キノコバター炒め

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創作大賞、既存の作品のリミックスでも大丈夫なんだろか

    • 足りない女

      前回までのお話…… 生理がこないことで婦人科に閉経を指摘されたが、3か月あいてやってきた生理は、1か月止まらないのであった。 2週間出血が続いたところで婦人科に電話。すぐには病院に行かれなかったので3週間めに診てもらうことになった。 問診を書いて出すと看護師さんがやってきて 「すみません、確認なんですけど、今の一個前の最終月経は8月で間違いないですか?」 「はい」 「これなんですけど……」 と問診票の「性交」の部分を指差しながら看護師さんは訊ねる。 「8月の月経後から、1

      • マガジン「わたしとヘイセイ」では、時系列順に並べ替えてあるので順に読むことができますよ! 思いついた順に書いてるから苦肉の策です…💦 https://note.com/wsnmc2021/m/mb7d9e583282c

        • 私の13歳(1989〜1990)

          自分の子供が13歳になって、異性の友達から映画に誘われたそうだ。 「親と行けばいいじゃん、俺一人で映画とか普通に行くから、わざわざ友達と行かなくてもってつい思っちゃうんだよね」 そのように言う息子に 「趣味が合う友達といかないと楽しめない娯楽もあるんだよ」 と伝えたのだが、行く場所によって友達を選んでいたのはもう少し大きくなってからだったので、中学生だとどうなんだろうなあ。 単純に、この映画好きそうだから誘った、なのか、学校のイベントを一緒にやり遂げる中で芽生えた感

        創作大賞、既存の作品のリミックスでも大丈夫なんだろか

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        • ワタシとヘイケイ
          2本
        • なんてことない日常
          2本
        • 吾輩は大熊猫である。名前はまだない。
          0本
        • わたしとヘイセイ
          9本

        記事

          新宿回顧録②(1995)

          学生時代、とにかく課題に追われる毎日だった。全く間に合わない。やってもやっても終わらない。 ただ、今にして思うと、私は要領が悪かったのかもしれない。 遊びたい気持ちが勝って、友達の家に集まることも多かった。 一応課題は持っていくけど、みんなでしばらく雑誌の切り抜きをしてコラージュを作ったら飽きてしまって、おしゃべりに花が咲くだけだった日もあった。 友達の家には、男女まぜこぜで泊まることもあった。気づくとロフトではそのうちの男女ペアが真っ最中ということもあった。下にいるも

          新宿回顧録②(1995)

          新宿回顧録①(1995)

          学生時代は新宿でよく遊んでいた。 新宿はお世辞にも綺麗とはいえない街で、道にはたくさんのおじさんがダンボールの中で寝ていたし、いつも変なニオイがしていた。 軍服を着たお爺さんが黙って座って、お金を入れる箱を置いている光景もよく見た。 戦後50年、まだ戦争帰りの人たちがたくさん生きていた。 学校近くのファストフード店でよく宿題をやっていたのだけど、体長30センチはあろうかというネズミがカウンターから厨房に入って行ったのを見てから、その店に行けなくなってしまった。 駅前の

          新宿回顧録①(1995)

          夜にしがみついて(1998〜1999)

          ちょっと前、クリープハイプの「ナイトオンザプラネット」がラジオでよくかかっていた。 映画の主題歌だったが、特定の年齢の人間は、心の奥底にしまっていたものを、ぎゅっと掴まれてしまったのではないだろうか。 2022年の私は「エモ」がしんどいと思っていた。 今の私の生活。仕事、子供、受験、家事(最低限の)。 子供のスケジュール管理が大変で、仕事でミスることすらある。心も体も余裕がないから、そこにエモーショナルなものの入る隙はなかった。 テレビの録画をたくさん撮る我が家だけど

          夜にしがみついて(1998〜1999)

          朝ごはん(2007)

          その日、夜からあるイベントに参加していた。メーカーさんがきて機材デモをやったりしていたのだが、知り合いの会社のイベントということで、何人か紹介を受けていた。 私、だいぶ酔ってしまったんだろうな、あまり記憶がないまま、会場を出て、知り合いがDJをやるクラブイベントに顔を出していた。 なぜか、今日知り合いになった、そのメーカーさんの若い男の子を連れて。 移動の記憶が完全に欠如している。 知り合いが他に何人もいたから、みんなでハシゴしようぜ!というノリだったのだろう。(たぶん)

          朝ごはん(2007)

          消えゆく女

          40歳からずっと飲んでいたトリキュラーをやめた。 トリキュラーというのはピルの薬品名?なのだけど、PMSがひどいと受診をし、処方してもらっていた。 途中、ヤーズフレックスに変えたこともあったが、何か合わなかったのと、生理周期が読みにくいので、ピッタリ28日で生理をコントロールできるトリキュラーに戻していた。 スケジュールも組みやすいし、避妊もできるし、かなり重宝する薬だった。 今年の2月、心臓に違和感があり救急車を呼んでもらった。不整脈を指摘されたが、狭心症の恐れがある

          ロンドン1.5人旅・その2(1996)

          前回までのお話…… 当時の遊び仲間(クラブに行くといつもいるような人)の男性と2人旅になってしまったロンドン。喧嘩したり仲直りしながらの14日間のお話 今回の旅行の目的の一つに「成人式のスーツを買う」があった。 ヴィヴィアン・ウエストウッドの店舗に行くと、日本人店員さんがいて、「あー!さっきまでヴィヴィアン来てたのに!」と言われる。 わたしはこういうニアミスがとても多い。 その昔、ゴールデン街のバーに行ったら「さっきまでアラーキーがいたのに!」と言われたこともあった。 す

          ロンドン1.5人旅・その2(1996)

          ロンドン1.5人旅•その1(1996)

          高校を卒業した頃によく遊んでた男性3人組がいた。それぞれを、大学名や実家の家業のジャンルで呼んでいた。 R大、N大、○○屋。 今考えれば失礼な話なのだけど、私は小学校の同級生で、学年で唯一塾に通ってたやつにも「四谷大塚」というあだ名をつけていた。 基本的な部分が昔からまったく変わっていない。 R大がヨーロッパを横断する旅行をするといった。最後にロンドンに入って、帰国するつもりだという。 私の『ロンドン行きたい欲』とそれは重なり、R大がロンドンに入る日程のツアー(終日自

          ロンドン1.5人旅•その1(1996)

          某芸人さんの結婚を受けて思い出したこと、または「夜を走る」(1992〜1995)

          先日、某芸人さんがだいぶ歳のお若い奥様とご結婚されたニュースを見た。 もうその芸人さんは結婚とかしないものだと思っていたけど、たしかに近年、腐りキャラの限界を本人が感じていたように見えたし、タイミング的にはまさに今だったのだろう。 ラジオでの報告を聞いて、なんだか、高校生みたいなピュアな恋愛してんなー、30代後半でもまだ青春してんじゃん!と、私は思っていたのだが、世間はそうではなかった。 本人たちも「歳の差や、子供番組での共演」があるので世間から叩かれるだろうと想定して

          某芸人さんの結婚を受けて思い出したこと、または「夜を走る」(1992〜1995)

          大好きな先輩の机を抱えてあの子は逃げた(1990)

          それはむかしむかしのおはなし。 まだわたしが中学生の時。 一個上にAちゃんと呼んでいた先輩がいた。女の子だ。 Aちゃんはわたしに、それはそれはいろんなことを教えてくれた。だいたい、ちょっと悪いこと。 ダイヤルQ2のツーショットダイヤルの一覧が書かれた紙、なんだかよくわからない細いスースーするタバコ、愛人が50人いるというそのリスト、「愛人」の一人が参加しているらしきローラーゲームというスポーツ、3年生の「ドカン」を履いているあの先輩の家の電気が消えてる時は女が来てる時だと

          大好きな先輩の机を抱えてあの子は逃げた(1990)

          はじめに

          こんにちは! ここでは誰かの適度な暇つぶしになるようなテキストを、チマチマ書いては放流していこうと思っていますよ。