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自分のこと

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私についてのこと
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精神科医は現代の魔法使い、あるいは呪術師

なのかもしれないなとふと思った。
精神疾患自体が呪いみたいなものの気がして。
家族に、社会に、友達に、恋人に、友人に、あるいは自分自身に、
誰かにかけられた呪いのようなものを解こうと毒すれすれの薬を使ったり、患者本人も分からなかったような本音や気持ちを探り出してしまう。
特定臓器の目に見える病巣を治療する他の医師とは違って、目に見えない疾患という精神領域を扱うこと、それ自体がファンタジーだと思った

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元気になりすぎる



ナフコ(という九州では名の知れたホームセンター)の近くで保護したので、ナコとつけました。
ペットは我が子同然とよく聞きますが、私はなんとなく「歳の離れた友達」みたいな感じがしてます。だから呼ぶときも「ナコさん」と呼んでます。
あれからかなりよくなって、自分でドライフードと水を摂ることができるようになりました。
こたつでのんびりお昼寝とかしてるし、私がなでると気持ちよさそうにしてくれるようにも。

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許容ラインの綱引き

許容ラインの綱引き

最近、メンヘル患者同士が交流できるサイトにちょくちょくお邪魔している。
連絡先を交換して、個人的な話をする人も何人かいる。
その中のひとり、私より年上で旦那さんとふたりアジアに住んでいるAさんと知り合った。
彼女は旦那さんととある趣味の最中事故があり、旦那さんが障害を負ってしまって看病しているそうだ。彼女自身も事故でPTSDになり、治療しながら旦那さんの介護をしているとのことで苦労しているそう。

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体調不良と罪悪感

息子が夏風邪をひいて、私もそれをもらったらしくふたりで微熱や鼻づまりを感じて耳鼻咽喉科に行った。
夏休みが明けてすぐのことで、やっと学校に行ってくれて自分の時間が気兼ねなく持てると内心期待していたぶんもあるのか、なんとなくいつもより疲労感が強かった。精神科以外に病院に行ったのが半年以上ぶりでとても緊張した。
子どもを連れていくのは全然構わないのだけど、自分自身が受診するととても罪悪感をおぼえてしま

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私と義母 その1

もう深夜だけど、夕方からずっと漫画を読んでばかりで全然動けなかった。
さっきようやく重い腰を上げてごみ捨てと台所の洗いものを済ませたところ。
なぜか義母のことを思い出したので、洗濯物たたむのとシャワーがまだだけど、忘れないうちに書いておく。

義母と出会ったのは18くらいだったと思う。
夫と遠距離恋愛をしているうちに、実家暮らしだった夫に泊まればいいと言われ、何も考えずお邪魔させていただくこと

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航空機とそれを好きな私

航空機とそれを好きな私

地上のいろいろなものに雁字搦めにされていた私にとって、その存在はまさに青天の霹靂だった。
航空機。
幾人ものひとびとに許され、造られ、守られ、そして唯一無二の手段としてその空を泳ぐもの。
今まで身近にあったにも関わらず、私はその存在にまったく目を向けていなかった。
やりたかったゲームの「おまけ」としてACE COMBAT 6と出会ってから、私のなかでの航空機という概念はどんどん膨らんでいった。

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記憶という記録媒体

私の記憶はかなりあてにならない。
特にPTSDのような適応障害(主治医の弁)を患ってからはぐちゃぐちゃで、スパゲティコードの中に黒胡椒くらいあらびきにしたやつを散りばめてぐちゃぐちゃに絡ませてある感じ。
それを全部拾って綺麗に並べろといわれてもかなり難しい。私の記憶は今そういう感じ。
だからここやTwitterを使って、少しでも記憶へアクセスしやすそうなヒントや鍵を記録している。
やっと最近カウン

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文章を書くということ

私にとって、文章とは生きる力そのものである
3歳になるかどうかといった時期から街中の看板を読みだし、高専でインターネットを覚えるまでは読書が最大の娯楽であり、インターネットを覚えてからもテキストサイトやブログ、Twitterの文章を読みふける日々である
14歳のときに当時好きだった漫画の二次小説を書き出してからは何かを文字として残す作業に没頭した
17歳ではじめて自分のHPを持ち、言葉を通じて外の

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はじめまして。

最近思うところが多くて(特に自分の病気と離婚調停について)、書き物ができる場所を作ってみました
はてなブログなどもあるんだけど、ブログは今の私には少し格式が高いというかもっとしっかりした構成の文章のほうが合うイメージなので。
ここは文字どおりノートの端にちょこちょこ書く感じでいろいろと書けたらいいかなと思ってます

簡単なプロフィール1986年生まれ、長崎県出身。3人きょうだいのいちばん上で下

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