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文章に魂を込める方法

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こんにちは、にょびたです。

以前にも書いたように、私は現在ウィスキーにハマっているのですが、今は色んなウィスキーの味や香りを知りたいので、色んな銘柄のウィスキーを飲んでいます。

最初に飲んだのがバーボンだったせいなのか、私はクセが少なくて一般的に飲みやすいと言われているウィスキーは、何か物足りなさを感じてしまいます。

バーボンはウィスキーを熟成させる時に、樽の内側を炎で焦がしたものが必ず使われるとのことで、樽臭さを感じやすいのですが、私はその樽臭さが、たまらなく好きなのです。

確かに一般的に「臭い」と言われるブルーチーズを初めて食べた時から美味しいと感じましたし、魚も青魚が好きなので、香りが強くクセのあるものが好みなのですが、ウィスキーも同じようです。

次は家では飲んだことのない、ニッカウヰスキーのウィスキーを飲んでみたいと思っています。

ちなみに、ウィスキーに関する知識は、ウイスキー専門YouTubeチャンネルのCROSSROAD LABさんの動画で勉強しています。

もし、ウィスキーにご興味がありましたら一度ご覧ください。


さて、

あなたは文章を書く時に、いつの間にか知らず知らずのうちに、書くことが「作業」となってしまってはいませんでしょうか? 

文章を書くのに慣れてくると、最初の頃のように一つ一つの記事に力を入れなくても記事が書けるようになるのですが、そのせいで、文章を書くことが作業となってしまい、気の抜けた文章になってしまうことがよくあります。

かく言う私も書くことに慣れてきた辺りで、ブログを毎日更新しなければいけないという強迫観念を持っていた頃があり、その時に作業として文章を書いてしまった経験があります。

そうなると、ただ気の抜けた文章を量産してしまうという事が起こるのです。

しかし、その様な気の抜けた文章は、読者にも気が抜けていることは伝わりますし、読んでもらったところで、読者の心を打つ文章ではありません。

その為「作業」として文章を書くのは、時間の無駄だと思います。その様なことを防ぐには、「文章に魂を込めること」が必要だと思います。

そこで今回は、「文章に魂を込める方法」について、私見を書いていくことにしましょう。

この記事を読めば、あなたは文章に魂を込めるには何が必要なのかが、わかる事でしょう。



文章に魂を込めるとは?

まず初めに、「文章に魂を込める」とはどういうことか、説明しようと思います。

ここで言うところの「魂」とは、言い換えれば「情熱」とか、「パッション」とか、「熱意」の事です。

文章に魂が込められている・込められていないという事は、最初に言ったように、読者は感じ取るものです。

それは、スピリチュアル的な観点から述べると、文章にはその人のオーラが付着しているそうで、そのオーラを無意識のうちに読者が感じるからです。

魂の込められていない気の抜けた文章は、人に読まれたとしても、さらりと流されてしまい、読者の印象に残らなかったり、心を打たなかったり、感心してもらえなかったりするのです。

だから、魂が込められた文章というのが絶対に必要なのです。


そもそも文章に込める魂がありますか?

魂が込められた文章を書こうと思えば、その文章に込める魂が、そもそも書き手の中になければいけませんよね。

つまり、「伝えたい事を、人にどうしても伝えたい!」という様な情熱や熱意がなければ、どうやっても文章に魂は入りません。

テクニックだけを駆使して、情熱があるように見せかけることはできても、それは所詮見せかけです。本当に魂が込められた文章とは違います。

なので、まずは自分が文章に込めたい魂というのを自覚する必要があるのです。

自分の中にある魂、つまり情熱を自覚することができれば、モチベーションは自然と上がりますし、執筆時のテンションも自動的に高い状態になります。

このように、文章を書く時に魂である情熱や熱意を持って執筆することは、非常に大切な事なのです。

そして、もし文章を書く事が作業となっているのなら、今一度初心に戻って、情熱やパッション、熱意を思い出すことはとても効果的なのです。


どうしても伝えたい理由を明確にしておく

もし、あなたが文章を書くことに対して、情熱やパッションをそれほど感じないのならば、この一つの質問を自分に問うてみてください。

それは、

「なぜ、あなたは文章を書くのですか?」

です。

「モチベーションの維持について」の記事でも書きましたが、モチベーションの維持には「内発的モチベーション」が必要です。内発的モチベーションは、やりたいことに対して、面白さや使命感などからくるモチベーションです。

つまり、内発的モチベーションとは情熱やパッション、熱意と非常に関係の深いものなのです。

そのため、「なぜ、あなたは文章を書くのですか?」と自問自答し、その問いに対して明確な答えが見出せれば、自然と内発的モチベーションが得られ、文章を書くことに情熱や熱意を持つことに繋がるのです。

ただし、今すぐに答えが見つからなくても問題ありません。文章を書いている間に、情熱が生まれることもあると思いますし、情熱があるのに自覚するのに時間がかかる場合もあると思います。

その為、「なぜ、あなたは文章を書くのですか?」という問いを、常に頭の片隅に入れておく事が大切なのです。


全ての文章に魂を込める必要はない

ここまで、いかに文章に情熱や熱意やパッションといった魂を込める大切さを書いてきたのですが、

全ての文章に全力で魂を込めなければいけないのか?といえば、そうではありません。

なぜなら、全ての文章に魂を込めると、読者からすれば暑苦しいですし、ずっと情熱を傾けられるので疲れるからです。

例えば、

どれだけ肉が好きでも、毎日霜降り肉を食べ続ければ、そのうち胃もたれしますし、たまにはあっさりしたものが欲しくもなります。

それと同じように、魂や情熱に関しても受け取る側からすれば、強く訴えかけられるところも必要ですが、さらりと読めるところも必要なのです。

そのため、時には軽い話題や、ユーモアのある文章や、適度に力の抜けた文章も必要で、そこはバランスが大切になります。

そして「ここぞ!」という時に、魂の入った文章を書くのが必要になるのです。


文章に魂を込めるテクニック

最後に「テクニック」という観点からの話をして、今回は終わりにしたいと思います。

魂が込められた文章を客観的に見てみると、次の3つの共通点があります。

その共通点とは、

  1. 強い口調や単語を使う

  2. 主観的な文章を断定口調で書く

  3. 感情表現

になります。

それでは、ひとつずつ説明していくことにしましょう。


<強い口調や単語を使う>

自分の中で「どうしても読者に伝えたい」のような強い熱意があると、文章は自然と強い口調になりますし、チョイスする単語も強いものになります。

例えば、

「あなたの意見は違うと思う」

というよりも

「あなたの意見は絶対に間違っている」

と言う方が、相手に強いメッセージを送ることができますよね。

このように、強い熱意や情熱があれば脳が興奮状態になるので、何もテクニックを意識する必要はないくらい勝手に強い表現に変わります。


<主観的な文章を断定口調で書く>

誰かに自分の熱意を伝えたいのならば、自分はどのように感じて、どのような考えや意見を持っているのかなど、主観的な文章が必要です。そして、主観的な文章を断定口調で書く事が重要になります。

「○○は△△です。」という断定口調は、強い表現の一つになります。なぜなら、物事を断定してしまうので、それ以外は違うとか、間違っているといったニュアンスが出てくるからです。

例えば、

「ウィスキーは香りだ。」

という文章は、

「ウィスキーは味だ」と思っている人が読めば、自分の意見を否定されているような感覚になりますし、場合によっては反感を買うことにもなります。

しかし、どうしても伝えたい事を他人に伝えるには、そのような強いインパクトが必要であり、それを「断定口調」で表現するのです。

また「断定口調」で文章を書くことは、書き手の自信を読者に伝える表現にもなります。

他人に伝える時に自信なさげだと、伝わるものも伝わらないですからね。


<感情表現>

人は熱意のある事に対して、好き嫌いや良い悪いなどの様々な感情を持っていますよね。その持っている感情を的確に文章で表現することで、読者にもその感情が伝わり、その結果、情熱や熱意が伝わります。

もちろん、読者によって読解力は様々なので、あなたの熱意がそのまま100%伝わることはありません。

ないのですが、読者が文章全体から滲み出てくる熱意を感じ、そして、読者が想像することで、あなたの持っている熱意の幾許かが読者に伝わるのです。

また、書き手としては自分の熱意を100%伝える努力はすべきなので、ライティングを学んだり、わかりやすい例えを考えたり、伝わりやすい言い回しなどを常に考えたりすることは、非常に大切なのです。

文章などで感情を表現すると、その感情が読者に伝わることは以前「ライティングにおける『感情の同期』について」でもご紹介しましたので、合わせてお読みください。


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