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少しでも寝て、食べないでおいた方が・・・

■風邪の原因はウイルスが大半

ドクターズファイルさんから以下の知識をいただきました。

風邪症候群の原因となる病原体は80~90%がウイルスと言われている。主なウイルスとして、ライノウイルス、コロナウイルスが多く挙げられ、続いてRSウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルスが続く。

とある。

医療の世界ではコロナウイルスは、風邪の原因ウイルスってのは前々から有名だ。それが、今回の場合「COVID-19」という新型のコロナウイルスによる肺炎が流行っている。問題は、このCOVID-19を「風邪」とみなしていないので世の中はこうも騒ぐわけで、今までも風邪を引き起こすコロナウイルスが高齢者にとって危険なものだったことにかわりはない。

■風邪になったらまずは薬?

ところで、皆さんも年に一度は風邪をひくと思う。

病院やクリニックを受診して、風邪薬と称されるものを処方されるかもしれないが、あれは「辛い症状」を乗り切るための解熱剤や鼻水を止める成分など一時しのぎのものが入っているだけで、根本的な対処法にはなっていない。また、他にせき止めや抗生物質も処方されることもあるが、咳はウイルス等を体外に積極的に排出するための自然な反応だからそれをせき止めはその反応を押さえつけてしまい、また、抗生物質に関しても風邪の原因のウイルスに効果のあるものはないのでただ有益な細菌を殺す無駄な処方だ。

だから、薬物療法で治ると期待してはならず、むしろ、自然な免疫反応を止めるような薬を使わない人の方が理屈から考えたら早く治るのだ。

もちろん、風邪をひいてても仕事を休めないといった理由なら、解熱剤や咳止めの使用はやむを得ないが、大人の方でも多くがこの

病院に行けば、風邪がよくなる

という考え方がいまだに世の中では消えないので、そこは知っておいてほしい。

■動物が体調不良の時は、とにかく寝て、食べない

体調が優れないときってまずは強い眠気やだるさに襲われる。これを無視して、仕事や勉強を頑張る人が多いけど、かえって症状を長引かせるばかりで、とても効率的とは言えない。

そして、眠気やだるさとともに、食欲不振も症状としてあらわれる。

これも素直に

あまり食べ過ぎない

ということに徹した方がよい。

これらの反応は、動物も同様で体調が優れないときには

休みながら、ほとんど食べない

ということをしている。これは、どうやら本能的な行動らしい。動物の世界には天敵がたくさん存在する。風邪の状態では、動きが鈍り、襲われてしまう。そこで、食べないことにより免疫力が高まるため風邪から早く立ち直ることが出来るのだ。

人間社会においては、風邪で寝込んでいたら天敵に襲われるなんていう人はまずいない。しかしながら、はるか昔には、体調を崩し、寝込んでなんていたら猛獣に襲われてしまうので、早く体調不良から立ち直らなければならなかった。そのため、我々は風邪をひいたらご飯が食べられなくなるようになっている。

しかしながら、昔の人は

「たくさん食べないと、回復が遅れるよ。」

と普段以上に食事を用意してくる。こんなことをしていたら、一向に風邪から回復することはできないので、いまだにこんな考えを持っている人は改めるべきだ。

僕は、ちなみに風邪に関係なく、普段からアトピーのために小食にとどめているが、風邪をひくどころか、毎日体調が良く体が軽い。だいたい、腹7分くらいが僕は心掛けているが、食べないからと言って体調を崩すということはここ数年全くない。

■コロナ禍でスリムボディな方が増加する

以前、上記のような記事を僕はアップしたが、この記事では、ざっくりと

過剰の糖質の摂取がデブを増加させる

ことについて触れた。

これは、風邪をひいたときにもやりがちなんだが、食欲のない人に対して、

・うどん

・スイーツ

・スポーツドリンク

と糖質過剰なものばかりを与えがちだ。食欲が無いのに、なんとしてでも食べさせようとするなかで、食べやすいものかもしれないがこれからはやめた方がよい。

■今までの常識は捨てて感染予防

「いっぱい食べて、寝るようにしてます。」

とコロナ対策とテレビのインタビュー等でよく聞いたが、何度も言うように

小食かつ睡眠

こそが自然な免疫療法だ。

コロナ禍はまだまだ続きそうだ。感染すれば、自分だけでなく、周にも感染が及ぶ危険性がある。こういう健康法に関する知識は日々アップデートされ、かつての健康法が逆に不健康につながるリスクもあるのだ。

なので、コロナ禍をきっかけに

あまり食べず、よく寝る

生活を実践してみて欲しい。ちなみに自分が感染したら、この記事の下に、

「デマです。」

と記載しよう。