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No.42 「夫が20歳年下の人と不倫しています。母親、女として揺れてしまい決断できない自分が情けないです」_Chizu


いつもnoteやTwitterを訪れてくださって、ありがとうございます。つかふる姐さんです。
フォロワーの皆さまから寄せられたご相談にお答えする、「つかふる姐さんに聞いてみよう」No.42 をお送りします。
※個人の特定を防ぐため、とこどころ情報を伏せてお送りしています。

今回は、Chizuさんからのご相談です。

「夫が20歳も年下の人と不倫しています。母親、女として揺れてしまい決断できない自分が情けないです。どうしたら、主人のことを綺麗さっぱり忘れることが出来るのでしょうか?」

以下、ご相談の詳細です。

初めまして。何度となくつかふる姐さんのnoteに共感し、刺激を受け、元気をいただきました。長文になりますが、お時間のある時にお目を通して頂けたら幸いです。

高校時代から付き合っていた5歳年上の男性と21歳で結婚、出産し2人の男児の母をしております。今年で結婚14年になります。学生結婚だったので就職せずに専業主婦でやってまいりました。
結婚と同時にセックスレスになり、主人の浮気が何度か発覚。自宅には睡眠を取りに帰宅するのみでワンオペ育児とモラハラを我慢していました。
結婚4年目の時に「お前も浮気したらいい。」の一言に離婚を考えるようになったのですが、私の弱さで不倫をしてしまい、それが主人にバレて大揉め。とても苦しく辛い時期でしたが、離婚をしたくないとの主人の気持ちが嬉しく、また私が過ちを犯したことは事実だったので反省し、再構築をする事にしました。それからは、主人はだんだんと元に戻っていきましたが、された側の気持ちが分かったので不倫だけはしてないだろうと安心して夫婦生活を送ってきました。

2年ほど前になりますが、主人に突然恋愛相談をされ、20歳も歳下の人に大金を貸して身体の関係もあるとのこと。口には出しませんが主人は彼女に心惹かれているのは分かりました。
最初は辛かったですが、冷静に主人の相談に乗っていましたが限界がきてしまい、怒りをぶつけました。見事に気持ちも存在も拒否されました。
そんな状態が一年半も続き、段々と嫉妬からの怒りの感情が落ち着いてくると同時に愛情も薄れていきました。
現在も彼女とは連絡を取っているようで、私には平気で嘘をつきます。
頭ではもう再構築が無理なのは理解しているのですが、子供にとっての父親。そして私も依存があるのだと思います。
理想の家族像とはかけ離れていますが、主人と理想の家族になれなかった後悔はあるのです。
無性に辛くて感情に振り回されることがあります。
どうしたら、主人のことを綺麗さっぱり忘れることが出来るのでしょうか?
受験前の思春期の子供がいるので、経済的にも子供の環境的にもすぐの離婚の決断が望ましいとは考えておりません…
母親としてと女として揺れてしまって固く決意出来ない自分が情けないのです。


Chizuさん、お便りありがとうございます。
結婚14年目、お子さん2人ということで、私からしたら人生の大先輩です。私があなたのご相談にお答えするのはおこがましいようですが…

Chizuさんは若くしてご結婚され、お子さんを授かって、立派に家庭を守ってこられたのですね。
ご主人も結婚時は26歳で血気盛んで、何度も浮気があり、家のことはChizuさんに任せっぱなし。
仕事を口実に外で自由にしてらしたご主人に対して、Chizuさんには逃げ場がなかったことと思います。
アンフェアな力関係のもと、おひとりでよく頑張ってこられましたね。
Chizuさんにもご主人にも別の人ができたことがあり、それでも離婚の危機も乗り越えて、関係を築いてきたのですね。

でも今回の「20歳年下の人」は、これまでに無いほど大きな亀裂を生んでしまって、Chizuさんも関係の再構築は難しいと考えている。
心の中には後悔や依存やその他いろんな感情が渦巻いていて、もちろんお子さんの人生も考慮しなければならない。そういった状態で、なかなか決意することができないのですね。


どうしたら、主人のことを綺麗さっぱり忘れることが出来るのでしょうか?


10代の時に恋した人と結婚をして、それから14年間、いろんなことを乗り越えながら共に生きてきて、お子さんを一緒に(ワンオペではあったと思いますが)育ててきて、、、
Chizuさん、正直もう私の想像の範囲を超えています。そんな歴史がある関係、決意なんか易々とできるわけありませんよね。
お二人は女と男であり、妻と夫であり、母と父であり、それを14年も一緒にやってきたわけで。
気持ちの清算なんかできないですよね。綺麗さっぱり忘れるなんて、すぐには不可能ですよね。だってChizuさんのこれまでの人生の半分以上に彼が存在しているんですから。
それと決別するなんて、ほとんど自分の半身を引き剥がすようなものでは無いでしょうか?
特にお家のことに専念されてきたChizuさんにとって、ご主人との繋がりは非常にウエイトが大きかったものと思います。

感情が揺れるのも、依存するのも当然です。

おそらくChizuさんは、これまでもご自身の辛い気持ちを後回しにして、お子さんや“家庭”を守ることを優先して頑張ってこられたのだと思います。今も、あなたがお子さんの前では立派な“お母さん”でいる姿が目に浮かびます。
本当に尊敬の念しかありません。

でも、今回のご主人の行為に対して、あなたの中には今、これまでとは違う感情が芽生えているのですよね。

「もう終わりにしようかな」と。

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