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言語が持つ2つの機能

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こんにちは、にょびたです。

いつも執筆活動をする時には、近所のスタバが定番なのですが、たまには環境を変えてみたいと思い、少し電車に揺られて大阪駅近くの英國屋に来ています。

お店の雰囲気が全然スタバと違うので、また違った刺激があるからか、スタバにいる時とは違った感じで集中できています。

たまには、自分が行かないようなお店に入ったり、いつもと違うカフェに行くことで、少しザワザワとする感じがあるものの、少し非日常を感じれるので、とても良い感じがします。


さて、

我々ホモサピエンスは、他人とコミュニケーションを取ったり、頭の中で思考を巡らせる時に最も使うツールが「言語」です。

日本人なら日本語でコミュニケーションしたり思考したりすると思いますが、この「言語」が持つ機能について考えてみたことはありますでしょうか?

あまりにも当たり前に、毎日日本語を見聞きし、話し、読み書きする為、このようなことは考えたことがない人がほとんどだと思います。

しかし、私なりに「言語」というものについて思考を巡らせた結果、ある結論に至ったので今回はその結論について述べていきたいと思います。

この記事を読めば、言語が持つ2つの機能を知るだけでなく、「誤解」についても理解を深めることができるでしょう。


言語は2つの機能を持っている

「言語」には大きく分けて2つの機能があると思います。

それは、

  1.  伝えたい情報を人に伝える

  2.  世の中を切り取る

という2つの機能です。

1つ目の「伝えたい情報を人に伝える」は文字通り他人や自分に対して、伝えたいと思う情報を伝える機能です。

「他人に伝えたい情報を伝える機能」は、読んで字の如くそのままの意味なので、わかりやすいと思います。

では、「自分に対して情報を伝える」とは何かというと、メモや日記をイメージしてもらえればと思います。

どちらにせよ、人間に対して情報を伝えるには「言語」を通じて行うのが、絵や記号に比べて、詳しく確実に伝わる方法なので、日本においては恐らく縄文時代以前から現在まで、「言語」による情報伝達が行われているのです。


2つ目の機能「世の中を切り取る」とは?

次に「言語」が持つ2つ目の機能についてですが、

先ほど「言語」が持つ2つ目の機能として「世の中を切り取る」と言いました。これについて詳しく説明しましょう。

例えば、

「サクラ」の木を考えた時に、もし「サクラ」という概念が無かったと仮定すると、「サクラ」の木を他人に説明するには、

「春にピンク色や白色の可愛らしい花が咲き、枝を折ってしまうとすぐに病気になってしまうほど繊細で、毛虫がよくつく木です。」

といった感じで、長々と「サクラ」の特徴を説明しなければいけません。

ところが、

「サクラ」という概念を作る。すなわち、その木を「サクラ」と名付けて皆でその情報を共有すれば、「サクラ」という一言で同じ様なイメージを共有する事ができるのです。

これは、見方を変えれば、世の中にあるモノを言語を使って「概念」として切り取っていると言えます。

その為、言語の2つ目の機能として「世の中を切り取る」というのがあるのです。


「サクラ」をイメージしてください

では、ここで突然ですが「サクラ」をイメージしてみてください。

あなたはどの様な「サクラ」をイメージしましたでしょうか?

先ほどから「サクラの木」について述べていましたので、ほとんどの人が桜の木をイメージしたのではないでしょうか?

もしかしたら、ヤラセの「サクラ」をイメージした人がいるかもしれませんが・・・(笑)

ここでは、「サクラの木」に絞って考えていきたいと思います。

では、「サクラ」をイメージした時、

  • 木の本数は1本でしょうか?2本でしょうか?

  • はたまた、たくさんの木をイメージしましたでしょうか?

  • 花は咲いていましたでしょうか?

  • 花が咲いている桜の木をイメージした人は、その花の色はどの様な色でしたでしょうか?

ある人は一本のサクラをイメージするかもしれません
また別の人は、千本桜のような複数本のサクラをイメージするかもしれません

前に書いたように、

「サクラ」という概念があるため、「サクラ」をイメージする時に、ある程度同じような木を想像すると思います。

しかし、そのイメージが完全に他人と一致するのかと言われれば、細かな描写が各個人によって違うのではないでしょうか?

もちろん、「サクラの木」の写真を見てたり、目の前にある「サクラの木」を見ながら「このサクラ」と言えば、ほぼ同じイメージを共有できるのですが、文章で「サクラ」と書かれれば、そのイメージは具体的には千差万別になっているのです。

なぜなら、これまでの人生で見てきた「サクラの木」をベースに、頭の中でイメージするのですが、人によって見てきた「サクラの木」が違うからです。

また、同じ「サクラの木」を見ていても、意外と印象に残る部分というのが人によって違うので、頭の中のイメージが他人と同じになることは、全くないと言っても過言ではないと思います。

このように、同じ「サクラ」という概念を共有していると言っても、厳密には同じ「サクラ」をイメージする事はほとんどありませんし、全ての「言語」を通じた「概念」について、この様なイメージの違いが起こっていると考えられるのです。


言語で伝える事には原理的限界があるから・・・

先に示した通り、「言語」で他人に情報を伝える事には、原理的な限界があると思います。

この「言語」における原理的な限界が原因で、他人との「誤解」というのは生じるのです。

それは、「言語」で情報を伝えても完全に同じモノをイメージできないので、少しずつ違ったイメージを持っているからです。そして、その少しの違いのせいで、大きな「誤解」につながることもあり得ます。

その為、

特に文章においては、「誤解された」とか「わかってもらえない」といったことは日常茶飯事であり、そのような事は全く気にする必要はないのです。

ただし、書き手としての姿勢としては、出来るだけ自分と同じイメージを思い浮かべてもらえる様に、今持っているライティングスキルを最大限活かして、伝える努力はするべきだと思います。

しかし、全く同じイメージを読者が持つことは無いと知っていれば、誤解されることへの不安や苛立ちを覚えるのは無駄だとわかるので、無駄なエネルギーを使わなくて済みますよね。

また、「誤解される」のは捉え方を変えれば、「解釈の余地がある」とも言えるので、伝える努力を怠っていないのであれば、あまり神経質になる必要は無いのです。


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