見出し画像

「パーソナライズ」を…企業目線で見る違和感。

今、企業のマーケティング課題は、「パーソナライズ」って言う人が多い。

「パーソナライズ化」していくことで、ユーザー一人一人の属性や行動履歴、
購買履歴などを基に、最適な情報やサービスを提供するマーケティング手法が必須とされている。
このアプローチにより、個々のユーザーが求めるパーソナライズされたコンテンツや商品を効果的に配信することが可能となり、より継続的な企業と個人との関係が築くことができるとされている。

一昔前、マスマーケティングを利用し、マスメディアを通じて大量の広告を配信し、同じ種類の商品やサービスを多くの人々に販売するという手法が一般的だった。

しかし、現代社会では物品があふれる時代となり、ユーザーのニーズはそれぞれのライフスタイルに適合した商品やサービスを求めるようになっている。

でも、僕は今のこうした風潮にちょっと疑問がある。

「パーソナライズ」って企業側のものではなく、あくまでも一人ひとり個人が主体的に持つもの。
だから、「パーソナライズ」は、個人個人が、もっと自分の人生を生きやすくするために
一人ひとりが活用していけるように使える方がいい。
つまり個人個人が主体的に。

例えば、自分自身の体質、資質、個性や魅力……
自分自身のことをもっと良く知ることができれば、
適切な運動、栄養、時間の過ごし方、ストレスへの向き合い方がわかるはず。

生物学的に見ても、みんな違う違う個体。
だからこそ、自分の身体のこと、普段の行動、社会とのつながり方だって、
一人ひとり、異なってくる。

だから、みんなと同じ行動をしなくても良いし、
同じ答えを持っていなくても良いはず。

“One size does not fit all “
生き方、ライフスタイル、好きなもの、嫌いなもの….みんな自分自身と
向き合って、自分自身のパーソナライズな面を見つけて行った方が
幸福な人生になると思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?