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342:意思決定に関わる人数が多ければ多いほど、企業は大きく迷走していく。 [トップリーダーズ Select]

7000億円の赤字に転落した巨大企業グループの次期社長に指名されたグループ子会社の社長が、その経営改革のためにまず「意思決定する人数を絞る」というところから始めたところ、グループは3年で5000億円を超える営業利益を叩き出すほどの経営力に生まれ変わった!

「船頭多くして船山に登る」というのは古今東西の真理です。大勢の人間が集まって物事を決めようとすると、どれだけ有能な人間が集まろうともその決断スピードは著しく遅れ、迷走してしまいます。

会議にたくさんの人を集めることで「すごく良い頭脳を結集させることができている」と勘違いしていないか。意思決定に本当に必要な最低人数はどれぐらいなのか、ということを理解しておきたいものです。

業界のトップリーダーたちの英知や意識を本の中から学ぶ「トップリーダーズ・セレクト」(TRs-Select)。第一線のプロフェッショナルたちの発想、考え方、生き方などを、いろいろな本の中から読み取っていきます。経営者の方、マーケティング担当者、クリエイターなどビジネスマンの方々は特に、お仕事や書籍選びの参考にどうぞ。

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