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【求人募集】ローカル × 人材輩出の会社へ。WHEREの第二創業を創るメンバー募集

日本全国の地域と伴走しながら「地域づくり」を行なってきた、文化創造カンパニーの株式会社WHERE。

8期目に突入し「地域づくりから、人づくり」への大転換期を迎えるWHERE代表の平林に聞く、WHEREの新規事業と求める人物像とは?

WHEREが変わらず掲げるビジョンから、新しい事業の将来性、共に働きたいメンバーの人物像についてお伝えします。

本記事は連載企画です。バックナンバーは以下よりご覧いただけます!

誰もが心の豊かさを持てる世界を。「ローカル」の舞台は「人の心の豊かさ」が直結する場所

創業8年目に入り、第二創業期を迎えるWHERE。改めて「目指しているところ」そして、「ローカルとの繋がり」から整理していく。

平林 和樹(Kazuki Hirabayashi)株式会社WHERE 代表取締役、内閣府地域活性化伝道師、ふじよしだ定住促進センター理事 / ヤフー株式会社、カナダ留学、株式会社CRAZYを経て、株式会社WHERE創業。地域コミュニティメディアLOCAL LETTERは約2万人の会員規模まで成長。人口900人の村で古民家をリノベした体験型民泊施設まつや邸は開始9ヶ月で宿泊客180名を突破。地域経済活性化カンファレンスSHARE by WHEREを立ち上げ業界・地域を超えた産学官民の起業家70名以上が登壇。

「目指しているビジョン『誰もが心の豊かさを持てる世界を創造する』は創業時からずっと一貫して大事にしていることです。そしてビジョン実現のために僕らは『人はどうしたら豊かに生きられるのか?』という問いを持っています」(平林)

平林のファーストキャリアはヤフー株式会社の広告エンジニア。iPhoneやスマホ広告が日本で広がったインターネット拡大期に入社し、社内評価や特許を獲得。給与も右肩上がりに伸びる中、平林自身は「どんなにお金を稼いでも満たされない」感覚に陥り始める。

「『お金を稼ぐ=豊か』という方程式に疑問が生じ始めた頃に、東日本大震災が起こりました。身内は長野で暮らしていて、ご近所さんは見知らぬ人ばかり。誰も頼れない中で豊かさを再定義したいと、会社を辞めてカナダのワーキングホリデーへ旅立ったんです」(平林)

突如会社を辞めたことに周囲は動揺したが、平林本人の行動力は今も昔も変わらないまま。当時全く英語が喋れないにも関わらず、海外へ渡った。

「入国審査を通過するのに3時間かかりました。日本では一定の評価を受けていると思っていた自分が、会話することすらままならない状況に愕然としましたね。でも全く英語が話せない僕に英語を教えてくれる人や、毎日のように夕飯に誘ってくれる人たちがいたんです。豊かだなと思いました」(平林)

日本で生活していた頃とは異なる “精神的な豊かさ” を体感した平林は、ここから “心の豊かさ” と向き合うようになっていく。

「起業して8年、時代も大きな転換期を迎えている中でこれからは、個々人が自分の仕事に誇りを持てたり、貢献が実感できたりすることが重要になると思っています。

特にローカルというフィールドは、個々人が今まで培ってきた経験やノウハウを活かすことで『自分の仕事が何に直結しているのか?』が非常に見えやすい。社会貢献に繋がっていることも実感できるので、心の豊かさに繋がると思うんです」(平林)

首都圏の大企業で仕事をしていると、役割以外のことはなかなかしづらく、ふと気づくと自分の仕事の目的を見失いがちなこともある。

一方でローカルでの仕事は、その場所にいる人たちの目に留まりやすく、評価もわかりやすい。時には自身の役割を超えて仕事をすることもある。「“自分の活かし方” を見極めやすいのが、ローカルというフィールド」と、キラキラ目を輝かせながら平林は話す。

「Well-beingの文脈でも『前向きさが重要』だとされていて、前向きさを実感するには『社会的な繋がり』や『社会貢献できている実感』が必要なんです。その点においても、ローカルは課題がたくさんあるからこそ、個々人の動きが求められやすく、活躍の場に事欠かない」(平林)

地域づくりから、人づくりへ。地域プロデュース事業をしてきたノウハウを人材育成へ転換

「今僕らが、事業展開をしていく上で掲げているのは『地域づくりから、人づくりへ』という軸。有難いことに僕らは創業してからの7年間で、地域プロデュースへの評価をいただけるようになりました。この7年間、僕らはずっと『もっと人が活躍するフィールドを用意できないか?』という問いに挑んでいたんです」(平林)

人脈も実績もゼロから始まったWHEREは、地道に地域に足を運ぶことで、地域コミュニティメディア『LOCAL LETTER』や地域経済サミット『SHARE by WHERE』をはじめとした自社サービスの確立や、各地域の課題に応じた地域プロデュース事業を展開してきた。

7年間の活動を通じて多くの企業・自治体と事業をする中で、今度は次の課題にぶち当たることに。それが「人材」へのボトルネックだった。

「暮らしている本人たちも気づいていないような根底の課題を顕在化させ、その課題に対する事業提案をすると、自治体の方も、企業の方も皆さん喜んでくれます。その一方で地域ごとに絶妙に課題が違ったり、事業の組み立て方が違うので、横展開させるのが難しく、地域ごとの課題に応じた的確な事業提案をするのに、僕自身5年かかりました」(平林)

課題を解決したいと奮闘する自治体や企業がたくさんある一方で、本質的な課題に辿り着き、事業提案できる人材は少ない

自身の経験から、事業提案できる人材を1人育てるのに5年かかることも痛感していた平林は、このままの延長線上では価値提供できる範囲が非常に狭くなることを理解していく。

「僕ら自身も、案件の相談があっても全てを引き受けられないという状況が数年続く中で、別の手法を模索している状態でした。そんな中、ローカルで社会課題を解決したいという想いはあるけどノウハウがなかったり、一歩目をどうやって踏み出すかイメージがつかなかったりで、立ち止まっている人材が首都圏にはたくさんいることに気づいたんです」(平林)

役割分担が明確に決まっている首都圏での働き方と、境界線が曖昧なローカルでの働き方には大きなギャップがあるものの、その間を埋められる存在がいれば、現実は大きく動き出すと平林は可能性を見出し始める。

「WHEREがこれまで繋がってきたローカルの起業家や自治体と一緒に、体系的に学びながら実践できる環境があれば、より多くの人たちが社会課題に挑戦できると思いました。その方が、課題を解決したい自治体・企業にとっても、社会貢献したい個人にとってもWin-Winがつくれる」(平林)

WHEREのこれまでの経験・実績・人脈を活用して、ローカルで活躍できる人を増やすことで、自治体や企業の課題も解決されていき、活躍する個人の心の豊かさにも繋がる。

そんなWHEREの考える「人づくり」は、これまでの試行錯誤を通して既に成功する見通しがあるという。

事業を成功させるヒントは、常にWHEREがやってきたことの中にあると思っています。例えばマギー(元WHERE社員、杉山泰彦さんの愛称)も、立ち上げ期から3年間一緒に仕事をしたあと、長野県根羽村で独立をしました。マギー自身がやりたいことを実現させる力を身につけた上で根羽村に入ったことで、根羽村の人たちからも喜ばれる形が出来上がった」(平林)

そのほかにも、WHEREが運営する有料オンラインコミュニティ『LOCAL LETTER MEMBERSHIP』では、オープンわずか1年で所属メンバー100人のうち10人ほどが転職・独立・新たな挑戦を始めるという具体的な変化が起こっている。

半年前に開講した『ローカルライター養成講座』でも、卒業生に実際に仕事が舞い込んでいる状況だ。

「関わってくれた人たちの変化を目の当たりにした時に、僕らはもっと人が挑戦できる機会をつくるべきなのではないか?と思うようになりました」(平林)

「社員を採用しても、3〜5年かけてやっと1人がWHEREのノウハウを受け継げる程度。ですが、体系的に学び・実践できる機会を起業家や自治体、企業と手を組んで提供できたら、5年後にローカルで活躍できる人材は何百人にもなります。

これくらいインパクトがあると確信しているので、今後は『学びのプラットフォーム』として継続した学び・実践ができる環境をつくっていきます」(平林)

これまでは、人が活躍できる「フィールド」を整えてきたWHEREだが、ここからはフィールドで活躍できる「人材」を育てていく。そのためにも「学び続ける文化づくり」を生み出す試行錯誤へと突入していくのだ。

WHEREが求める人材の共通項は「コミット力」と「共感」、そして「向上心・挑戦心・好奇心」

WHEREでは現在「人づくり」の柱になる「学びのプラットフォーム」を一緒に作れる仲間を探している。

「大事なのは、5年後にどんな状態になっているか?だと思っています。今の僕らだけでできることには限界があるけれど『人づくりのプラットフォーム』を提供して、WHEREが人材輩出会社として機能できれば、5年後の地域や社会に対するインパクトは相当なものになる。だからこそここからのWHEREは第二創業期。これから仲間になる人は創業メンバーです。

もちろんスキルや経験は職種ごとに求めますが、まず第一に大事なことは『学びのプラットフォーム』の実現にコミットできて、共感する人にきて欲しいです」(平林)

ローカルには少しずつ違う課題があり、アプローチは様々。今までの経験通りに事が運ばないことも多いだろう。けれどそんな課題にも真摯に向き合い、経験を元に社会貢献できる人材を増やすことで、地域の可能性はより一層広がっていく。

「学びのプラットフォームづくり」という仕事そのものに、自身で地域プロデュースする楽しさとはまた違った将来性を感じる人も少なくないのではないだろうか?

今回の採用ではフィット感をすごく大事にしています。WHEREが今目指しているのは、自分自身の半径10mを豊かにすることではありません。『半径10mを豊かにできる人をどんどん輩出していく』ことに共感して、向上心・挑戦心・好奇心がある人が、今のWHEREのフェーズに合っていると思います。そういった人にぜひ来てほしいですね」(平林)

「地域づくりから、人づくり」。そんな世界の実現は、WHEREの経験と実績に裏付けされた新事業の成功にかかっている。求める人物像にしっくりきたアナタには、ぜひWHEREの門を叩いてほしい。

現在、WHEREでは事業拡大にあたり、新しい仲間を募集中です。ご興味のある方は、ぜひ以下より詳細をご確認ください。
https://whereinc.notion.site/WHERE-INC-e9a5623f19744c4f8c07a0254a1e99d8

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