見出し画像

『働きやすさ』を自分でコントロールしよう

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

今回の内容

『働きやすさ』というのは、自分でコントロールできないのか?・・・僕は、自分でコントロールできるものだと思っています。

鍵になるのは『人間関係』で、人間関係を良好にしていけば、「働きにくい」が「働きやすい」に変化していくと思っています(そういう変化に遭遇している人をたくさん見てきました)。

ただし、「働きやすい/働きにくい」という感覚を抱く要素は人によって違うので、その要素が完全に会社側の仕組みや制度に関連すること(外的要因)であれば、自分ではコントロールできないかもしれません。
※「そよ会社で自分が仕組みや制度をつくる側の人間になる」という選択肢もあります。

その際は、「その外的要因を取り除く為に自分は何をすべきか?」ということを考えて、自分自身が「働きやすい」と感じる環境をつくっていく(選んでいく)わけなので、そういう視点で言うと、どんな場合でも『働きやすさ』は自分でコントロールしていくものなのかもしれません・・・。

話を戻して、『働きやすさ』を自分でコントロールする上で鍵になる『人間関係』について書いていきます。

まずは、こんな記事がありました。

以下に、少し引用します。

「あなたにとって『働きやすさ』とは何か」を質問すると、最も多かった回答は「人間関係が良好である」(48.3%)だった。
次いで、「有給休暇を取得しやすい雰囲気である/福利厚生が整っている」(37.8%)、「楽しんで仕事に取り組めている」(36.8%)。以降「互いに協力し合える」(36.5%)、「いじめやハラスメント(セクハラ・パワハラ・モラハラ)がない」(31.5%)と続いた。

※上記のリンクより

上記の記事を読んでて、思ったことがあります。

「(2位)有給休暇を取得しやすい雰囲気である/福利厚生が整っている」
「(3位)楽しんで仕事に取り組めている」
「(4位)互いに協力し合える」
「(5位)いじめやハラスメント(セクハラ・パワハラ・モラハラ)がない」
・・・2位から5位のこれらは、「(1位)人間関係が良好である」に紐づいているなぁと。

言い換えると、「人間関係が良好であれば、2位から5位の項目も解消されていくのではないか?」ということなので、やっぱり『人間関係』って大切ですよね。

上記の記事だけでは限られた場合の結果かもしれませんが、僕の実体験としてもこの結果とリンクする感覚を持っていますし、「人間関係が良好になれば働きやすさを感じられるのに」と思っている方も多いのではないでしょうか。

人間関係の側面で「働きにくいな」って感じている人がいたら、自身のコミュニケーションの取り方を振り返ってみましょう。

コミュニケーションの取り方一つで、「働きにくい」が「働きやすい」に変わるかもしれませんし、大切なのは、周囲との信頼構築です。

以下の結果を見ても、上から3番目に「人間関係がよくなかったため」という理由がありますが、その他の理由を見ても、人間関係に起因するなぁと感じる項目が並んでいます(黄色の項目)。

こちらのリンクより、以下の棒グラフを持ってきました。

※上記のリンクより→「初めての正社員勤務先」を離職した理由(新卒3年以内離職者)

他の項目を見ると、ライフステージの変化による致し方ない理由もありますが、選考時に会社側と個人のすり合わせが不足しているんだろうなと感じる項目もあるので、ここは採用担当や人事にも課題があるんだろうなと思います。

以下の記事には、『人間関係の悩みが生じる理由』として、『コミュニケーション(言語+非言語)』が基本だということが言われています。

本当にその通りだと感じました。

私たちは、コミュニケーションを通じて、互いに情報のやりとりをしています。

コミュニケーションには6個のステップがあって、このステップをうまく回すことができたら、相手との人間関係が良好になり信頼関係も構築されていくとされています。

※上記のリンクより

この6STEPの中のどこかで「つまずき」が起こることがあります。 つまずきが解消されないまま「負のループ」がぐるぐると回ると、人間関係がこじれていく原因となります。
人間関係を改善するには、「負のループをどこかで断ち切る」必要があります。

※上記のリンクより

相手の行動や感情を完全にコントロールすることは、至難の業です。 「相手に完全に非がある」場合もありますが、自分でコントロールできる領域で、負のループを食い止める努力をしていくことが、解決への近道です。
【自分でコントロールできる領域】
①自分の考え方
②自分の行動
③ストレッサー(ストレス源)の対処の仕方

①自分の考え方
②自分の行動
③ストレッサー(ストレス源)の対処の仕方
→この3つをコントロールするだけで、働きやすさはかなり向上するはずです。

上記の記事(職場の人間関係で悩む人は多い。ケース別おすすめ解消法)には、相手との人間関係を良好にする具体的な方法や、ケース別の対処方法なども掲載されているので、ぜひ読んでみてください。

非常に勉強になりますし、実際に人間関係に困っている人にとっては、実践してみる価値があるものになっています。

『働きやすさ』というのは、自分でコントロールできないのか?・・・「できる領域もある」という話をここまで書いてきました。

僕自身も働いていく中で、いろんなメンバーの働きぶりを目にしていますが、「人間関係が良い人はイキイキ働いているし、人間関係が悪い人はどんより働いている。」っていうシンプルな構図が成り立っていると感じています。

「人間関係が良ければまずは第一関門突破!」くらいな気持ちを持って、働く自分を見直してみると良いかもしれません。

そうすれば、他の悩みがあったとしても、その悩みすら解決していくかもしれないですね。

「人間関係を良くする」というのは、「仲良しこよしになる」ということではありませんので、ご安心ください。

また、人間関係を良くするというのは目的じゃないので、「人間関係を良くしたら何がどうなるの?」という理想の状態を設定しておくといいでしょう。

何よりも、人間関係が良くなれば、働きやすさが向上して、同時に生きやすさも向上していくでしょう。

働きがいとか生きがいを感じられるようになって、自分の心がラクになります。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?