Junko

現在ロサンゼルス在住。イギリスへ移動を希望中。気づきの言葉の本「WOW by Junk…

Junko

現在ロサンゼルス在住。イギリスへ移動を希望中。気づきの言葉の本「WOW by Junko」は自然の写真やイラストも満載で、アマゾンで好評発売中。独自の猫のデザインのオンラインストアを経営し、気ままに暮らす自由人。私の写真と組み合わせた詩やエッセイを、好きな時にアップしていきます。

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たくさんの奇跡

今日私が朝起きられたのは奇跡。 夜寝てから朝起きずにそのまま天国に行ってしまう人もいるから。 今日私がご飯を食べられたのも奇跡。 世界には充分な食べ物もない人達もたくさんいるから。 そして病気などでご飯を食べたくても食べられない人達もいっぱいいるから。 今日私の家の水道から水が出たのも奇跡。 世の中には充分な水さえ手に入らない人達もいるから。 今日私が家の中で過ごせた時間も奇跡。 この街だけでも家さえない人達がたくさんいるから。 今日私が外を歩けたのも奇跡。

    • どれも私

      あんなに無知だったのも私 あんなに無邪気だったのも私 あんなに地味だったのも私 あんなに目立ってたのも私 あんなに歩いたのも私 あんなに走ったのも私 あんなに派手に転んだのも私 あんなにひどいことをされたのも私 あんなに深く傷ついたのも私 あんなに頑張ったのも私 あんなに怠けたのも私 あんなに焦ったのも私 あんなにホッとしたのも私 あんなに考えたのも私 あんなに迷ったのも私 そしてあんなに手放したのも私 でもこんなにワクワクしているのも私 こんなに毎日楽しんでる

      • 本当の私

        本当の私は この顔ではなくて この姿でもない 本当の私は この体ではなくて この声でもない 本当の私は 貝殻の中に棲みついたような 誰からも見えない存在 本当の私には 寿命もなくて 限界も制限もない 本当の私は 限りない可能性を持ち 想像したことの全てを 実現できる神様のような存在 本当の私は 誰に似ることもなく 誰の真似をすることもない 本当の私には 心配も恐れもない 本当の私は 唯一無二の存在で 自分にしか作り出せないものを どんどん作り出していく 本当の

        • 私という謎の生命体

          私はここしばらくの間 自分をまるで新種の虫か 見たことのないエイリアンのように ゆっくり外から観察している。 さてこの謎の生命体は 何を食べるのが好きで 何を与えるとお腹を壊すのか。 さてこの謎の生命体は いつ寝ていつ起きて 何時間睡眠を取ったら調子がいいのか。 さてこの謎の生命体は どんな生物と相性が良くて どんな相手だと喧嘩になるのか。 さてこの謎の生命体は どんな音楽を喜んで聴いて どんな映像を愉しむのか。 さてこの謎の生命体は どんな頻度で何に満足して 一体

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        たくさんの奇跡

          私の実験

          必要なものは向こうから勝手にやってくる。 以前この言葉を聞いた時に 本当かなと思ったけれど これまで生きてきた50年以上の人生を 振り返って考えてみたら 実は本当にそうかもしれないと思った。 普段ニュースを見ていなくても 私が知るべきことが起こったときには 家族やお友達がすぐに連絡をくれた。 長年連絡を取っていなかった方が 亡くなった時でも 思わぬところから人づてに 瞬時に伝わってきた。 どんなに大勢人が集まるところでも 会いたかったお友達に 連絡しないでも会えた。

          私の実験

          毎秒生まれる自分

          あなたはまだ自分を知らない。 正式に言うならば、あなたが自分の全てを知ることは今後もない。 どこの誰よりも長く付き合ってきた自分。 嬉しい時も悲しい時も、 楽しい時も辛い時も ワクワクした時もガッカリした時も、 暑い時も寒い時も 元気な時も病気の時も あなたはいつも自分と一緒にいた。 でもだからって、自分のことを知り尽くしていると思ったら大間違い。 日に日に新しい情報を得ているあなたは、日に日に進歩している。 毎秒何かを学んでいるあなたは、毎秒進化してい

          毎秒生まれる自分

          素敵な理由

          今あなたに会えないのは あなたを遠くから見つめるため 少し距離をおいて あなたの存在に感謝するため 今あなたがそばにいるのは あなたを近くで理解するため あなたをそばに感じて この腕で強く抱きしめるため

          素敵な理由

          絶対的決心の行方

          偶然、素敵なレストランを見つけた。 まさかあんなところにあんなにお洒落な場所があったとは。 これまでどうして知らなかったのだろう。 これまでどうして誰も教えてくれなかったのだろう。 そうだ! 善は急げで、今晩早速行ってみよう。 心は決まり。 もう絶対そこに行く。 今日必ず行く。 何が何でもそこに行く。 もうそのレストランしか頭にない。 文句なしに決定。 絶対的決心。       さてそろそろ出かけよう。 フラフラと歩いて行く。 あの素敵なレ

          絶対的決心の行方

          愛しいあなた

          あなたを見ると こんなにドキドキするのは どうしてかしら。 あなたに近付くと こんなにウキウキできるのは 一体どうしてかしら。 赤い赤い葉っぱさん達が 今年も同じところで私を待っていてくれた。 愛しい愛しいその姿を見たら 私の胸はキュンとなった。 あなたの姿を見たくて 私の足は勝手に歩いた。 あなたの形を確かめたくて 私の手は勝手にその形をなぞった。 赤い赤い葉っぱさん達が 冷たい風から私の心を暖めてくれた。 愛しい愛しいその姿は たくさんの

          愛しいあなた

          「いてもたってもいられない」という感情

          私は窓の外に青空を見ると いてもたってもいられなくなり 必ず外に出かける人です。     私は綺麗なお花を見かけると いてもたってもいられなくなり 近付いて話しかけたり 写真を撮ってしまう人です。     私は誰かが旅行していると知ると いてもたってもいられなくなり 自分でも行きたいところを検索したり デイドリーミングする人です。     私は何か思いつくと いてもたってもいられなくなり 紙に書いたり描いたり 何らかの形にしたい人です。

          「いてもたってもいられない」という感情

          お花畑

          私はお花畑に住んでいます。 綺麗なお花が年中咲き誇っています。   家族という名前のお花 友達という名前のお花 動物という名前のお花 食べ物という名前のお花   お家という名前のお花 健康という名前のお花 豊かさという名前のお花 心の平和という名前のお花     すべてのお花達が美しく咲いて 私の心を満たしてくれます。    ありがとう、たくさんのお花達。 ありがとう、たくさんの素敵なもの達。     私のこの命が枯れ果てても お花

          お花畑

          ない=ある

          時間がないということは やるべきことがたくさんあるということ   物がないということは 空間がいっぱいあるということ   連絡がないということは 心配が要らないということ   決められないということは 選択がたくさんあるということ    ご縁がないということは 別のどこかにご縁があるということ   家族がいないということは 1人で自由に何でも出来るということ   何をしたいかわからないということは まだまだ自分を知る余地があるということ

          ない=ある

          妄想から実行へ

          ポッポー 今日も遠くで電車の警笛が聞こえる。 その度に私の心は遥か遠くへ旅に出る。 ここではないどこかへ 魂だけが体を取り残して 勝手に乗っていく。 ポッポー 何をしていてもその音は かすかに私の耳に必ず届く。 今ここを通ったその列車は 一体どこへ行くのだろう。 どんな人達がどんな装いでどんな気持ちで その電車に乗り合わせているのだろう。 ある者はきっとワクワクして またある者はつまらない日常の移動手段として その電車に揺られていくのだ。 ポッ

          妄想から実行へ

          September

          9月といえば 私達の出会いを思い出す あの風の吹く日に見た あなたの強い眼差しを思い出す 9月といえば 枯葉が少しずつハラハラ舞い始める やっと自由になって ダンスできる時を ずっと待っていたのかな 夏の疲れからやっと回復して 次第に黄色くなって 身軽になって どこへ飛んで行くのかな 9月になっても あなたはあなたで 私は私 何月になっても この広い世界でまた巡り会えたら それはなんという素敵なこと

          September

          どっちが先

          ふと思った。 素敵な人に出会うには、自分が先に素敵な人になったらいいのかしら。 それとも素敵な人に出会うから、自分も素敵になれるのかしら。 鶏が先かたまごが先かみたいな、 いきなり頭に浮かんできたこと。 まあ、いいや。 深く考えすぎないで 私はとりあえず今を楽しもう。

          どっちが先

          私という空間

          信じられないことになった。ここ1ヶ月で大変な変化が私に訪れた。私はひょんなことから、四半世紀も住んだ場所を去った。家と呼べる場所がなくなった。持っていたものを短期間で大幅に減らすことになった。家具も殆ど全て手放した。長年大切に持っていたものを寄付したり寄与したりした。絶対いつも自分が持っていると信じていたものは全てなくなった。 私という名の小舟が流れ着いたこの場所は、何故だか不思議なタイミングで自然に導かれた場所。不思議に心安らぐ地域の、なのに少しドキドキする場所。不思議な

          私という空間