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SNSマーケティングに興味がある人に:考えるな、助けろ


全部当たりのイチゴのパックって存在してないよね


固いより柔らかい方が良い、酸っぱいより甘い方がいい。
いっそ酸っぱいなら水っぽくて薄味の方がいい

いちごとはそういう食べ物です。

違ってたらすみません。

大人になってから果物をほとんど食べなくなるのは私だけでしょうか。
本書でゆずの卸売りの話が出てくるので、突然話を振ってしまいました。

「考えるな、助けろ」を紹介します

お金稼ぐことをそんな難しく考える必要ないですよ。作るか、仕入れて、売ればいい。

本文より引用

本書はSNSマーケティングの尊師であるイケハヤさんの著作です。

この人の発信って全部若干挑発的なので、好き嫌いが分かれるところではあると思います。
ただ、対談本とかをいくつか読んだ限り、やっぱりこの人、口だけじゃないです。

なんで月収100万未満なの?馬鹿なの?と言われているようにも感じてきますが、素直に読めば勉強になることも多いです。

上記の引用文なんてまさに本質的というか、ビジネスのすべてを一言で言えば確かにそうだねって、変に納得してしまいます。


なぜくだらんポストにいいねがつくのか


インフルエンサーの投稿って、全然中見なかったり、つまらない写真だったりしますよね。
私が同じポストをしても絶対にいいねつかないだろうなって思うことはしばしばです。
そんな私のもやもやに、SNSマーケティングの神様は答えをくれました

ぼくは本が好きですが、解決策になることを書いてある本はたくさんあるんですよ。
でもそういう「いい本」を読んでも、著者の大ファンになることってあんまりないんです。

本文より引用

SNSのすべてを体現する言葉ですね。たしかに!うんうん!ってなりました。

たとえば私はジョンスチュアートミルのファンですが、彼の本(自由論)を読んだときは、この人すげぇな、としか思わなかったものです。

私が彼のファンになったのは伝記を読んだときです。情報の有益性ではなく、彼の生き方、暮らし方、考え方のスタンスとか過ごしてきた日々とか、そういう丸ごとを好きになったんですねきっと。

だから、SNSマーケティングも同じで、単に役立つ情報ではなく、自分のライフスタイル、スタンス、そういうものを発信しなければファンは生まれないと書かれてあります。

お金を稼ぐこと=うんちを出すこと

読んでいて心が震えた一節を紹介します。

貢献すれば、利益が得られます。ご飯食べたら、うんちが出ます・・・(中略)何かを与えたらいずれ返ってくるんですよ。

本文より引用

ビジネスの神髄に迫る一言ですね。
お金が稼げること=貢献。
その貢献こそが真の価値なんだと。

価値を生み出すにはスキルがいるが、仕入れるか作って売るというビジネスの基本は変わらない。

そういうことなんですかね。

翠星のガルガンティアというアニメでもありましたが、
受け取った報酬は、自分がだれかを支えた証

単純ですが、それがすべてですよね。


関連書籍: ミル自伝


私がこの本を読みながら突然思い出した書籍を勝手に紹介するコーナーです。関連してないかもしれません。
イケハヤさんの他の書籍を紹介する予定でしたが、話に出たのでついでに記載しておきます。

https://amzn.to/46acsCu


語る必要もないほどに有名な、ミルの自伝です。とにかく幼少期の英才教育がえげつないですが、一番何がヤバいって、ミル自身が自分のことを全然スゴイって思ってないことなんですよね。


自由論を読んでもこの人のすごさはうんざりするほどよくわかります。思考が深く、多面的で、視座が高い。一番欲しいものは?って聞かれてミルの頭脳って答えてた時期があったな。

痛い奴ですねすみません。
ちなみに自由論の内容はほとんど覚えてない(理解できなかった)です。


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