Lucia(ルチア)

双極性障害Ⅱ型 ラピッドサイクラー 発達障害グレーゾーン 受動型ASD

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双極性障害Ⅱ型 ラピッドサイクラー 発達障害グレーゾーン 受動型ASD

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僕が双極性障害になったきっかけ

双極性障害は、病気というより障害に近いと言われている。近年では遺伝の影響も証明され始めた。 多大なるストレスがかかった時には、誰でも精神障害になる可能性があるが、僕たち精神障害者は、他の人達よりもたまたまそうなりやすい遺伝子をもっていた。ただそれだけなのかもしれない。 また、双極性障害は、色々なことが複雑に絡まって発症することが多く、「これ」という原因を明確にすることは難しいとも言われているらしい。 僕の場合もそうだ。 きっかけは何だったの?と聞かれると、本当に困ってし

    • 苦しいと感じた時の処方箋

      前回のnoteはこちら はじめに 「どうせ自分の人生はよくなんてならない。」 そうやって自暴自棄になってしまうことが僕にもある。 けれど諦めてしまう前に、一度話を聞いてほしい。 僕が実際にやってみて、すごく効果があると思った実践を紹介したい。 苦しくてしょうがない時、僕たちの頭の中には「認知の歪み」が発生していることが多い。 ぐちゃぐちゃに絡まったこの「認知の歪み」をほどいてあげる事は、一時的な苦しさからの解放だけでなく、長い目で見た精神障害の治療にもきっと役立つ。

      • 何にも関心が持てなくなってしまう時

        前回のnoteはこちら うつ状態の症状の1つとして、「関心の喪失」がある。 双極性障害でも、鬱期にはこの関心の喪失がみられる。 何にも興味がわかず、好きなこともやりたいと思えず、全行動に対して脳内で否定のデバフがかかるようなあの感覚。 何度味わっても本当に嫌な気分がする。 関心の喪失度合いは、その日の体調によって変わってくる。 そこで、「趣味の難易度表」の作成をおすすめする。 僕にとっての難易度別の趣味はこんな感じ。 予めこの難易度表を準備しておくと、いいことが2

        • 自分を好きになる方法

          前回noteはこちら RPGゲームを参考にしながら、自分を好きになる方法について考えてみる。 準備小学生の頃、自分の事が大好きだった。 でも今は違う。こんなはずじゃなかったと思いながら、毎日を過ごしている。 程度の差こそあれ、物心ついた瞬間から自分のことを嫌いな人間なんていないはず。 誰かから否定されたり、失敗したりした経験から、どんどん自信を失っていく。 その一方、人生の中では、「この人なら信頼することができる」という人にも出会う。 どんな事があっても、否定せず、

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        僕が双極性障害になったきっかけ

          回復期に入った直後、僕を楽にしてくれた3つの考え②

          前回のおさらい 回復期に入った直後、以下の3つを意識したことで、すごく楽になった。 1については前回のnote参照。 【2.体調変化のリズムを掴むこと】 僕の場合、家族の助けが大きかった。サポートしてくれる家族の話を書くので、不快に感じてしまいそうな人は、今回のnoteは読み飛ばしてほしい。 もしも周りに頼れる家族がいるのならば、思い切って頼ってみてほしい。きっとその人も貴方の力になりたいと思ってくれているはず。 その日の体調を自分で記録することに加え、妻からどう

          回復期に入った直後、僕を楽にしてくれた3つの考え②

          回復期に入った直後、僕を楽にしてくれた3つの考え①

          前回noteはこちら 回復期に入った直後、以下の3つを意識したことで、すごく楽になった。 以下に、詳細を記載する。 【1.理想状態(寛解)ではなく、目の前の行動にフォーカスする】 ❌おすすめしない考え方 これらの考え方を、マラソンに例えてみる。スタートした直後に、ゴールテープを切れないことに焦っているのと同じようなものだと思う。 ⭕した方が良い考え方 リストアップのコツは 「やらないよりはやった方がいいこと」  を集める感覚。その行動の直後に変化があるかどう

          回復期に入った直後、僕を楽にしてくれた3つの考え①

          初めに伝えたいこと

          辛くて辛くて、何もできない貴方に。 どうか。どうか無理をなさらないで。 やるべきことなんてなにもない。 「こうでなきゃいけない」なんて、全部まやかしです。 このnoteは基本的に回復期に入った方を対象に書いています。 他の人の書くアドバイスも、どうか鵜呑みにしないで。 今の貴方に必要なのは、何よりも休息です。 ベットで横になることは、甘えなんかでは絶対にありません。 時間が解決してくれることも、世の中にはあると思います。 休んで、休んで、ひたすら休んで。 そしても

          初めに伝えたいこと

          双極性障害と向き合っていく

          僕は医者でも心理士でもないが、1人の当事者として、多くの時間を双極性障害とともにしてきた。 たくさん悩んで、色々調べて、ようやくここまで来た。 まだまだ元の生活には戻れていないが、ベットからは抜け出せるようになった。 双極性障害との付き合い方には、思うところがたくさんある。それをnoteに綴っていこうと思う。 自分の記録のため。 そして、苦しくて苦しくて、藁にもすがる思いでインターネットの荒海をさまよい、この記事を読んでいるのかもしれない誰かのために。 将来の自分と、もし

          双極性障害と向き合っていく