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ワイン留学中にハマった生牡蠣と、コロナに負けないUmiotoko Oysterさんの絶品牡蠣をご紹介!


今のところ僕のnoteでは、ワインにまつわるお話を中心にお届けしておりますが、
今回は最近感動した「UMIOTOKO OYSTER」さんの殻付き絶品生牡蠣について書かせていただきます。


国内外問わず、その土地を訪れたら必ず牡蠣を食べます。何度かアタリ、その度ひいひい言うのですが、牡蠣を恨んだことはありません。

最初に僕がどれだけ牡蠣を愛しているかをお伝えできたらと思います。(需要あるのかな)


これは反則。1個$1の牡蠣 inサンフランシスコ 

以前ワイン留学でサンフランシスコに滞在していた時、住んでいた場所から車で15分程度のところに、とんでもなく品ぞろえの良い魚屋さんがありました。
たくさんの牡蠣から、自分で好きな種類や大きさのものを選べるのです。

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こちらのSun Fat Seafood Coさんです。しかも金額は$1。多い時は100個注文し、店員さんにゲラゲラ笑われたこともあります。毎週のように満面の笑みで入店し、大量買いするもんだから、途中から怖くなったんでしょう。留学後半は苦笑いでした。

サンフランシスコは、カリフォルニア海流という寒流が流れるため海水温度は低く、気候も穏やかで基本的に家にクーラーは要らないくらいです。その海水温度のせいか引き締まった小ぶりな牡蠣が多いです。極めつけは、沿岸部から湧いて出る栄養分豊富な下層水の存在。この栄養分によりプランクトンが大量発生。プランクトンが大好物な牡蠣は大喜びです。牡蠣だけでなく、大量の魚やカニなどが生息しています。その魚介目当てに大量のアシカが生息しており、観光地Pier39では物凄い数のアシカを目にすることができます。

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写真は少ない方です。多いときはこの木の板いっぱいにアシカが寝ているというか、積み重なっています。

また、街の至る所にオイスターバーがあり、一般のレストランでも生牡蠣を提供するところが多いです。よく冷えたグラスの白ワインでグイッとやるのがサンフランシスカンの流儀だと勝手に思い込んでます笑

日本の牡蠣は身が大きくミルキーなものが多いので、個人的には焼いて食べるほうが好みですが、カリフォルニアの牡蠣は小ぶりで生食向き。スルスルと何個でも食べることができそうなサイズです。

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こちらは、レストランWaterbarさんの牡蠣です。眺めも料理も素晴らしいです。お昼限定の生牡蠣が$1になるHAPPY HOURを狙って行くのが日課でした。他にもご紹介したいレストランは山ほどありますので、こちらもいつかまとめられたらいいなと思います。


留学を終え、帰国する際にフロリダを経由したのですが、お決まりのように生牡蠣を注文しました。しかし、なんとも味気のないもので大きめのアサリのような印象でした。(立ち寄ったレストランが原因かもしれませんが…)

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恐らく理由は、フロリダ沖を流れるメキシコ湾流が、暖流だからだと思います。水温が高く透明度は高いのでレジャーにはもってこいですが、栄養素に乏しくプランクトンは少なめで、魚介類一同ガッカリです。

ただ、フロリダは海に囲まれ新鮮なシーフードに出会えるのは間違いないです。暖流を好む魚も多く存在しますし、フロリダ産マグロが美味しいと聞いたこともあります。しかし牡蠣に関しては、好みの問題もあると思いますが、僕は断然サンフランシコ派です。


ワイナリー巡り後のオイスターオアシス in ボルドー&サン=ジャン=ド=リュズ

昨年、ブルゴーニュと並ぶワインの聖地、ボルドーへ行って参りました。奇跡的に名だたるシャトー※のテイスティング予約が取れ、畑や醸造施設などを見させていただき、リリース前のワインを頂くなどの素晴らしい経験をさせてもらいました。

※フランス・ボルドー地方では、ワイナリーのことを「城」を意味する「シャトー」と表現します。ブドウ畑に囲まれ、そびえたつシャトーは圧巻の一言です。

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ワイナリー訪問はとても勉強になりますし、楽しいのは勿論ですが、専門的な用語や感覚的な表現が多くあり、自分の英語力では追いつかず、かなりの体力を消耗します。そんな疲れをボルドーの牡蠣が癒してくれました。笑


早朝にオープンするマルシェと呼ばれる市場があります。凄い人で賑やかです。

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マルシェの中でもひと際人気で長蛇の列ができるシーフードバーに立ち寄り、牡蠣を頂きました。€8(900円程度)で6個の生牡蠣に、グラスの白ワインが付いてきます。

「とりあえず、生牡蠣36個ください」と言うと、店員さんと周囲のお客さんにまたもや爆笑され、「焦らなくても、牡蠣は逃げていかないよ」と言う言葉に確かにと思いなおし、24個注文し、一瞬で平らげ、もう24個再注文しました。笑

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サンフランシスコの牡蠣よりエラの部分がもう一回り大きいです。ボルドー現地のソーヴィニヨンブランを飲みながら、ということもあってか、今までのBEST OF 生牡蠣と確信したのは束の間。次の目的地サン=ジャン=ド=リュズですぐにそのBESTは更新されることになります。


スペイン国境にほど近いサン=ジャン=ド=リュズに到着すると、バスク地方特有の赤と白を基調にした建物が立ち並び、街全体に統一感があり、思わず息を飲んでしまいました。

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散策していると、ボルドー同様のマルシェを発見!とても賑やかで、地元の名産品がきれいに並べられています。

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お肉やチーズも素晴らしいと聞いていたのですが、僕の脳内は生牡蠣だらけ。真顔駆け足で、シーフードバーに直行!

ボルドーでの経験を活かし、落ち着いた表情で「生牡蠣を8個ください」がちゃんと言えました。成長ですね。

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少し殻に海藻が生え緑がかっています。ボルドーと同じく生牡蠣とグラスの白ワインがセットになっているものを注文。

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こんな風に なみなみに注いでくれます。フランスに行く前は、「きっとワインの本場だし、街の人たちも皆が詳しく、マナーも厳しいんだろうな」と考えていました。

しかし、むしろ真逆で、日本よりも遥かに気さくな感じで、水のようにガブガブ飲みます。勿論シチュエーションにもよるとは思いますが、マルシェにあるような大衆的な飲食店では、特にそう感じました。この注ぎ方なんて香り全く取れませんからね。笑

でも、それもいいんです。このシーンにおける主役は間違いなく牡蠣なので。

肝心の牡蠣は、人生で最高のものでした。牡蠣の大きさ、海水の塩気と香り、提供時の温度。この牡蠣を食べて育ってしまったら、他ではなかなか美味しいと思えないのでは?ある意味可哀想だなぁという謎の着地をしました。


以上、これまでの人生で、僕が感動した牡蠣特集(海外編)でした。

どうでしょう、僕の牡蠣愛は伝わりましたでしょうか。そろそろ本題に・・・


一瞬で我が家がオイスターバーに!?

さて、ようやく本題のUmiotoko Oysterさんの牡蠣をご紹介いたします。

まず、知った経緯なんですが、TwitterでメンタリストDaiGoさんが紹介されていたのを拝見し、「殻付き生牡蠣」と書いてあったため、即チェック。

期間限定の「コロナに負けるなOYSTERセット」というセットがあり、22~70個セットから内容を選ぶことができたので、思わず70個セットをカートに入れましたが、ボルドーでの「焦らなくても、牡蠣は逃げていかないよ」を思い出し、まずは試しに22個セットを注文させていただきました。

この期間限定セット、お値段がびっくりです。通常価格の40〜50%OFFで、僕が注文した22個セットは2,880円でした!!!(破格ということもあり、多数のご注文があるようで、一時売切れになりましたが、奇跡的に間に合い購入できました。)

日本で牡蠣を購入しようとすると、殻付きで生食可能なものを探すのが、まず大変です。ようやく見つけても、生で食べるには少しクリーミーすぎる大ぶりのものが多く、金額も少しお高めです。

しかしながら、Umiotoko Oysterさんの牡蠣は生食にバッチリのサイズ感で、エラの部分が大きく、僕の好みど真ん中でした!

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3分の2は生でレモンと、残りは焼きでポン酢と頂きました。あまりに美味しいと天を見上げて祈りを捧げるクセがあるのですが、美味しすぎて、しばらく地上に帰って来れませんでした泣

合わせたお酒は、先日Instagramでアップした「ハイツロシャルデ」というブルゴーニュ地方の白ワイン。生牡蠣に合わせるには少し濃厚で厚めなワインでした。生牡蠣にはレモンのような酸・果実味があるワイン、焼牡蠣には樽は効いていない・果実味がある・酸は中程度のワインを合わせるのがオススメです。

「ハイツロシャルデ」ワイン単体は素晴らしい上品な味わいです。

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こちらのワインについては僕のInstagramにまとめましたので、良かったらご覧ください。



こんなに美味しい生牡蠣をこんな価格で、しかも自宅で、好きなお酒と一緒に楽しめるなんて。最高ですよね。これで絶対にコロナに負けない自信がつきました。皆様もUmiotoko Oysterさんの牡蠣で、この状況を乗り越えていきましょう!

来月あたりに、三密にならないような人数で70個セットを注文し、牡蠣パーティーしたいと思います。noteの更新がなかったら、美味しすぎて天から帰るのに苦戦してるとお考えください!


次回は、紛らわしいワインの格付けのお話をしたいと思います。最後までご覧いただき、ありがとうございます。