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自分を好きになる方法

前回noteはこちら


RPGゲームを参考にしながら、自分を好きになる方法について考えてみる。

準備

小学生の頃、自分の事が大好きだった。
でも今は違う。こんなはずじゃなかったと思いながら、毎日を過ごしている。

程度の差こそあれ、物心ついた瞬間から自分のことを嫌いな人間なんていないはず。

誰かから否定されたり、失敗したりした経験から、どんどん自信を失っていく。

その一方、人生の中では、「この人なら信頼することができる」という人にも出会う。
どんな事があっても、否定せず、味方になってくれる人。

僕の場合、大学時代の友人がそうだ。

彼女は、何を言っても絶対に否定をしない。受け止めてくれる。
僕が双極性障害について悩み、ようやく誰かに相談する決心がついた時もそうだった。
長文で送ったLineに対し、1つ1つ丁寧に返事をくれた。

そういう人を、心の中に呼び出せるようにしておくとよい。心の中の親友は、辛く苦しい時にいつでも寄り添ってくれる。
言わば、人生という旅の、最重要パーティメンバーだ。

準備が整ったところで、本題に入る。


「自分は完璧でなければいけない」という呪いからの解放

この呪いから解放されることが、自分を好きになる近道だと思う。

ぼんやりと「良くないことだよな」「やめないといけないな」と考えるのではなく、徹底的に潰しにいかなければならない。

こういう思考は、自分を減点方式で見つめていることから起きる。大事なことは「必ず加点方式で自分を見つめる」ことだ。

以下の4つのステップに分けて、呪いからの解放を目指す。


1.自分のステータス(長所)を理解する

この時、短所は一切見なくていい。

とは言っても、自分に自信がない人ほど、どうしても短所に目が行くと思う。それでもなるべく無視したい。

無視する考え方のコツを1つ紹介する。
「サボる」とか「逃げる」とかの行動面の弱みは後天的なもので、環境要因でくっついてきてしまったものだと思う。

RPGで言えば、「守備力を下げる魔法をかけられている状態」や、「水辺のフィールドにいて、炎タイプのステータスが下がっている状態」みたいなもの。
それはあなた本来のステータスではなく、一次的なものだし、外部の影響を受けた結果だと思う。

話を戻す。
自分の長所をどんどん挙げていく。複数回に渡って褒められたことなどが書きやすいと思う。誰か身近な人に聞いてみるのもいい。

書き出せたら、それが自分のステータス(長所)ということになる。
ステータスに凸凹がある状態の「自分」というキャラクターを、まずは愛することから始める。

それが「個性」だし、いわゆる「手持ちのカードで勝負する」ということなんだと思う。

このステータスを他人と比べることは絶対にやめるべき。魔法使いにも、剣士にも、それぞれの良さがある。
この基本ステータスから、加点方式・レベル上げ形式で考えていく。


2.長所を活かせる場所に身を置く

自信がない人は、「こんな自分をなんとかしないといけない」と考えて、あえて苦手なことに挑戦する傾向があるような気がしている。

まずこれを絶対にやめるべき。
個性にあった場所、長所で人生を生きるようにする。

詠唱系のキャラクターなのに、ずっと近接戦闘ばかりしていたら勝てないから、そのキャラを好きになることは難しい。


3.長所を活かした「行動」を繰り返し、評価する(スキル上げ)

長所で生きれば、必然良い結果も起こりやすくなる。

「今のは本当にグッジョブ!おれ!」
「次からはこうしてみよう」

こんな感じで、長所を活かした「行動」にフォーカスして評価していく。

そしてもし行動に改善の余地があったとしても、「自分本体」の価値は決して揺らがない。


4.短所には目もくれない

これはもう意識していくしかない。
短所はなるべく見ない。

それでももし、仮に何かマイナスな出来事が発生した時は、このnoteの最初に書いた「自分の親友」を心の中に連れて来よう。
そして、その人にこう語りかけてもらおう。

「できない事のある貴方も大好きだよ。」


上記1〜4を意識して生活をすると、

「絶対に加点が繰り返される脳内システム」

が徐々に出来上がってくる。
今まで減点方式で生きてきた貴方が、加点方式で生きられるよう、そして自分の事が好きだと胸を張って言えますように。

次回noteに続く


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