WillMap株式会社

組織開発コンサルティングの会社です。 社名には、組織も人にも意思“will”が眠ってい…

WillMap株式会社

組織開発コンサルティングの会社です。 社名には、組織も人にも意思“will”が眠っていて、それに明確にするお手伝いとその先にあるゴールまでの“map”を一緒にデザインしましょう、という意味が込められております。 https://willmap.co.jp/

マガジン

  • オンライン無料セミナー

    当社は組織開発に関するセミナーを定期的に開催しております。ご関心のあるテーマのセミナーがありましたら是非ご参加ください。

  • 組織サーベイ関連コラム

    組織サーベイを効果的に運用できている会社は多くありません。こちらのマガジンでは、組織サーベイを運用する上で知っておくべきことをいくつかのコラムとしてまとめております。

  • 組織開発・人事担当者向けマガジン

    CHROから人事初任者までに読んでいただけるコラムです。

  • 採用関連コラム

    これまでのコンサル経験から、成功する採用についてポイントを纏めました。主に、「選考」「アトラクト」「組織開発との連動」をテーマに書いて参ります。

  • 経営層向けマガジン

    経営層が知っておくべき組織開発についてのコラムです。

最近の記事

”外発的動機付け”と”内発的動機付け”はどちらかを重視するのではなく、組み合わせが大切

私は無類の「カレー」好きです。食べる方も好きですが、作るのも大好きです。でも、作ることについては最初から好きだったわけではなく、妻との休日の家事分担の中で「しかたなく」作り易いカレーを作っていました。ただ、回数を重ねるうちに作ること自体が好きになり、スパイス、具材、作り方を工夫し、今ではカレーを作るときは「やる気」に満ちています。 家事や仕事など人が行動を起こすときには、動機というものが内面に存在しています。動機は大きく二つに分けられ「外発的動機付け」と「内発的動機付け」が

    • 組織に必要な「適度な自尊心」

      採用、人材育成を効果的に進める上で、「自尊心」を評価・測定することはとても重要です。ストレス耐性やレジリエンスと関連する特性として「自尊心」は、高い方が望ましいと考えられがちですが、本当にそうなのでしょうか。 アメリカの社会心理学者のロイ・バウマイスターは、「ほめる」効果と実際の成績の関係について実験を行いました。バウマイスターは、中間試験でC以下の学生を対象に、毎週励ましのメッセージ(君ならできる!)を送り続けました。その結果、なんと、メッセージを受けた学生は、そうでない

      • 経営陣の信頼が失墜する二つの理由 信頼回復に必要なこと

        先日、あるクライアントの経営陣に、組織サーベイの結果をフィードバックしました。各設問の結果を順番に説明していくと「あなたは経営陣を信頼していますか?」という項目にあたりました。肯定的回答割合を見ると頗る低い数値。それまで様々な意見が飛び交っていた会議室が急に静まり返り、その場にいた役員のショックたるやとても大きかったようです。その後、それぞれ冷静さを取り戻し、「中期経営方針に妥当性がないのか?」「ここのところの業績低迷が原因か?」「そもそも経営陣からの発信が少ないのが理由なの

        • 人材獲得競争を制する!中途採用成功の鍵

          「2.8倍」 先月15日にパーソルキャリアが公表した転職求人倍率(※1)です。この指標は、1人の転職希望者に対して中途採用の求人が何件あるかを示しており、企業側から言えば求人難易度を表す指標となります。2.8倍は、同社が現在の基準で算出を始めた19年以降で2番目に高い数値だったようです。人手不足を背景に今後もこの流れが続くと思われ、企業の中途採用業務はますます重要性・難易度が高まってくると思われます。 その現状を踏まえ、本コラムでは中途採用を成功させるためのポイントについて

        ”外発的動機付け”と”内発的動機付け”はどちらかを重視するのではなく、組み合わせが大切

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        • 組織サーベイ関連コラム
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        記事

          強み発掘コーチングのご案内

          当社のサービスの一つ、強み発掘コーチングをご紹介します。 ●概要: 人材アセスメントを使ってクライアントのオリジナルの強みを明確にし、強みの活かし方やより高い成果を目指してコーチングを進めます。 ●期間:6ヵ月 ●回数:月1回(計6回) ●内容例: ・初回 :アセスメントの読み解き/強みの発揮プロセスを明確化  ・2回目:コーチングの目標 ・3回目以降:経験学習サイクルに則った振り返り  ・最終回 :継続的に強みを発揮する為のプロトコルの作成 ※)ご要望に応じてカスタマイズ

          強み発掘コーチングのご案内

          独自の強みを発見するには?~コーチング事例から紐解く具体的方法~

          「強みを活かす!」 企業研修でよく使われる言葉です。文字通り強みを活かせれば、仕事にやりがいを感られさらなる成長にも繋がります。社会人がキャリアを積んでいく上で最も重要な命題の一つと言えるでしょう。ただ、その強みを正確に認識している人は多くはないと言われています。(※1) 強みを認知するだけでやりがいに繋がる2019年にリクルートワークス研究所が約1万人のビジネスパーソンを対象に「働きがい実態調査」(※2)を実施しました。その中で社会人が生き生きを働くための要素を8つ(※3

          独自の強みを発見するには?~コーチング事例から紐解く具体的方法~

          セミナー参加者の声 ~360度フィードバック運用セミナ~

          WillMap株式会社(組織開発コンサルティング会社)では、2023年の11月より定期的に「360度フィードバック」の効果的な運用方法について、セミナーを実施してきました。360度フィードバックは、本人が気が付いていない強みや課題に関する情報が得られる貴重な機会である一方、進め方を誤ると本人のモチベーションを下げてしまったり、本人と他者との関係性を悪化させることもあります。  当セミナーでは、360度フィードバックが本来の目的(対象者の成長)を実現するために、「質問設計

          セミナー参加者の声 ~360度フィードバック運用セミナ~

          アジアカップで敗れた日本代表の成長点~今こそボトムアップをさらに磨くべき時~

          史上最高とも呼び声高いサッカー日本代表の活躍を楽しみにしていたのだけれど、残念ながら準々決勝でイランに1─2の逆転負けを喫し、ベスト8でアジアカップを終えてしまった。 もともと、このチームはボトムアップのチームで、その良さがアジアカップ前は出てたけど、イラン戦はなかなか難しかったようだ。試合後、ボランチの守田選手は、 と苦悩を吐露し、それを受けて森保監督は、自らの伝え方を反省しながらも と言う。 決めてほしい選手と想定外の状況変化は選手たちで対応すべきという監督との間

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          チームの知識を最大限に活かす方法 ~トランザクティブ・メモリー・システムの重要性~

          コンサルタント時代の恥ずかしい経験34歳のときに私は、それまで勤めていた事業会社から外資系のコンサルティングファームに転職しました。意気揚々と入ったは良いものの、研修もそこそこに直ぐにクライアントを任され、厳しい環境に身を置くことになります。十分な引き継ぎも受けずにクライアント対応し、お客様からの要望に右往左往していました。 そんな中、ある顧客担当者の方からサービスについての質問がありました。私が入って間もないことを理解してくれたのか、「このことなら○○さんなら分かると思

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          人的資本経営における「エンゲージメントサーベイ」の効果的な開示方法 ~レゾナック・ホールディングス~

          はじめに2023年3月期の有価証券報告書から「人的資本」に関する開示が義務づけられるようになり、昨年から今年にかけて、にわかに人的資本の重要性が認識され始めてきています。項目として、「育児休業の取得率」「男女間の賃金差」「女性管理職の比率」の開示が義務化されたと同時に、独自で設定した指標の開示も推奨されています。 人的資本経営に必要なこと開示の義務化に先立って経済産業省は、人的資本経営の指針ともなる報告書「人材版伊藤レポート2.0」を公表しました。その中の「レポートの狙い

          人的資本経営における「エンゲージメントサーベイ」の効果的な開示方法 ~レゾナック・ホールディングス~

          リスキリングの成功の鍵は「社員の納得」!そのための対話のポイントとは?

          30代の頃、所属企業の中堅社員向けの研修に参加しリーダーシップを学んだのを記憶しています。当時、全社的にリーダーシップスタイルの変容が求められており、研修では、部下を側面から支援するサーバント型のリーダーシップをとるべきと教えられます。一方でこんな疑問も残りました。 「我々中堅がいくら勉強しても、上司がその必要性を理解しなければ、浸透しないのでは?」と。 NHK「リーダーシップ白熱教室」で有名なハーバード・ケネディスクール上級講師、ロナルド・A・ハイフェッツは、著書『最難関

          リスキリングの成功の鍵は「社員の納得」!そのための対話のポイントとは?

          組織の一体感を高めることの「光と影」

          「リリリーン・リリリーン・リリリーン」ある夜けたたましくサイレンが鳴り、目を覚ましました。どうやらマンションの警報器が鳴っているようです。パジャマのまま部屋を出て1階の管理室に行くと、火災警報器が誤動作し鳴り続けていました。驚いて出てきた同じマンションの住人の人たちと、業者用のマニュアルをあれこれ解読しながらなんとか止めることができました。 その後、協力して警報器を止めたことで住人の間になにやら一体感が生まれたようで、普段はごくごく軽い挨拶しかしなかった関係が、今

          組織の一体感を高めることの「光と影」

          組織開発を始めるタイミグは慎重に選んだほうがいい

           こんな経験はないでしょうか。月曜の朝、仕事のことで頭が一杯で出社すると、席に着くやいなや上司から新たな指示や情報共有がある。ほぼ耳に入らず自分の仕事のことばかりが頭を駆け巡る。午前中、仕事が一段落し、冷静になって改めて上司に「朝の件だけど、、、」と言われたときには、すんなり頭に入ってくる。  仮に同じ内容であっても、自分の状況によって、情報の入り方は全く違います。上司側から見れば、部下に指示をすんなり受け入れてもらいたければ、言い方や内容の質を上げるだけでなく、伝えるタイ

          組織開発を始めるタイミグは慎重に選んだほうがいい

          360°サーベイのコメントが新たな自分を作り出す

           古代ギリシアでは、「汝自身を知れ」と言われ、孫子の兵法では、「彼を知り、己を知らば、百戦して危うからず」と言われています。自分の知ることの大切さは、世の東西問わず紀元前からずっと伝えられています。  企業組織では、自分を知ることのできる機会として360°サーベイがあります。特に管理職にとっては、自分を知る上で貴重な体験となります。360°レポートには、上司、部下、同僚、自己による幾つかの行動項目の評価点やコメントが纏められています。評価項目は、大きくリーダーシップ、コミュ

          360°サーベイのコメントが新たな自分を作り出す

          強みを知る機会を増やせば、人は成長を加速させていく

          今年も早いものでもう10月。プロ野球について言えばいよいよ大詰めで、来週からクライマックスシリーズが始まります。そのプロ野球の選手たち。突然ですが、彼らは何月生まれが多いと思われますか?いくら野球が好きの方でも気にされたことはないかもしれません。今年2月時点の日本のプロ野球選手計1009人を誕生月ごとに分けると、下記にようになります。   こちらを見ると、前半と後半で人数差があるのが分かります。特に、4月~6月生まれは325人、1月~3月生まれでは177人となり大きく差

          強みを知る機会を増やせば、人は成長を加速させていく

          セミナー参加者の声 ~エンゲージメントサーベイ運用セミナ~

          WillMap株式会社(組織開発コンサルティング会社)では、2023年の3月より定期的に「エンゲージメントサーベイ」の効果的な運用方法についてセミナーを実施してきました。サーベイ自体を提供してくれる会社は多いものの、その活用方法(課題の抽出・施策展開)について体系化されている情報は少なく、担当者の方々も具体的な運用面で悩まれることが多いように思います。  当社のセミナーでは、担当者の方々に分かり易く、「設問設計」「結果分析」「社内フィードバック」の三つのプロセスについて

          セミナー参加者の声 ~エンゲージメントサーベイ運用セミナ~