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日々の生活をゆたかにしてくれるもの


最近、すっかり毒気が抜けてしまっている。

「使い古された女」から始まったつかふる姐さんというキャラクターは、今やすっかりまんまるおばさんになってしまった。(体重は変わってないよ!)

相変わらず昼も夜も人の心と向き合う仕事に奔走していて、とてもやりがいを感じている。もちろん歯がゆいこともあるけれど、私は患者さんと深い話をしている時が実はいちばん幸せなんじゃないかと思うことがある。これまでいろんな人に傷つけられてきて、ひどい扱いを受けてきた人を、全身全霊で尊重して肯定する、そして一緒に刺抜きをする、今後の作戦を立てる。そういう今の仕事が好きだ。そういう地味な、他の誰の目にも止まらない、小さな世界の出来事に、私は命をかけている。

話が逸れがちなのは変わっていないけれど、とにかくそんな日々だ。

古いお客さんとは会っている。けれどもう茶飲み友達かカウンセラーかって感じで色恋の要素は全くない。浮気もしない主義なので彼以外の恋愛もない。職場の男の子たちは医師も含めてみんなヒヨコか猿にしか見えない。

最近の私を潤してくれているのは、もっぱら猫だ。相変わらず息が止まるくらい愛おしい。毎朝おはようを言うたびに心臓が止まりそうになる。可愛すぎて発狂しそうになる。猫が私の精神安定剤でありストレス発散であり人生の目的であることは間違いなさそうだ。
でも猫のことはもうしつこいくらい書いてきたしTwitterでも呟きすぎているから、猫以外のことも書こうと思う。

何を隠そう、私は最近、「丁寧な暮らし」的なものにハマっている。
(ちょっと恥ずかしい…)

丁寧な暮らしといえばあれだ。コーヒーを豆から挽いてドリップしたり、可愛い茶器とこだわりのお茶を淹れたり、器にこだわったり、素敵なお皿を集めたり、花を飾ったりするあれのことだ。

に…似合わねえ…

と、自分でも思っている。だって20代の頃の私は、6畳一間の物置みたいなアパートに住んでいて、絵も花も飾ったことがなかった。家というのは寝に帰るものであり、洗濯と入浴ができればそれでよかったのだ。“快適に暮らす”という概念など無に等しかった。家で食べるものといえばプロテインかキムチ納豆豆腐卵ヨーグルトくらいなものだ。飲み物は水。

でも今はどうだ。

彼と暮らし始めて、私はコーヒー豆を選び、食器を集め、花を飾る生活をしている。

自分でもびっくりだけど、今欲しいものはジュエリーよりも食器だ。食器とテーブルマット。それにカーテンやラグも欲しい。カルティエとかティファニーに連れて行ってあげるとお客さんに言われたら、いやそれよりコンランショップとかイデーに行きたいと返すだろう。(無印でもいい)

それで、最近そういう系のYoutubeも見始めた。(今さら⁉︎笑)
いくつか素敵なのを見つけたのであなたにも共有したい。

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