見出し画像

穴場景勝地をいくin秋田(4) 舟作・協和ダム篇 お気楽国内旅行記

ヘッダの画像は風呂ではありません。また、温泉でもありませんのでご注意願います。

透き通るような水の色と、心安まる森林を求めて歩き回るのが好きなわたくしです。都会を旅するのとは違って人との出会いは少なく、豪華なホテルに泊まることもありませんが、写真とあわせて皆さまとともに歩を進めるような形で記事を展開したいと思います。

前回まで

 県内の方は知っている方もいるかもしれないけど、多くの人は本格的に訪れたこともなく、また県外の人は確実に知らないだろうという「穴場」を探してスタートしたこの旅。「」と言うにはおおげさかもしれないし、「散歩」と言うにはちょっと遠くはありますが、時間のない人にも1日あれば楽しめるような、そんなところを今回は目指しました。
 最初は自宅から比較的近い「岩見ダム」というところを目指しましたが、工事中の箇所が多すぎて写真映えがしないという理由で断念し、旧河辺町の岨谷峡を訪れた、というところまでが1回目の記事です。

続いて岨谷峡をあとにし、近辺の公園を歩きましたが、これが期待外れだったので、やっぱダムを見に行こうと思って車を走らせていたところ、偶然滝を発見したら感動した、というところまでが2回目の記事。

さらに続いて滝の手前にある殿さまが小判をばらまいたという渕に寄って、その神秘性にひとりで感激し、次の目的地に向かう途中に清水の蛇口があったので、それを飲んだら無味無臭だった、というところまでが3回目の記事でした。

いずれもテーマとしては地味ですが、読み物として楽しく仕上げている自信はありますので(ほんとかよ)、4回目となる今回もお付き合いください。
前回は殿渕をあとにし、舟作まで辿り着いたところまで記事にさせていただきました。今回は舟作からお送りしたいと思います。


舟作(ふなさく)

フナとざっこ(雑魚)で舟作になったって説もあるんだって

入り口に看板がありました。菅江真澄という人については、私よく知らなかったんですが、最近になって興味が湧いてきました。彼の辿った道をそのまま歩いてみるというのもいいですね。

こんな道です。木々の向こうにエメラルドグリーンの渓流が見え隠れします
小川から合流する形で・・・まさに「泉」と呼ぶにふさわしい
申し訳程度に架けられた橋です。いや、これはこれで構いません
農村部で少年時代を暮らした方が昔を懐かしむような光景
ここは切り立った崖の間を流れる渓流ではなく、どちらかというと心和む雰囲気。森の中って感じ
と、ひとりでわかったように頷いていたら、また粗末な橋が現れました。この時点で先は見えなかったけど、まだ見どころがあるのかな?
おおっと、私好みの風景です。共感していただけるものと思います・・・少し派手さが足りないかな
ヘッダに使った画像です。小滝の先にはエメラルドの世界が待っていました
こういうところの素晴らしさがわかる女性と添い遂げたいですね。いや、たぶん妻も理解は示すと思います(笑)
光の当たり具合によって、本当に色を変えてくれますね! 身近ながら幻想的な場所です
さらに滝。小さいけど、こんなに近づいて写真を撮れますよ
なんか、鎌倉時代とか室町時代にタイムスリップしたかのようです
わびさびの世界です。お茶飲みたい
ひとりしか見えませんが、ちょうど陰になってお母さんがいました。仲のよさそうな母娘。っていうか、ここ知っているの私だけじゃないんですね。当たり前か。
水が俺を呼んでいる・・・吸い込まれそうになりました。心は病んでいないし、自殺願望もまったくありませんが、なぜかそんな気持ちになります。泳いでみたいのです
合流する小川ですが、こう見えてもしっかり人の手が入っていることがわかります。景観を損なわないように補強されているんですねえ。誰の仕事かまったくわかりませんが、素晴らしいです。
見てください、この透明度!
う〜ん 絵になります。絵は描けませんが・・・夏も涼しげでよさそうですが、虫の少ないいまのうちが訪れるチャンスかと。もちろん秋は紅葉がきれいだと思います
全体的な写真を撮ってみたら、杉林ですね。やっぱり紅葉は少ないかもしれません
いよいよ川岸を離れます
と、思ったら・・・そういや橋を二つ渡ったのでした
ワサビとか育ちそうです
見上げるとよい天気でした

いかがだったでしょうか。余計な解説を抜きにして、画像中心にお届け致しました。冒頭の看板の説明書きにあったような舟型の岩盤の溝は、残念ながら私にはわかりませんでしたが、そんなことは知らずとも楽しめます。でも欲を言うなら、全体を眺めながら木製のベンチとかに座って、赤いパラソルが掛けられたテーブルの上でお茶なりコーヒーなり飲みたいなあ・・・。そんな要望の声はないのですかね。県立公園なので、県の方々にはぜひお願いしたいところです。

協和ダムへ

さて、ここまでで舟作をあとにしました。殿渕、伏伸の滝、舟作と事前に期待するどころかその存在さえも知らなかったので、私としては大満足です。皆さまが満足したかどうかはわからないけど・・・。疑心暗鬼な方は、実際に訪れてみることをお勧めします(無責任)。

駐車場へ戻り、車に乗り込んだところ、まだまだお昼には早い。10時過ぎでした。というわけで迷うことなく次の目的地に向かいます。これが近場の旅のよいところです。

次は協和ダムに向かいます。いよいよここで秋田市とはお別れし、隣の大仙市へと入るわけですが、大仙市は大規模な市町村合併があったところで、この協和ダムも昔は協和町でした。仕方のないことですが、だんだんこうやって昔の地名とかは人の記憶から失われていくんですねえ・・・

そんなことを考えながら車を走らせていくと、どんどん山の中へ入っていく形となりました。やがて長いトンネルに入り・・・

トンネルを抜けるとそこには・・・
雄大なダム湖が広がっていました

今回はほとんど画像ばかりでした。私の軽妙な(?)ツッコミもなく、お読みいただいた方には物足りなさを感じさせたかもしれません。しかし写真家でもない私にも、対象さえよければ綺麗な画像が撮れることをお伝えできたかとは思います。
と、いうわけで今回はここまでです。次回は協和ダムを中心に今回のドライブのまとめをお伝えしたいと思います。

最後に私の紀行シリーズ(自称)のリンクを貼っておきますので、ご興味があるお方は覗いてみてください。

羽黒山シリーズは全5篇あります。

恐山シリーズは全2篇。

こちらは冒険篇。

千秋公園めぐりは全2篇です。人気記事です。


それではここまでお読みくださいまして、誠にありがとうございます。

次回をお楽しみに!

続きはこちら!


よろしければサポートお願いします。皆さまのサポートが無駄にならないよう、日々精進するための費用といたします。