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独自でGPTsを利用したSEOライティングマシーンを開発。SEO業界に革命をもたらすGPTs活用とは?

2022年に入社し、今年4月から11人のチームのマネージャーを務めながらも、独学で得た知識をもとに、

・ChatGPTでSEO記事を量産する方法
・ゼロから始めるトピッククラスター
・【SEO未経験者1人で月50記事をリライト】ChatGPTを活用した効果的なリライト方法

等のウェビナーを開催し、総勢200名を超えの参加者を集めた窪倉さん。

今回はなんと、GPTsを利用したSEOライティングマシーンを独自で開発。
その裏側に迫りました!


ーGPTsを利用したSEOライティングマシーン開発に至った背景を教えてください。

これまで、SEOチームではChatGPTをかなり活用してきました。
主に、SEO記事の作成やリライトに活用していたのですが、条件を指定しながら複雑な命令文作り、コンテンツ作成に活かしてきました。

しかし、それを初心者の方がいきなり挑戦しようとしても難しく、ある程度ChatGPT自体を使い慣れていないと活用できるまでに時間がかかるという課題がありました。

「手軽にノウハウ自体を提供できなかったこと」が課題感としてもあったので、複雑な命令文を入れる手間をなくした形で、手軽にコンテンツ作成ができるGPTsを開発することにしました。

ー開発したGPTsの概要を具体的に教えてください。

基本的には「SEO記事作成を一からやってくれる」というライティングのツールです。
一番の特徴としては、対策キーワードや上位記事のURL、上位記事の構成などの指定された情報を入力するだけで、ペルソナの作成から構成作成、本文作成まで自動で行ってくれることです。

ー誰でも簡単にできるものなのでしょうか?

使い方としては、ユーザーはChatGPTからの指示(必要な情報の入力)に対してアンサーを返すだけで、説明書なしでも操作可能です。

ーこのプロセスでやり取りを行う回数はどれくらいですか?

ペルソナの作成、記事の構成、本文作成というステップの後に、記事のブラッシュアップという工程が含まれています。ペルソナから本文作成までの段階では通常3回程のやり取りが行われ、ブラッシュアップは必要に応じて適宜行います。

ーそのGPTsを使うとどのようなことが実現できるのでしょうか?

SEO記事を非常に容易に作成できるようになります。

また「ライティングツールが本当にSEOで上位表示可能かどうか」という点も、ある程度担保できています。しっかりと評価されている上位記事の構成や情報を参考にして作成させているので、SEO的な構成を満たすことができているのです。

かつ文字量に関しても、ChatGPTの特性上一回の出力で2000文字程度が限界ですが、ブラッシュアップという工程を増やすことで、最終的には一万文字を超えるようなコンテンツを作成できるところが、かなりの利点です。

ー他のライティングツールと比べて独自性はどこにありますか?

一般的なライティングツールやGPTを使用したライティングAIのツールは多数存在しますが、通常、一度出力した内容を改善する命令を出すことができないため、そこが大きなデメリットとして挙げられます。なぜなら、これらのツールはあくまでも事前に与えられた情報を元に一度生成したら、それが最終となるものが一般的だからです。

しかし、当ツールはChatGPT内のGPTsを使用しているからこそ、チャットのやり取りを活用し、対話形式で要望を伝えながらブラッシュアップしていける点に独自性があります。
これは、GPTsの本来の強みを生かした一番のメリットです。

またもう一つは、費用面です。
一般的なライティングツールやSEOツールにライティング機能が付いているものは、月額費用が何万円もするものが多いです。
一方で開発したGPTsは、月額20ドルの課金をしているユーザーであればだれでも利用することができます。また、他の有料機能も利用できるため、コスパがいいですし、わざわざライティングツールを使う必要性は感じられなくなるのではないかなと思います。

ーどのようなことを意識して開発しましたか?

一番は、現場で実際に使用できることを意識しました。ワンクリックでライティングツールが動くことは魅力的ですが、実際の現場では使用されないツールが多い現状があります。そのため、ある程度のフローを挟んでも、きちんと現場の工数を削減し、実際に使えるようなフローをとても意識しています。

もう一つは、「やりとりの中で回答をブラッシュアップできる」というChatGPTの本来の強みを活かし、他の業務にも応用できる感覚を身に付けることも重要視しています。

当ツールは、SEOコンサルティングサービスのパッケージ内に組み込んでおり、SEOコンサルの中でツールの利用を開放していることはほとんどないです。月額数万円でSEOツールの中に機能を組み込み提供しているところもあるかもしれませんが、「ライティングツールを利用するために数万円を支払う」という世界線は、GPTの登場によって変化しているという意味も込めたパッケージにしており、背後には社会的なメッセージも含んでいます。

ーChatGPTコンサルティングサービスに含まれていること自体に意味があるのですね!

プラスアルファの存在として使えるくらいの手軽さを感じてほしいです。
SEO業界の費用は想像するよりはるかに高い中で、ChatGPTが登場し、果たしてその金額をSEOに割くのが適切なのかとか、そこの金額も含めサービスの適正化を見直した結果のパッケージになっています。

ーChatGPTコンサルティングサービスについて、教えてください。

サポート内容は、大きく以下の4つです。

①テクニカルなSEOの診断
②スプレッドシートでの数値レポートの作成
③定例MTG(全体の戦略やCVRを挙げる施策の提案)
④SEOライティングマシン(ChatGPT Plus に加入している方)

数値レポートの確認は、ツール上で確認できるようにするところが多いですが、使い慣れているもので見れると理解も早くなると思うので、スプレッドシートで共有しています。(※月額15万円でご利用いただけます)

弊社はオウンドメディアを複数運用しているからこそ、記事コンテンツの内製やSEO戦略の立案、外部ツールの活用など幅広い経験を持ってきたので、「無駄なコストを使わずにできる範囲でどうやるか」という視点を大切にしています

ー最後に、今後の展望を教えてください!

現状はGPTsを用いた新規記事作成ができているので、今後はリライトに特化したGPTsを開発していきたいと考えています。また、SEOはデータ分析をする機会が多い領域なので、サーチコンソールやGA4からエクスポートした数値データを入力するだけで、適切な分析結果を提供してくれるツールを作れたらいいなと思い、試しているところです!

いかがでしたでしょうか。
時代を先走り、積極的に取り入れて行く窪倉さんから目が離せません。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

■ 本件に対する問い合わせ
株式会社WonderSpace 広報担当:media@wonderspace.co.jp
TEL 03-6435-1092 / FAX 03-6435-1095


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