考えに考え抜いて没頭する
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
Amazon Prime Videoで配信中の『アオアシ』。
これまでも、アオアシの格言を紹介してきましたが、今回も紹介します!
「成長したい」と言っているけど行動が伴っていない人を何人も見てきました。
きっとそういう人はどこかで、「成長させてくれる」「引っ張ってくれる」と誰かに期待を寄せているんだと思います。
最終的には自分で自分をコントロールして、自分で自分の足を引っ張っていけるようにならないといけません。
自分を成長させるために、誰かから刺激を受けたり問いをもらうことはとても大切ですけど、その人への依存になってしまうと、その人がいないと自分は成長できないという状況になってしまいます。
それではダメだ・・・と気づかせてくれる言葉を、今日は紹介します。
1つ目はこちら。
本能的に動けるけど、自己認識力が低いから、なぜそのような動きをしたかどうかが全然説明できない状態の主人公。
それではダメだと知り、自分の能力を高めるために考えに考え抜く主人公。
頭で考えすぎて本能的に動くことを制御してしまっている様子の主人公を見て、監督が心の中でつぶやいたのがこの言葉でした。
監督に伝えられなくても、主人公はこの後、本能で動くことを自分自身で選択して、ピッチの中で覚醒したような状態になっていました。
ここに至るプロセスの中で、考えて考えて考えまくるシーンが何度もありました。
考えすぎてうまくいかないことも度々。
ただ、自分の頭で考えるからこそ、誰かに導かれるだけではなくて、自分で自分を導ける状態になっていくんです。
大切なのは、「自分の頭で考えること」です。
自分の頭で考えるからこそ、自分がなぜその行動を起こしたのかを説明できるようになるんです。
それは自己認識力を高めることであり、そうすると自己コントロール力が高まっていきます。
最終的には意志力が高まっていき、意思決定で悩まなくなっていきます。
2つ目はこちら。
誰かの想像の範囲で成長するというのは、監督に導かれた通りに進んでいけば実現できるかもしれません。
この場合、「これをやろう」と言われて「はい、やります」と答えて、その通りに進んでいくという人で、ビジネスシーンでもそういう人が多い印象があります。
言われたことを忠実に実行するのは『積極性がある人』ですが、それは『主体性がある人』ではありません。
1つ目に紹介した言葉にも通じますが、監督の想像を超える選手というのは、言われたことだけを着実に実行するだけでなく、自分の頭で考えて、必要な行動を起こしていく『主体性のある人』だと言えます。
こちらのnoteでも紹介した『人間は考える葦(あし)である』という言葉が、アオアシというアニメの根幹にある格言です。
自分の頭で考えて、主体的に行動し続ける。
考えに考え抜いて、最後は本能で動くことを制御しない。
考えているからこそ、本能で動いても説明ができるようになるんだと思います。
自分の本能的な行動を説明できるように、そのプロセスで考えまくる。
これは、僕も日々意識していこうと思いました。
自分で考えながらも本能で動くというのは、大人が何かに没頭している状態に近いのかなと思いました。
「大人が」と付け加えたのは、子供は「自分で考えながら」ということができないと思ったからです(それは、6歳の娘と過ごしていて思うこと)。
子供の没頭力はとてつもないです・・・「もうやめよっか」と言わない限りずーっと続けているし、やってることにのめり込んで、時間なんて気にせずにやり続ける姿を見ていると、「このくらい没頭できる大人が増えるといいな」と思ってしまいます。
大人が没頭できない理由って、いろんなことを考えすぎてしまうからだと思うんです(邪念が多いって感じですかね)。
どうせ考えすぎてしまうなら、考え抜いてしまえばいい。
考えて考えて考えて、その上で今の自分が何をやるべきなのかを決めていけば、没頭状態になるんじゃないかなって思うんです。
中途半端に考えるから、中途半端な取り組みになってしまう。
「ひたすらに考えて没頭する」という状態になれたら、個人の幸福度は上がって、世の中の幸福度も上がっていくでしょうね。
誰もが子供の頃に体験したことがある「時間も忘れるくらい何かに没頭する」という状態になるために、自分に必要なことは何だろう?・・・この問いに向き合って、必要なことを積み重ねていきましょう。
自分の人生は誰のものでもない、自分のものです。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。
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