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ヨコスカスリッパ☆おしゃれで履き心地抜群!温故知新『こんこん草履』を伝承⭐️横須賀の自然でリトリート

数年前、友人から自作の布ぞうりをもらい、履き心地が気に入って擦れるまで履いていました。布ぞうりを作りたくて調べたところ、この本を見つけました。

この作家さんは横須賀在住、こんこん草履・布ぞうり作家、市ノ瀬絵里子さん。数々の本を出版し、有名なハンドメイド番組にも出演するなど多方面で活躍されています。市ノ瀬さんはこんこん草履を元にした『ヨコスカスリッパ』をオリジナルで作っています。

こんこん草履とは

こんこん草履とは群馬県中之条町六合村根広地区で作られている「スゲ」を使った草履のことで、農家の冬の仕事として昔からつくられてきた伝統工芸品です。

刈り取ったスゲを尻焼温泉の湯の中で踏み込んで柔らかくする作業「ねどふみ」を行った後、80センチほどにカットしたスゲに一本づつ布を巻きます。この編みひもを使って編んでいきます。

こんこん草履は夏は涼しく、冬は暖かいという特徴があります。また編み込んだ布の凹凸が足の裏に気持ちがよく、履き心地も抜群です。

伝統文化を継承して

市ノ瀬さんは群馬県中之条町六合村まで行き、地元のおばあちゃんから、こんこん草履の作り方を教えてもらったとのこと。

こんこん草履に使用されるスゲを使うのは横須賀では難しいため、スゲの代わりに同じくらいの幅のPPひもを代用して製作してしています。

こんこん草履を作る道具は特注で作ってもらったとのこと。

上のスリッパに専用の木型が入っていますね。この木型に合わせて棒で「こんこん」と叩いて作るため「こんこん草履」と名付けられました。

ヨコスカスリッパ

市ノ瀬さんはオリジナルの材料『布コード』を使い、ルームシューズ用にアレンジして、群馬県の”こんこん草履”を進化させた、『ヨコスカスリッパ』を制作しています。

編みひもの模様や色、素材、編み方によって様々な表情が現れます。オリジナルのデザイン性が高い作品を生み出しています。

こんこん草履やヨコスカスリッパは一つひとつ手作りのため、個人の足の大きさに合わせることができます。大人でも足が小さい方、市販のスリッパでは大きすぎて脱げてしまう方などに大人気です。

実際、履かせていただいたところ、土踏まずから足の甲の部分までが優しく包み込まれ、フィット感に感激しました。洗うことも可能です。

デニム素材を切りっぱなしを使用した作品です。こんこん草履は「和」というイメージがありましたが、「洋」の雰囲気でスタイリッシュですね。デニムの色落ち具合も素敵です。

グレーとイエロー、ブラックの配色が斬新ですね。こちらはTシャツの生地を使っています。もこっとした編みひもが可愛らしいですね。こちらは芯を入れずに編んでいるとのこと。布が柔らかくて、肌触りが良く履き心地抜群です。

自然な光沢があって鮮やかなスリッパは布団の布を利用。紅緋や茜色、萌葱色など日本の色の美しさを再確認するような作品です。

チェック、楽譜柄の布、水玉柄とカラフルでPOPですね。かかとの部分や内側にも、編み方でこんなにかわいい模様が作れるのですね。

履いて心地良く、かわいい実用的なおしゃれグッズがあると生活が楽しくなりますね。お客様用のスリッパにして、おもてなしするのも素敵です。プレゼントにも喜ばれますね。ヨコスカスリッパは販売しています。詳しくはHPでお問い合わせください。

⭐️布ぞうり工房禅蔵 公式HP⭐️

アイデアと発想の源は?

市ノ瀬さんは心身ともに健康であるためには、自然に触れることが大切だと言います。

布ぞうり工房禅蔵のアトリエは庭の木々など生命力を感じることができ、明るい日差しが差し込む、爽やかな空間。心地よい「場」から、様々なアイデアや素晴らしい作品が生まれるのですね。

横須賀の自然に癒される

市ノ瀬さんの元には市外から生徒さんが来られることが多いとのこと。そして、横須賀の美しい海や自然に触れ、感激するそうです。
布ぞうり作りのレッスン後には、癒しの時間を提供したいと新しい旅のかたちを提案しています。

横須賀の自然を心ゆくまで楽しむことができる贅沢な半日ツアー。詳しくはHPをご覧ください。

六合村の伝統文化を継承し、新しい発想で生活に潤い与える作品を生み出している作家さんの姿美しいヨコスカスリッパに感激しました。皆さんも一度、お手に取ってみて下さいね。

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布ぞうり工房禅蔵
公式HP
問い合わせはHPから
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