員や市職員ら約100人が参加しました。ちょうど2021年2月末まで実証実験の期間だったので、もう少ししたら結果が出てくるのではないかと思います。

「ユーザーの負担をいかに減らせるか」がポイント

今回のアプリのポイントは何と言っても、利用者(ユーザー)が購入した食材をいちいち入力しなくてもよい、という点です。買い物をするだけで自動的に情報が収集され、栄養素の分析までしてくれます。

ユーザーの負担を減らす、というのはアプリに限らず、例えば企業における新システムの導入プロジェクトや業務改善プロジェクトなどにおいても重要となる考え方ですね。

僕は中小企業で基幹システムの導入をお手伝いさせて頂くことが多いのですが、現場から「入力が面倒になる」「使いづらい」といった意見が出ることがあります。

今まで使っていたシステムを入れ替えて新しいシステムの操作を覚えなければいけないので「使いづらい」と感じるのは一時的なものなのですが(だいたい3〜6ヶ月使い続ければ慣れます)、「入力が面倒になる」というのはしっかりとケアしないと、現場からの反発を受けて、システム導入が中止す事態にもなりかねません。

特に最近は、便利なクラウドサービスが多いので、あれもこれも導入したくなってしまうのですが、システムが増えるということはデータを入力・登録する先が増えるということを意味します。そのため、無計画に便利なクラウドサービスをどんどん導入すると、

システムが多くて、いろんなところにいろんなデータを入力しなければいけないので大変

入力しなくなる

システムが使われなくなる

という負のループに入ってしまいます。

便利なクラウドサービスはどんどん活用した方がよいと思っていますが、「ユーザーの入力負荷が上がらないか」という観点で確認することはオススメします。

最近では、クラウドサービス同士を自動連携させることもできるので、そういったやり方も検討すると、ユーザーの負荷を上げずに便利なシステムを使えるようになります。

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