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感情に関する覚書 ❘ 詩画

乙女11

その正体を知らないふりして
金色の小箱に閉じ込めて鍵をかけて水に沈めた

名前もつけず

本当は空に放ってやるべきだったのだ
鳥のように

詩:銀森そのみ 絵:音羽しょうこ

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