赤い衝撃/F50
イメージの中での両サイドの黒にインディゴブルーを混ぜ塗り込んだ。
中にはグレーの他、色々な混色を重ねる計画である。
今までは一気に書き込んだが、今回はマチエールに複雑さがほしい。
13.JUN 白の中(チタニウム)に赤を下地に少し描き込んだ。
ところどころに黄
天気は良く、15日には下地は乾燥している。
丁度よい。
チタニウムホワイトで下地と同じに、下地の赤と黄を薄く出させて、全体に早いスピードで描き込んだ。
壁や柱は絵具が飛び散る。
この時の白は、両サイドの黒に少しオーバーラップさせることにしていた。
全体的に黄(レモンイエロー)を置く。
そして、ついにこれにもスピードを加える。
最後の“赤い衝撃”のとおり赤でしめる。
最後の筆は、円の右サイドの上から下へ、そして所々においた白をナイフで上下に2か所アクセントを付ける。
完成だ。
イメージアップに2週間、絵具をおく時間は
12日・・・8: 30~11: 00PM
13日・・・〃
15日・・・8: 30~10: 30PM
完成に満足している。
楽譜F50以上の迫力がある。
身体が震えるのを覚えた。
題名は“赤い衝撃”F50
15.Jun.1984
※ 『軌跡』〜父の日記より〜
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