足りない女
前回までのお話……
生理がこないことで婦人科に閉経を指摘されたが、3か月あいてやってきた生理は、1か月止まらないのであった。
2週間出血が続いたところで婦人科に電話。すぐには病院に行かれなかったので3週間めに診てもらうことになった。
問診を書いて出すと看護師さんがやってきて
「すみません、確認なんですけど、今の一個前の最終月経は8月で間違いないですか?」
「はい」
「これなんですけど……」
と問診票の「性交」の部分を指差しながら看護師さんは訊ねる。
「8月の月経後から、12月に出血するまでに、【こちらのほう】はございますでしょうか」
他の患者さんもいたから気を遣ったのだと思うけど
「はい、ありますあります」
雑に答えてしまったが、47歳、もうセックスをしていないご家庭もきっとあるのだろうな。
念の為の妊娠検査(陰性)と、念の為の子宮体がんの検査をしたんだけど、健康診断の時の子宮頚がん検査はいかに楽なことか。
体がんの検査、めちゃくちゃ奥まで器具入って、内臓の壁を擦ってる感覚がある。
不妊治療の時の卵管造影みたいな(伝われ……)あんな感じのお腹の気持ち悪さがあった。
可能なら何度もやりたくない検査であるね……。
エコーの結果としては、年齢的に黄体ホルモンが足りてなくて、子宮内膜が剥がれきらずにダラダラ続いているとのこと。
黄体ホルモンの薬を2週間飲んで、飲み切ったら数日以内に生理が来るので、一回血を出し切りましょうとなった。
その後また生理がくるかどうかは2週間後ということで帰宅した。
47歳、完全なる更年期ってことなんですねえ。
個人的には閉経したあとのほうが、旅行とか予定立てやすくていいなあ、夜の営みも気を遣わなくていいなあというところではあります……。
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