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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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記事一覧

TRs-810: 自分で課題も解決も全て考えることができる「思考力」を育てることが、教育の本質。 [トップリーダーズ]

母親から聞いた幼少期の話に興味を持った小学生が、その再現のために研究を重ねて発表したところ、市長賞を受賞するほどに壮大な研究成果が出来上がった! 子どもの教育というと、問題集を山ほどやらせて、塾で何時間も授業を受けさせて、家でも何時間も机に座らせる、という勉強のやらせ方をイメージする親がたくさんいます。でもそんな詰め込みは、「教育の本質」とは言えません。親が用意したものをやらされているだけだからです。 親から自立しても子どもたちが自分で価値を産んでいくためには、思考力を育

[逸品の発想源]005:地方企業や地方のお店が、東京を飛び越えて直接世界で戦う。

優れた逸品から、優れた発想力を学べ! 世の中の製品で「これは良い!」と思って手に取ったり買ったりする。その「良い」はどこから来ているのか。 個人的なデザインの好みであったり、好きな色だったりすることもありますが、それが「発想」の場合はどうでしょうか。 こんな発想はなかったな、この発想は新しいな、とそこに見える「発想」が優れている場合、その発想は自分たちの商品やサービスなどにも活かすことができるかもしれません。 このコーナーでは、そういう優れた「発想」の側面を持つ製品や

TRs-809:納入先や販売先だけではなく、その先にいる最終的なお客様も意識する。 [トップリーダーズ]

地方の倒産寸前の小さな工務店が、全国に自社ブランドの建築物を拡大して大きく成長したきっかけは、真のお客様の認識が他の工務店とは違っていたことだった! 原材料メーカーが販売先のレストランのことばかり考えて、そのレストランで食べているお客さんのことを考えなければどうなるでしょうか。お客さんに支持されない商品になれば、結果として自社がレストランの信頼を損ねて販売先を失うことになります。 納入先や販売先の向こうには、エンドユーザーがひしめいています。自社が最終的なお客様を意識する

[AIチャレンジャー] 第8回(前編):AIでスポーツ関連事業のPR用イラストを作ってみよう!

midjourney、Stable Diffusion、NovelAIなど黒船級のAIサービスが2022年に次々に登場したことで、我が国のクリエイティブ界隈も天地がひっくり返るほどのインパクトを受け、大きな話題になっています。 自分でもAIを使えば簡単にイラストや絵画ができてしまう。そんなこれからの時代を生き抜いていくために、自分たちもAIを触ってみて自前でイラスト作りができるかどうかに挑戦しよう、ということで連載企画「AIチャレンジャー」は始まりました。 おかげさまで「

TRs-808:大勢の人がいる場で存在感を出すために、自己アピールよりも重要なこととは。 [トップリーダーズ]

テレビ番組で複数のお笑い芸人たちが一堂に出演しているようなタイプのバラエティ番組を見ると、一般の社会人や学生たちも「人と人とのコミュニケーションを円滑にするためのコツ」のヒントが見えてくるようになった! パーティーや飲み会などに行って、複数の人がいる場で、みんなをうまく盛り上げられる人と、誰からも相手にされずに存在がなくなってしまうような人がいます。なぜそのような差が出てくるのでしょうか。 複数の人がいる場で、まず意識を向けておかなければならない人は誰なのでしょうか。それ

TRs-807:ベンチマークをする時は、中途半端な自己をそこに入れずに徹底的に真似をする。 [トップリーダーズ]

数多くの国内外の作品に携わったプロデューサーが、全く仕事がうまくいかずに悩んでいた暗黒時代を脱したきっかけは、多くのヒット作の音楽を手がけた作曲家の仕事の選び方・取り組み方を聞いたことだった! 個性や独自性が大事だからと、いかに前例とは違うようにやるかということに必死な人が多いですが、そういう人は大抵中途半端に終わってしまいます。結局はいち早く成功して軌道に乗せられる人は、先駆者の成功例を徹底的にベンチマークしているものです。 ベンチマークをするならば、中途半端な自己はそ

第8講:「PRしても反応がない」という悩みの最大の原因は、いまPRをしたから。

「ビジネス本を読んだり経営セミナーに出たりして、マーケティング理論をたくさん勉強したけれど、結局わけが分からなくなってしまって、会社経営も営業活動も逆にうまくいかなくなってきた」 とお嘆きの経営者やマーケティング担当者の方々が増えています。 インプットをたくさんしたはずなのに、経営やマーケティングに取り入れるたびにどんどん経営が悪化するという事態に。受験勉強のようにはうまくいかなくて困っている方、多いですよね。 この「やりなおしマーケティング講座」では、マーケティングを

TRs-806:その商品の品質だけでなく、どういう空間の中で突出するのかというトータル視点を持つ。 [トップリーダーズ]

家族経営的な小さな洋服メーカーがやがて世界屈指のアパレル企業へと成長していったきっかけは、必要に応じてバラバラのジャンルで発注してくる小売店のやり方から脱して、トータルのイメージでコーディネートするという発想を取り入れたことだった! 「うちの商品は、品質が良いです」という売り文句は誰だって言えますから、もはや売り文句とは言えなくなっています。これから大事なのは、その商品がどういう空間の中だと突出するのかというトータル視点です。 トータル視点が持てると、自社が開発すべきなの

TRs-805:年配のビジネスマンが若者たちを信用してチャンスを与えると、組織は蘇る。 [トップリーダーズ]

業界を牽引するほどの開発力を持った年配のビジネスマンがチャンスを与えた2人の若者が、やがて時代の寵児と呼ばれるほど大企業を作り上げる名経営者へと成長した! 「老害」という言葉がありますが、年配の人たちが若者を馬鹿にして抑圧してしまうと、その組織は衰退に向かいます。年配の人たちが若者を信じてどんどんチャンスを与えることで、組織は革新的に発展をしていきます。 若者の熱意に年配の人たちが力を貸す。そこから大きなムーブメントが起きます。年をとっていくに従って、忘れてしまいがちなこ

特集25:日々の生活の常識を打ち砕いて時間を手に入れろ!「生活の意識が変わるプロのシンプルな考え方特集」3冊

何かの分野について知りたい、何かの知識について調べたい、こういう人の話を読みたい、と思った時には、そのジャンルや方向性のものを複数読んでみるという方法も有用です。 そこでこのコーナー「特集リーダーズ」では、あるテーマに沿った本をまとめて3冊程度を一気にご紹介していきます。 一つのテーマをいろいろな視点から多角的に眺めてみる、そんな洞察力を養うために、ぜひ活用してみてくださいませ。 【特集25】日々の生活の常識を打ち砕いて時間を手に入れろ!「生活の意識が変わるプロのシンプ

[逸品の発想源]004:みんなの知識や経験を合わせて、「優劣ではない統一基準」を作ってしまう

優れた逸品から、優れた発想力を学べ! 世の中の製品で「これは良い!」と思って手に取ったり買ったりする。その「良い」はどこから来ているのか。 個人的なデザインの好みであったり、好きな色だったりすることもありますが、それが「発想」の場合はどうでしょうか。 こんな発想はなかったな、この発想は新しいな、とそこに見える「発想」が優れている場合、その発想は自分たちの商品やサービスなどにも活かすことができるかもしれません。 このコーナーでは、そういう優れた「発想」の側面を持つ製品や

TRs-804:新商品や新企画のPRに躍起になりすぎて、既存商品との連携を蔑ろにしない。 [トップリーダーズ]

地方の老舗和菓子店が手がけるプリンの新商品のパッケージデザインの開発依頼を受けたクリエイティブデザイナーは、依頼されたプリンだけではなくそもそもの既存商品の部分から手掛けたところ、老舗和菓子店の売上は大きく上がることになった! 新商品や新企画のPRに取り組むと、とにかく新しさを目一杯に詰め込んで奇抜なことをやりがちなのですが、「新商品のPRになっていながらも、既存商品のPRになっている」というPRのほうがあっという的に効果的です。 新しいPRを短期的な効果狙いで考えるので

「歴史発想源」電子書籍版、2冊同時に販売開始!

歴史上の偉人たちの偉業から現代ビジネス界の経営やマーケティングに活用できるヒントを見つけ出す強力なビジネスコンテンツ「歴史発想源」。 毎週土曜日に配信しているメールマガジン『ビジネス発想源 Special』にて、8年もの長きにわたって連載をしてきました。 30人の偉業を書いてきましたが、過去の「歴史発想源」は順次、電子書籍化してamazonのkindleストアにて取扱をしております。 そしてこの度、この「歴史発想源」の電子書籍版の新作が発売されることになりました! 「

TRs-803:人前に出るのが苦手な人は、人前に出る機会を作ることで人間力をさらに成長させる。 [トップリーダーズ]

90歳を過ぎても第一線の現場に立ち続け、日本の食の世界を牽引するプロフェッショナルは、人から見られる環境に自ら足を踏み入れていくことで、いつまでもその技術を磨き続けていた! 誰もが発信するのが当たり前の時代になると、人は常に人の目に晒されることになります。それは決して悪いことではなく、人の目があることで自分を律したり新しい発想が湧き上がったりします。 人前に出るのが苦手という人ほど、人の前に出ることで自分自身をさらに大きく成長していくのです。 業界のトップリーダーたちの